記事を移転しました。
80年代の国内ロックバンド、結構盛り上がっていましたね。
こんな方におすすめ
- キャッチーなメロディがのるロックンロールバンドがお好きな方
- NEW YORK DOLLSやHANOI ROCKSが好きな方
- レジェンド森重樹一の初期作品を聴きたい方
- 80年代後期の国内BAD BOYS ROCKに興味がある方
- ドラマ「同・級・生」、映画「遥かなる甲子園」を観て主題歌が気になった方
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目次
- こんな方におすすめ
- ZIGGY「ZIGGY~IN WITH THE TIMES~」について
- TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
- アルバム収録曲※
- 試聴コーナー
- 収録曲へのコメント(*印はボーナス・トラック)
- ZIGGYの音楽性とバンドについて
- TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出
- あとがき
ZIGGY「ZIGGY~IN WITH THE TIMES~」について
ケバイ恰好でキャッチーなロックンロールを奏でるバンド:ZIGGYのメジャー1stアルバムである。
インディーズ時代に発売されたアルバム「それゆけ!R&R BAND」で注目を集めたバンドのメジャーでの快進撃が始まったアルバム。
スピード感のあるロックンロールは
彼らZIGGYのメンバーが憧れたバンド達のサウンドを素直な気持ち(!?)で吸収し、自分たちのメロディをのせて演奏しているようで、すがすがしい気分になります。
どのパターンの楽曲も、心に響く衝撃をもたらしてくれます!!
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★★
泣ける楽曲収録評価 :★★★☆☆
イージーリスニング評価 :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★★
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
アルバム収録曲※
※私の所有している国内発売CD収録曲
- EASTSIDE WESTSIDE
- MAKE IT LOUD
- I'M GETTIN' BLUE
- BIRD ON STRINGS
- LAZY BEAT
- 上海GIRL
- HOW
- CRISIS
- I WANT YOUR LOVE
- BOOGIE WOOGIE TRAIN
- 6月はRAINY BLUES
発売元:株式会社 徳間ジャパン
販売元:株式会社 徳間コミュニケーションズ
試聴コーナー
収録曲へのコメント(*印はボーナス・トラック)
1.EASTSIDE WESTSIDE
EASTSIDE! WESTSIDE!と威勢のイイ掛け声から始まるアップテンポのロックナンバー! もちろん曲途中でのEASTSIDE! WESTSIDE!は聴いているこちらも一緒に叫んでOKだね!
2.MAKE IT LOUD
管楽器も加わった演出で、すこしゆったりしたテンポのナンバー。聴きごたえあり。
3.I'M GETTIN' BLUE
イントロからカッコイイ! そしてメロディがイイ! 曲途中のベースソロもカッコイイ! 左右からから聴こえる違うフレーズのギターもカッコイイ! さらに歌詞もイイ!(さすが少女漫画好き(当時)な森重氏!って思った。)
ジャパニーズロックバンドの名曲!
※個人的にはZIGGY最大のヒット曲「GLORIA」よりもこっちが好き!
4.BIRD ON STRINGS
アコギで始まるスローなロックバラッド。
女性コーラスも入りゴージャスな雰囲気も少しあるが、シンプルで綺麗な展開を見せる楽曲。ラストも綺麗なアコギの音色で終わる。
5.LAZY BEAT
一転して疾走感あるハードな楽曲! サビはキャッチーなメロディになる展開!でも疾走感は止まらない!
6.上海GIRL
Aメロでの歌詞は何って言っているのか?聴くの難しいくらいカッコイイ。聴きごたえ充分の展開の楽曲。
7.HOW
綺麗なサビのメロディでゆったり始まり、ノリノリの展開につながる名曲。歌詞もロックバンド的でカッコいい。
手拍子も途中入りながらギターソロもカッコいい。サビのコーラスもカッコイイ。初期の名曲のひとつ。
8.CRISIS
前曲から続け様に始まる感じがたまらない!
NEW YORK DOLLSを感じる、カッコイイ ロックンロール。
唄い方も意識しながら、発せられる その手のロックバンドっぽくて好き!
9.I WANT YOUR LOVE
アップテンポの楽曲。曲途中にはキャッチーなメロディが差し込まれ、単純にカッコイイ、ロックナンバーから記憶に残る楽曲へと変えられた。
10.BOOGIE WOOGIE TRAIN
こちらも単純にロックンロールナンバーにあらず、曲途中での哀愁あるメロディの組み合わせで心に残る仕上がりになっている。
11.6月はRAINY BLUES
アルバムラストを飾るのはロックバラッド。
綺麗な旋律で聴かせてくれます。歌詞も聴きごたえあり!
ロックバンドのアルバムにおいて
カッコイイロックナンバーが収録されているのは当然として、前半1曲、ラストに1曲、バラード系の綺麗な楽曲があるアルバムは名盤!!である。(個人的な思いです)
しかも1stアルバムや最初に聴いたアルバムでこの構成をやられると・・・・・。すぐにファンになってしまう・・・。
ZIGGYの音楽性とバンドについて
ロックンロール、ハードロックをベースにしながら、歌謡曲要素もあるキャッチーなメロディがのるスタイルも多い。
デビュー前の1986年、
元 GD FLICKERS※ の戸城が加入、ドラムが結婚のため脱退したため、戸城の後輩であった大山の加入。最後にこれまたGD FLICKERS※にいた松尾が加入しデビュー時のラインナップとなる。(※GD FLICKERS(初期はグラスデッドフリッカーズの名称)も初期はHANOIっぽいシンプルなロックンロールバンド)
インディーズ時代に発売されたアルバムタイトルが「それゆけ!R&R BAND」という洋楽の日本語タイトルのようで「ニヤ」っとさせるセンスも楽しい。
最初にインディーズでのミニLPを聴いたときは初っ端、AEROSMITHの「TOYS IN THE ATTIC」かと思うイントロからスタートしてびっくりしながらもメロディもカッコよかったことを憶えている。
初期の楽曲は「あー、このイントロ、このフレーズ」って・・・あのバンド!?に似ている!? というくらい洋楽ロックファンは「ニヤニヤ」しながら楽しめたのでは?
1987年 このアルバムでメジャーデビューするZIGGY(ジギー)
アルバム「ZIGGY~IN WITH THE TIMES~」発売当時のZIGGYメンバー
Vo:JUICHI MORISHIGE(森重樹一)
G:SOWNIN MATSUO(松尾宗仁)
Ba:NORIO TOSHIRO(戸城憲夫)
Ds:MASANORI OHYAMA (大山正篤)
当時1987年というと、ZIGGYの他にデビューしたバンドにはTHE BLUE HEARTS、BUCK-TICK、PERSONZ などがいる。
どことなく、初期の頃はNEW YORK DOLLSやHANOI ROCKSにAEROSMITHを少々混ぜたような印象が強かった。これはルックス的な要素も含めて、そう感じていました。
私の好きなキャッチーなメロディ。
ROCKを感じるサウンド。
長髪スタイルの見た目。
ときたら、好きにならずにはいられないタイプのバンド。
翌年1988年発売の2ndアルバム「HOT LIPS」のジャケットはNEW YORK DOLLSかと思うくらいカッコいいジャケットでしたね。
その後、1989年には3rdアルバム「NICE & EASY」発売
同年、テレビドラマ「同・級・生」の主題歌に前年シングル発売及び2ndアルバム収録の「GLORIA」が起用され、シングルとして再発売された。(これでZIGGYを知った方も多いのでは?)
1990年には活動休止の休暇届けが発表され、1年間の休業に入る。
休業時期の1991年にはアニメ映画「ZIGGY THE MOVIE それゆけ! R&R BAND」が公開される。劇中歌は未発表曲が使用されているが、「SOUND TRAX」としてミニアルバムとして発売された。
このデビュー時のメンバー構成は1992年までとなる。
休暇明け、5thアルバム発売、ツアーを経て、ギター松尾とドラム大山が脱退する。
音楽的嗜好や音楽的姿勢の違いが解決できず、音楽に対して誠実に向き合うため、それぞれがそれぞれの場で活動することなった。
その後、幾たびも脱退、加入、再加入、サポート参加、平行してバンド掛け持ち/ソロ活動・・を繰り返すこととなる。
その中で、ベース戸城脱退時には、レコード会社との契約問題も発生し、一時的にZIGGYの名を利用できなるなる時期もあった。(「SNAKE HIP SHAKES」というバンド名で活動する期間もあった)
また、森重樹一の1名でZIGGY名義の活動(他楽器隊はサポートメンバー)を行っていた時期もある。この時にテレビ出演も増えサポートメンバーとともに「GLORIA」を歌う森重1名のZIGGYは懐かしいと感じながらも、違和感もあったのも事実。
デビュー当時のメンバーもそれぞれ音楽活動を今なお、続けている。
メジャーデビューしたバンド、インディーズとして活動しているバンドなどさまざまであるが、いくつものバンドやユニットの活動で私たちを楽しませてくれている。
森重樹一にいたっては「レジェンド」としてバラエティ番組へのテレビ出演などで見かけることも多く、あれから30年以上経っているとは思えないほどのルックスであった。
今なお、ZIGGYは煌びやかなロックバンドとして精力的な活動を続けている。
TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出
ビデオ映像で振り返る ZIGGY「I'M GETTIN' BLUE」
そんな高校時代はというと
夏休み直前から文化祭と体育祭の準備、そして9月の本番で一旦、燃え尽きる。
それ以外はロックと喫茶店と他愛もない会話・・・そして部活や夜遊び。
の繰り返しだったような・・・・。
あの頃のみんな、今どうしてるんだろうな? と想うこともありますね。
仕事をし始めてから、転勤などもあり、30年会ってないからね~。
30年といえば、
1986年~1988年の高校生時代に聴いた音楽は、今となっては30年以上も前だ。
当時から30年前というと1950年代後半の音楽にあたる。そう考えると現代の若者はこの1980年代後半の楽曲を聴くとどう思うんだろうか? 録音技術なども進歩していることもあり、音質的には古く感じるのだろうか?
まぁ、そうも思いながらも、この頃聴いた音楽は私にとっては色褪せぬメロディ・サウンドであることは間違いない。リマスター盤の再発CDなども販売されていたり、廃盤となっていたりと時代を感じることもあるが、名盤は名盤、名曲は名曲である。
あとがき
まだまだ、私が知らないだけの名曲も沢山あるのだろうと思うと、時間がいくらあっても足りないかもしれませんね。
昔、よく聴いた楽曲は今でもよく聴いているし、新しい楽曲も聴きたいし・・・
昔、よく聴いた楽曲も整理しておきたいし・・・と欲張りな感じですが、コツコツと楽しんで行きたいと思います。
そういえば、2019年現在の森重樹一が唄う、現ZIGGY(ライブメンバー)で再収録された「IN WITH THE TIMES」も発売されてますね! 現在のZIGGYもカッコイイです!
聴き比べても楽しいですよ!
これからも自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものを紹介していきます。少しでも楽しめたり、他にも興味が沸いたり、今後も(たまには)立ち寄ってもいいと思われたら、「読者になる」ボタンを押していただけると幸いです。これからの励みにもなりますので、応援よろしくお願い申し上げます!
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*1:
1980年代後半は日本国内バンドも沢山聴いた時代ですね。
もともと国内バンドで、ジャニーズ・ヘヴィメタル系(ジャパ・メタ)を聴いていました。
そのころから、雑誌「ロッキンf」にはお世話になっていましたから、長髪系のロックンロールバンドも、1986年デビューのレッド・ウォーリアーズ/キラーメイから始まって、ZIGGYやSHADY DOLLS、GD FLICKERS、などのロックンロールバンドを数多く聴くようになりました。
また、系統は異なるのですが、THE BLUE HEARTS、BUCK‐TICK、PERSONZ、THE STREET BEATS、JUN SKY WALKER(S)なども結構聴きましたね。
BOØWYやPRINCESS PRINCESSなどはデビューして数年たってからでしたが聴きましたね。
高校の友人の中に似たような音楽的嗜好の人がいました。
HANOI ROCKS関連の貸し借りもしてましたし。結構、ミニアルバムの頃から話題に出てました。
また、放課後、ラジカセでZIGGYを流していると、女の子の中には、今回紹介したアルバムに収録されている「I'M GETTIN' BLUE」を「この曲好き! こういった感じの曲好き!」と言っていたのを憶えています。そんなにロック大好きな人ではなかったのですがね。やはり名曲です。自分の曲でもないのに「この曲イイだろ~!」とか言っていたかと・・・。