1990年代インディーズとして発売された・・魅惑のバンドのミニアルバム
目次
- こんな方におすすめ
- THE YELLOW MONKEY インディーズ ミニアルバムについて
- TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
- アルバム収録曲へのコメント
- TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出
- あとがき
こんな方におすすめ
・グラムロックが好きな方
・妖しくも美しいロックバンドの初音源に興味がある方
・見世物小屋で繰り広げられる、イエモン初期作品を聴きたい方
・長髪系、国内ロックバンドの流行に敏感だった人
THE YELLOW MONKEY インディーズ ミニアルバムについて
アルバム時のTHE YELLOW MONKEYメンバー
Vo:KAZUYA YOSHII(吉井和哉)
G:HIDEAKI KIKUCHI(菊地英昭)
B:YOUICHI HIROSE(広瀬洋一)
Ds:EIJI KIKUCHI(菊地英二)
※アルバムで紹介されているメンバー名にはステージネームは記載されていませんでしたね・・・。ということでロビンとかエマとかヒーセとかアニーとかは記載していません。あしからず。
メジャーデビューのアルバムよりもグラムロック感が強い。
イケイケモードも全開な感じです。
そういえば、最初はボーカルは別なメンバーがいたけど・・・音楽的意見の違いで脱退する要因にもなった、今では名曲の「LOVERS ON BACKSTREET」は聴き応えありますね。曲の展開自体がエグイ。一筋縄ではいかない。普通にAメロ、Bメロ、サビとかの展開ではなく、ちょっと複雑に違うメロが登場したり・・・それでいて、何事もなかったかの如く最後まで聴き入ってしまうので、凄いとしか言いようがない。
この世界観は歌詞もしかり、メジャー発売のアルバムにも引き継がれている。
全体的な完成度はもしかするとメジャーから発売したアルバムと比べても引けを取らない。むしろこっちの方がカッコイイのでは? とも思ってしまう傑作。
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TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★★
泣ける/ジンとくる楽曲収録評価 :★☆☆☆☆
イージーリスニング評価 :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★★
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
試聴コーナー
アルバム収録曲へのコメント
1.BANCHED BIRTH
語りの入る楽曲。どちらかというとオープニングSEっぽい作品。
2.WELCOME TO MY DOGHOUSE
ハードで勢いのある楽曲。ベースラインもカッコいいい。
それでいて、少し怪しい雰囲気もある名曲。
3.FAIRY LAND(電気じかけのナルシス)
グラムロック全開!ってくらいのノリが良い楽曲。女性コーラスも煌びやかに左や右から乗っかってきます。更にメンバーの掛け声もカッコよく決まっています。
4.LOVERS ON BACKSTREET
展開は複雑だけど、聴いている方は全くそんなことを感じさせない。好きな曲です。
曲が進みにつれて、どこか哀しい部分が見え隠れするところも、ラストがPianoだけになるところも好き。ライブで吉井和哉が12弦のアコギをかき鳴らして唄うのも好き。
5.HANG ONTO YOURSELF
不思議な雰囲気を持つ楽曲。スローなナンバー。ギターソロで少し盛り上がり、また別のメロディが加わり・・もとに戻りつつも別のギターフレーズも加わり・・・。
ん~不思議な雰囲気の迷曲かもしれない。
6.SLEEPLESS IMAGINATION
イケイケロックンロールナンバー。煽るイントロ。日本語歌詞に乗っかる英単語の囁き含め、病みつきになる。そして女性コーラスが彩りを添え、キラキラと輝きながらもどこか毒々しい。さらに綺麗なメロディまで飛び出せば・・・もう完璧!
7.TEARS OF CHAMELEON(Mr.PAPER MOON)(カメレオンの涙)
一筋縄ではいかないいろいろな音楽からの影響を感じる楽曲。
THE YELLOW MONKEY メジャーデビュー後の3部作は以下から
2nd も気になった方は こちらもあわせて読んでみよう。
www.tomo-zy.com
渾身の3rd完成
www.tomo-zy.com
TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出
最初に聴いた時にはカッコいい、グラムロックバンドという印象。
で元〇〇のメンバーだらけとは聞いていたが・・・。
その元〇〇からは、あまり想像できない楽曲が多かったのは、曲も詞も元URGH POLICE の吉井和哉が作っていたからかと・・。URGH POLICE時代はベースだったし、吉井和哉作品もほとんどなかったしね。
その吉井和哉ですが、THE YELLOW MONKEYを作った後にメンバー加入やメンバー脱退時にベース→ギター→ボーカルと担当変更があったけど独特な世界感を出すにはボーカルで良かったんじゃないかな? 結果的に・・・。と思っていました。
個人的な話をすると
アルバム発売の前年夏に左膝の手術をおこなった。
その後、筋力がなかなか元に戻らず、可動域も狭く、リハビリ&筋トレをまだまだ行っていた時期にアルバムと出会いました。昔の様にはもう動けないのかな? と思うことも多かった時期ですね。まだやさぐれていない時期・・・。(やさぐれの件はイエモンメジャー1stのレビューにちょっと記載してます。)
家で筋トレ(リハビリ)をしながら聴いいたりもしましたね。。
結構カッコいいバンドがアルバムだしたね。。ってくらいの気持ちでしたね。それが・・・その後もアルバムが発売されるたびに購入し、90年代終わるまで国内ロックバンドの中で一番好きなバンドとなるとは、正直、この時は全く思ってもいない時期でした。。。
あとがき
このインディーズ発売のアルバムレビューをもって、個人的なイエモンの想い出 第一章は終焉。第二章の幕開けは4thアルバム「Smile」の時に・・・、
これからも自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものを紹介していきます。少しでも楽しめたり、他にも興味が沸いたり、今後も(たまには)立ち寄ってもいいと思われたら、「読者になる」ボタンを押していただけると幸いです。また、コメントから感想などもお待ちしています。これからの励みにもなりますので、応援よろしくお願い申し上げます!
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