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「コレ 懐かしい!!」や「コレ いいじゃん!!」を綴るブログ。(音楽/映画/モノ/遊び/場所etc)

THE YELLOW MONKEY「JAGUAR HARD PAIN」(1994年)アルバム・レビュー【Collection#24】

1990年代前半の国内ロックバンド、渾身の3rdアルバム完成!・・・。
 
  

 2ndアルバムまで日本語タイトルがあたり前のごとくありましたが、今回からありませんでした! ちょっと残念!?。

 

目次

 

こんな方におすすめ

・独特なテーマと独特な言葉選びの歌詞を堪能したい方
・コンセプトアルバムを作るロックバンドに興味がある方
・チャートを意識したアプローチ前のイエモン初期作品を聴きたい方
・吉井和哉が坊主頭にしてまでも演じたかったJAGUARに興味がある方
・長髪系、国内ロックバンドの流行に敏感だった人

 

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THE YELLOW MONKEY  3rdアルバムについて

3rdアルバム時のTHE YELLOW MONKEYメンバー
Vo:KAZUYA "LOVIN" YOSHII(吉井”ロビン”和哉)
G:HIDEAKI "EMMA" KIKUCHI(菊地”エマ”英昭) 
B:YOUICHI "HEESEY" HIROSE(広瀬”ヒーセ”洋一)
Ds:EIJI "ANNIE" KIKUCHI(菊地”アニー”英二)


ゲストミュージシャンとして
Morgan Fisher(モーガン・フィッシャー)がPianoを弾いている。
※8曲目と12曲目
私も好きなMOTT THE HOOPLEのメンバーにもなった人物で、日本でも数多くのCM音楽を手掛けている。


1st、2ndアルバムと比べるとロック色が少し強くなっている3rdアルバム「JAGUAR HARD PAIN」はコンセプトアルバムとして発表されている。

2ndアルバム「EXPERIENCE MOVIE(未公開のエクスペリエンス・ムービー)」のジャケットに登場した MARY(マリー)の恋人 JAGUAR(ジャガー)が主人公の物語。

その JAGUAR(ジャガー)は魂だけが時を50年もタイムスリップした軍人で恋人MARY(マリー)を探すという設定なんだと。

以下、当時のアルバムライナーノーツより引用

ジャガーとは1914年、異国の戦地にて戦死した若者の名前です。彼はとても野生的な瞳をしていて、性格も凶暴で女にだらしが無く、我儘でとてもナルシストで楽天家で、それでいて泣き虫でおセンチで少しだけ純粋で・・・と、正に僕たちの考える”人間の本来の姿”の象徴でもあるのです。そしてこのジャガーとは、あなたのまわりに確実に存在する”肉体は死んでも魂だけは永遠にいきている”人達の象徴でもあるのです。このお話はジャガーが死ぬ瞬間に祖国に残してきた、恋人”マリー”の魂を見てしまったために肉体が滅んだ事にも気付かず、魂だけが時を超え50年後の現在へタイムスリップしてしまい、時代のズレを感じながら恋人マリーを捜すというストーリーで、永遠に死なない人間の魂がテーマです。このアルバムがあなたのアルバムと供に大切なものになると同時に、あなたの魂に永遠に刻まれることを祈って。 
THE YELLOW MONKEY 
※3rdアルバム「JAGUAR HARD PAIN」ライナーノーツより引用

 

ん~ 。1944年から1994年へのタイムスリップだから、ジャケットに記載されているアルバムタイトル「jaguar hard pain」の下に ”1944-1994” って記載があるのがわかった。

また、私にとって、 大切なアルバムに なったよ!!

まぁ、コンセプトアルバムの設定を理解してもしなくても、このアルバムはカッコイイんだけどね。

ただ、設定を理解すると、2ndアルバムに収録されている「シルクスカーフに帽子のマダム」の冒頭 ♪ジャガーはライフルであの世行き♪ が伏線だったこともわかる。なかなかの演出である。さらにこのアルバムの1曲目「SECOND CRY」ではラスト付近「シルクスカーフに帽子のマダム」のフレーズがのってきたり。。。と楽しい演出もある。

もちろん、独特な世界観は3rdアルバムでも健在です。日本語で歌う洋楽のようでロック+演劇的な感じと表現させてもらいますが、健在というかむしろ強化された感じです。サウンド面ではロックテイストとPOPテイストの振り分けをしっかり行っているように感じて、聴き応えはロックアルバムとしてもGood!! カッコいい!!

このアルバムくらいから、地下室とか屋根裏とかのイメージよりも路地裏とか外に出て来たイメージを感じます。このアルバムでコンサート動員数も増えてきますが・・・。
まずはJAGUAR(ジャガー)のMARY(マリー)を捜す1年である1994年。そして1995年に向けて・・・。

 

もう少し、初期の頃の THE YELLOW MONKEYを知りたい方は
以下の記事もあわせて読んでてほしい。 

www.tomo-zy.com


また、
2nd も気になった方は こちらもあわせて読んでみよう。
www.tomo-zy.com

 

 TOMOZY(トモジー)のアルバム「JAGUAR HARD PAIN」評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/ジンとくる楽曲収録評価     :★★★★★
イージーリスニング評価       :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★★

アーティストルックス        :★★★★★

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

 

試聴コーナー

1.SECOND CRY

切ないギターのイントロから始まる物語。ジャガーが異国の地にたどり着いたところから始まる。メロディアスな展開、そして鳥肌モノのサビ・・・。アルバムへの期待が膨らむオープニングは、2ndよりも凄まじい迫力を持っている。


2.FINE FINE FINE

ハードなロックナンバー。地を這うようなベースサウンドもカッコイイ。
でもメロディは聴きやすい。ギターソロもいつもよりもハードに!

3.A HEN な飴玉

妖しい雰囲気を出すナンバー。際どい歌詞も健在。

 

4.ROCK STAR

イントロから身体を持ってかれます!このイントロを聴くとライブを見たくなります。カッコイイ曲。サビのメロディも決まっています!
今では”死んだら新聞に載るロックスター”に本当になっちゃいましたね。

5.薔薇娼婦麗奈

何気にこういう曲は好きだったりします。間奏も十分聴き応えがあります!
 

6.街の灯

少し2ndアルバムの匂いを感じながら。。。フランス語も飛び出す!雰囲気たっぷりの楽曲。こういうのを演っても様になるのは、さすがです。
 

7.RED LIGHT

冒頭、悲し気な雰囲気の女性ボーカルが入る。そして静かになった後、ハードなギターが入るロックナンバー。歌詞はやはり攻めてます!


8.セルリアの丘

ハードな雰囲気から一転して静かにボーカルが入る。綺麗なメロディの楽曲。
メロディアスな世界を堪能できます・・・。

9.悲しきASIAN BOY

ライブでもお馴染みのロックナンバーで、3rdシングルでもあります。
どうしても ライブでおなじみの”暁に・・・”の冒頭が欲しくなってしまいます。でも、腕を胸から斜め上に動く大きな客席の波や紙吹雪やイエモンの電光が・・・脳内で映像が・・・。イエモン知ってて、ライブ行った人とカラオケすると盛り上がる楽曲。。
 

10.赤裸々GO!GO!GO!

ノリの良い煽り曲!ギターソロもノリノリです。ギターソロ後、すこしゆったりとリズムを落としますが、その後はまた煽ります!

 

11.遥かな世界

ミドルテンポのイエモンらしいメロディの楽曲。
もう痛くない・・・と モウイタクナイ=もう居たくない なのでしょうか・・
結構奥が深く、ラストへの伏線的なものも感じます。
聴きこむ毎に、イイ曲だったね、と思うようになっていきます。不思議ですね。

 

12.MERRY X'MAS

なんとも切ない 激情型ラブソング!?。アルバムラストを飾るにふさわしい壮大な旅の終わり。切なくも、なぜか勇気づけられるような楽曲である。
当時はよくヘッドフォンで聴きましたね。。。
ラスト ♪ 君は一人じゃない ♪ は心に刺さります! そして・・・・しばし茫然。

 

 

 

 

TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出

THE YELLOW MONKEY というバンドをこれほどまで好きになるとは思ってもみなかった。この3rdアルバムを聴いて、そう思った。実のところ、既に虜になっていたのかもしれないが・・・・。

そして、インディーズ時代の「Bunched Birth」からこの3rdアルバム「JAGUAR HARD PAIN」までの4枚で 私のTHE YELLOW MONKEY の第一章が終焉を迎える。

それはその後の自身の生活とも関連するかの如く・・・。
私自身、1994年の夏に株式会社と付く会社に就職することになる。
それはある種の転機となり、考えていた以上に前向きな日々を送ることにもなった。
それまでやさぐれていたことが嘘のように・・・。

そして1995年を迎えつつ、、私の中でのTHE YELLOW MONKEY 第二章が始まるのであった。なぜか THE YELLOW MONKEYがその後ビックアーティストになっていくことが自分の事のようにうれしく思っていたことも事実である。
その後、活動休止になるまで・・・。

1994年のTHE YELLOW MONKEY の活動については1stアルバム「THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE (夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー)」のレビュー記事を読んでみてほしいが、1995年以降の個人的なTHE YELLOW MONKEYの第二章については4thアルバム「Smail」のアルバムレビュー以降で記載したと思います。

 

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あとがき

2ndアルバムを日中に聴いて、家庭菜園の手入れをしつつ、夜に3rdアルバムを頭から通して聴きました。アルバム全体を1曲目から聴きこと自体、このブログを初めてから久しぶりのことが多く、今回もそうでした。結構気に入った曲だけをピックアップして聴くことが多いし、私のiphoneに入っている楽曲もシャッフルして聴くことの方が多いので・・・。アルバムとして聴くことも結構いいもんですよ。
今後もコレクションの整理はブログで紹介するたびにアルバムとして聴いていけるので私自身も楽しみです。 

 

これからも自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものを紹介していきます。少しでも楽しめたり、他にも興味が沸いたり、今後も(たまには)立ち寄ってもいいと思われたら、「読者になる」ボタンを押していただけると幸いです。また、コメントから感想などもお待ちしています。これからの励みにもなりますので、応援よろしくお願い申し上げます!