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ADAM AND THE ANTS「KINGS OF THE WILD FRONTIER」(1980年)アルバム・レビュー【Collection#32】

 

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記事を移転しました。

 

 

海賊ファッションに身を包み・・・ジャングルビートに身を委ねて飛び跳ねろ! AᗡAM AND THE ANTS のメジャーデビュー!ここに登場!!

 

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もくじ

  

こんな方におすすめ

  • 80年代のポストパンク/ニューウェイブに興味がある方
  • ニューウェイブ系でもワイルドな感じがお好きな方
  • 中毒性のある音楽を聴いてみたい、勇気ある方
  • グラムロックもパンクも好きですが流行に乗るのが好きだった方
  • 演劇もアートもファッションも好きなロック/ポップス好きな方

 

AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)について

1970年代後半、パンクバンドとして活動していたが・・・当時マネージャーだったMalcolm McLaren(マルコム・マクラーレン)は、リーダーのAᗡAM ANT(アダム・アント)以外のメンバーを引き抜いて別のバンド(Bow Wow Wow)を結成するというショッキングな出来事が発生。

Malcolm McLaren(マルコム・マクラーレン)は悪名高きマネージャーとして有名!?
他にNEW YORK DOLLS、SEX PISTOLS・・・のマネージャーとして名は知られている。
仕掛人としての才能はあったんだろうな・・・と思うけど・・・。お金の亡者みたいに思ってましたね。当時の私は・・・。まぁ、Malcolm McLaren(マルコム・マクラーレン)の真実などは良く知らないので‥この辺でやめておこう・・・。

AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)の話に戻そう。

Malcolm McLaren(マルコム・マクラーレン)に裏切られた、AᗡAM ANT(アダム・アント)が新しいメンバーを集めて活動を再開し、1979年にアルバム「Dirk Wears White Sox」を発表!(これってインディーズ!?だったはず。)

そして、翌年1980年に今回紹介する2ndアルバム(メジャーでは1st)「KINGS OF THE WILD FRONTIER」(日本語版タイトル:アダムの王国)を発表する。

海賊ファッションに部族の戦闘メイクのような眼の下、鼻に太めの白ライン!
見た目も派手になってました!

そして、サウンド的には二人のドラムによる、ジャングルビートとかアフリカンビートとか呼ばれていたリズム(ブルンディ太鼓でのアフリカの伝統的なリズム)を取り入れつつ、綺麗なサウンドへ!

とは言っても、おどろおどろしい面もあり、スリリングなアルバムです!
ビジュアル含めてブレイクします。

そして1981年に3rdアルバム(メジャーでは2nd)「Prince Charming 」を発表する。
人気絶頂ではあったが、1982年に解散!

しかし、AᗡAM ANT名義でソロデビューしちゃうんです。
相棒はギターのMarco Pirroni(マルコ・ピローニ)とともに。

その後もヒットを飛ばします。。。が・・音楽活動を一旦やめて、俳優になったり・・・。逮捕されたり・・・。突然、アルバム発表しちゃってたり・・・。

いろいろありますが、日本でも再評価されて、いいんじゃないかな? と思うバンドというかソロアーティストというか・・・。 かっこイイですよ! 


アルバム「KINGS OF THE WILD FRONTIER」発売当時のメンバー

Vo:ADAM ANT(アダム・アント)
G:Marco Pirroni(マルコ・ピローニ)
Ba:Kevin Mooney(ケビン・ムーニー)
Ds:Terry Lee Miall(テリー・リー・ミール)
Ds:Chris Hughes(クリス・ヒューズ)

 

AᗡAM AND THE ANTSの音楽性

ツインドラムによる、ジャングルビートが特徴的で、結構ポップなメロディがのる。
もちろん見た目同様に危ない感じでワイルドな楽曲もあります。

サウンドとビジュアルがある意味マッチした全体的なイメージはグラム・ロック、グリッター・ロック好きにも通用すると思います。

デビュー時期としては、ニューロマンティックブーム(カルチャークラブとかスパンダー・バレエとかデュラン・デュランetc)の直前だったので、AᗡAM AND THE ANTSも同じ部類で紹介されることもあるが、サウンド的にはグラム・ロック、グリッターロック、ロックンロール、パンク寄りな側面も少しはあって、ワイルドな面も見られる。

また、ラップを取り入れたりするなどの挑戦的なアプローチも見られた。

 

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★☆

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :★☆☆☆☆
イージーリスニング評価       :★★☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★☆☆

アーティストルックス        :★★★★★

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

以下の視聴用のリンクですが、Deluxe Editionとなっており、ボーナストラックが沢山追加されていることと、私が所有するCDは輸入盤でUS Editionのためだろうが、曲順も異なっています。。。

視聴コーナー

収録曲へのコメント※曲順は所有するCD(輸入盤 US Edition)の曲順です・

1.DOG EAT DOG

 シングルチャート4位(英)となり、この曲からAᗡAM AND THE ANTS の人気は上昇することになった曲。ドラム隊のドンドコドンドコが病みつきになる曲が多いが、これもその一つ。キャッチーなメロディがのって来るが、少し演劇チックです。

2."ANTMUSIC"

シングルチャート2位(英)。この曲で日本進出!日本でのデビューシングルでした。ミュージックビデオはDISCOが舞台となり、AᗡAM AND THE ANTSが突然現れて、演奏しだすが、他のお客はあっけにとら、ただ茫然と見ているだけ・・・・。最後の方になると、バンドと一緒に踊りだす・・・といった内容。
どちらかというとジャングルビートチックなのは少なく、スネアとかのリムを叩くような音とスティック同士を叩く音(ミュージックビデオではステッキを床に叩きつける)がこの曲の見せどころか。

3.LOS RANCHEROS

綺麗な感じの楽曲ですが、アダムの唄い方が特徴的な楽曲。
バックコーラスも頑張り、アダム以外のボーカルも曲のイメージに一役買っています。

4.FEED ME TO THE LIONS

ほんのりと、パンク、ニューウェイブ的なサウンドで攻めてくる。
間奏で少し雰囲気が変化するも、ラストまで同じような繰り返し。
そこが、このバンドの魅力なのかもしれない。ちょっと中毒気味になるから・・・。
 

5.PRESS DARLINGS

威勢のイイ感じのツインドラムのリズムとギターサウンドが曲を引っ張ります。でもやはり中毒性をもった進行ですが、今回は少しひねりが加わりながらも元の中毒性のあるリズム、メロディに戻るという憎い演出。
 

6.ANTS INVASION

おどろおどろしいイントロから始まり、ベースとボーカルがのっかっても、おどろおどろしい点は継続していく。

 

7.KILLER IN THE HOME

少しだけ落ち着いたリズムで始まるが・・・ちょっと盛り上がるか!?ってところもありながらも。。。。静かに終わっていく。。。
期待を裏切った迷曲か!?


8.KINGS OF THE WILD FRONTIER

ボーカルから始まり、曲を引っ張りつつ、ツインドラムのジャングルビートで攻めてくる。もう、このジャングルビートのパターンがないと・・不安にある自分がいます。


9.THE MAGNIFICENT FIVE

なんとジャングルビートが・・・それっぽい聴こえ方は全くしない。
ちょっと不安になりながらも綺麗なサウンドに途中歪んだギターが入ってきたり、バックコーラスや掛け声も沢山入って、飽きさせない曲
 

10.DON'T BE SQUARE(BE THERE)

綺麗な感じで始まりながらも・・・やはり途中からは中毒性のあるサウンドで攻めてくる!!
 

11.JOLLY ROGER

演劇チックな楽曲でボーカル/バックコーラスともに威勢が良い。
なんか・・・学園祭の演劇(ミュージカル)を見ているような気分になる楽曲。
 

12.PHYSICAL(YOU'RE SO)

暗ーく、ゆったりとした楽曲です。。。ね。

13.THE HUMAN BEINGS

ゆっくり、フェードインしてくる、そしてドラムが加わり・・・。
そして、もうお馴染みになったリズムの繰り返しやフレーズの繰り返しもバッチリ決まった中毒性をもった曲。

 

 

アルバムやバンドのイメージは好き嫌いが分かれそうな感じでしょうか? 病みつきになりそうはサウンドがツボにハマれば・・・カッコいいアルバムに聴こえてきます。。。 

 

 

映像で観る AᗡAM AND THE ANTS

"ANTMUSIC" プロモーションビデオ

 

"DOG EAT DOG" ビデオ

 

TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出

中学生の頃ですが、既にAᗡAM  ANT(アダム・アント)としてソロ活動していた時期に発売された「Vive Le Rock」(ソロ名義で3枚目のアルバム)がアダム・アントを知るきっかけでした。

そこから、過去の作品を遡りつつ、その後に発売されるアルバムなどもなんだかんだと、集めることになる。

特に国内版は中古店も含め、なかなかお目にかかることが少なく、輸入盤で揃えていくことになったのを憶えています。唯一、1986年発売のベスト版「HITS」が国内版ですかね。

高校時代から30才くらいまでかな? 
大型輸入CDショップを転々としながら探したのは、、、。

探し回ったお目当ては、このAᗡAM AND THE ANTS(AᗡAM ANT)とMott the Hoople、SLADE、SWEET、Gary Glitterとかだった。

日本版だとベスト盤とかは見かけたけど、他の曲も聴きたかったので、ちょこちょこと揃えたのは懐かしい記憶ですね。まぁ、全部揃ってないけど。。それなりに揃ったかな!?と思います。いずれ、紹介しますね。


あとがき

久しぶりにこのアルバムを聴きましたが、当時ほどジャングルビートに酔いしれなかった印象です。まぁ、AᗡAM AND THE ANTS(AᗡAM ANT)では聴きたくなる曲はこのアルバム以外にも沢山あるからかもしれない。また、どちらかというとソロの時代のアルバムの方が印象が強いからかもしれませんね。

特に最初に聴いた「Vive Le Rock」というアルバムが・・・。ロックンロールしてるしね。ジャングルビートほどの衝撃はないかもしれないが・・・・。
 



それにしても、AᗡAM AND THE ANTS(AᗡAM ANT)は日本でも、もう少し再評価されても良いのではないかな?? 

 

 

これからも自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものを紹介していきます。少しでも楽しめたり、他にも興味が沸いたり、今後も(たまには)立ち寄ってもいいと思われたら、「読者になる」ボタンを押していただけると幸いです。これからの励みにもなりますので、応援よろしくお願い申し上げます!

 

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