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AᗡAM ANT「FRIEND OR FOR」(1982年)アルバム・レビュー【Collection#76】

 

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記事を移転しました。

 

 

AᗡAM AND THE ANTS を解散して、ソロ名義で発表した1stアルバム!! AᗡAM AND THE ANTS の音楽性を継承しつつも独自の音楽センスで楽しませてくれます。また俳優業にもチャレンジしていくが・・・・。

こんな方におすすめ

  • 80年代のブリティッシュ・ロック/ポップスが好きな方
  • 80年代の流行音楽に興味がある方
  • グラマラスなイメージのあるアーティストに興味がある方
  • 中毒性のある音楽を探している方
  • マニアックな音楽好きな方

 

目次

 

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アルバム「FRIEND OR FOR」について

 

AᗡAM ANTのソロ名義での1stアルバム。

AᗡAM AND THE ANTS 時代と同じようにツインドラムを採用して、独自のリズムを作り出しながら、よりポップで聴きやすい楽曲が多くなりました。

結構、AᗡAM AND THE ANTS 時代含めてAᗡAM ANTファンは、このアルバムが好きな方が多いのではないでしょうかね?

作品として、どこから聴いてもAᗡAM ANTの魅力満載です!

全英アルバムチャートで5位を記録。ソロアルバムでの最高位をマーク。

お薦めのアルバムといったところでしょう。

 

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :★★★☆☆
イージーリスニング評価       :★★☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★☆☆

アーティストルックス        :★★★★★

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

試聴コーナー (13曲目以降はボーナス+Ver違い 収録で楽しめます)

 

収録曲へのコメント 

1.FRIEND OR FOR

AᗡAM AND THE ANTS時代のようにツインドラム(デュアルドラム)で攻めてくるパターンですが、よりポップ性を増している楽曲。AᗡAM AND THE ANTS時代からのファンも納得の1曲! 中毒性のあるポップな楽曲は健在でした! 

2.SOMETHING GIRLS

ほのぼのとしたイントロが微笑ましい。メロディもポップでほのぼのしています。時折入ってくる口笛も微笑ましい。ほのぼのしているんですが・・そこはAᗡAM ANT!、時折、歪んだギターがほのぼの感をすこし崩してくれて中毒性が増します。

3.PLACE IN THE COUNTRY

お決まりのリズムに乗せて、管楽器も最高に盛り上げてくれる曲。もちろん、AᗡAM AND THE ANTS時代からのファンも納得の1曲! 間奏でのギターソロも曲を盛り上げてくれます! そして繰り返されるメロディ! ノリノリにノッテください。

4. DESPERATE BUT NOT SERIOUS

少しダークなイメージのある楽曲ですが、サウンドは聴きやすい。低い位置を保ちながら進行するメロディもイカしています。管楽器が入り少し盛り上げてくれます!


5.HERE COMES THE GRUMP

ノリのよりビートにのせて、綺麗な旋律が魅力的。呪文のようなメロディが中毒性を増してくれています。ギターソロは浮遊感があって・・素敵です。

6.HELLO, I LOVE YOU

Doorsのカバー曲。管楽器も駆使してAᗡAM ANT風に仕上げてきました。周りの曲と比べると少し違和感がありますが、ひと休みにはいい感じかもしれませんね。

7.GOODY TWO SHOES

こちらもお得意のリズムで引っ張るAᗡAM ANTの必殺技!? 管楽器も盛り上げに貢献しており、ノリノリのナンバーです! ソロデビューシングル曲でもあります。

8.CRACKPOT HISTORY AND THE RIGHT TO LIE

AᗡAM ANT ラップ的な歌唱にサビではかなりポップに攻めてくるキャッチーな曲。
サウンドもポップな感じでいて、ギターは浮遊感を醸し出す。

9.MADE OF MONEY

ちょっと軽いタッチのリズムですが、それなりにスピード感もある曲。この曲も管楽器が大活躍。さらにバックコーラスも凝っています。


10.CAJUN TWISTERS

これまでの喧騒とは異なり、サウンドは落ち着いていますが、メロディ/コーラスはカチャカチャしている不思議な曲。カチャカチャってどんなじゃ!?


11.TRY THIS FOR SIGHS

FRIEND OR FOR と GOODY TWO SHOES を足して派手さを削ぎ落したような曲。

 
12.MAN CALLED MARCO

ラストはなんとインストゥルメンタル。そして哀しい感じの旋律が・・・。
途中、♬Ah~という詞で歌われる部分やセルフ、口笛も入りますが・・・最後まで哀しい旋律で進行します。これが結構、カッコいい・・・。   

 

やはり、AᗡAM ANT「FRIEND OR FOR」は 今聴いても、カッコいい! 

 

 

AᗡAM ANT(アダムアント)の音楽性

ソロ初期の頃はAᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)の延長線にある音楽性でツインドラムを採用した楽曲が多い。

しかし、ソロ作も進むとよりポップなアプローチが多くなり、綺麗な曲も増えていきます。

盟友Marco Pirroni(マルコ・ピローニ)との共作以外に外部ライターの採用やプロデューサーによるところもあるのだろうが・・

AᗡAM ANTとしての魅力はそのまま・・アルバムに収録されるんだから凄いよね。

 

また、突然、俳優として演技者になったり、

突然、アルバムを発表したり・・・。

それが、イイ曲を発表しちゃんだから・・凄い!

 

 

AᗡAM ANT(アダムアント)について(作品年表)

AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)というバンドにて

1979年、アルバム「Dirk Wears White Sox」を発表!

1980年、2ndアルバム(メジャーでは1st)「KINGS OF THE WILD FRONTIER」(日本語版タイトル:アダムの王国)を発表

1981年、3rdアルバム(メジャーでは2nd)「Prince Charming 」を発表

人気絶頂ではあったが、1982年に解散!

 

AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)時代の記事はこちら

www.tomo-zy.com

 

www.tomo-zy.com

 


AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)解散後

相棒はギターのMarco Pirroni(マルコ・ピローニ)とともにソロデビュー。

 

でも、ソロデビューといっても、バンドスタイルの時と同じようにツインドラムを採用するなど・・・バンド時代と同じような構成でスタートします。

 

なので・・・名義変更&メンバーチェンジのような感じなんだろうか??。

 

バンドスタイルでの活動よりも、コンサートはツアーバンドを従えて・・・というスタイルへの変更に過ぎないのだろう。

 

活動コンセプトにおいて、AᗡAM ANT(アダムアント)自身がコントロールしやすいようにしたかったのかもしれませんね。

 

1982年、「Friend or Foe」 を発表 →今回の紹介アルバム

1983年、「Strip」を発表

1985年、「Vive Le Rock」を発表

 

この後、俳優業に専念する期間に・・・。下方に出演映画のコーナー設けました。

この期間で、ミュージシャンとしてのエンターテイナーであったAᗡAM ANTは忘れさられてしまう・・・。

 

1990年、「Manners & Physique」を発表

アルバム「Manners & Physique」のライナーノーツにこんなことが書いてあったなぁ~

「財産なんていらない。

好きな時に、自由に動き回りたい。それが最高さ。

そんな僕の夢は、多くの人に愛されるエンターテイナーになること。

そして、俳優として映画にでること。

ロックンロールの映画には興味がないんだ」

  

アルバム「Manners & Physique」のライナーノーツより引用


このライナーノーツに記載されているAᗡAM ANTの発言は、AᗡAM AND THE ANTS として、ミュージック・シーンの最高峰に入るときの発言。

俳優として活動する時期は、音楽活動をせずに挑んでいたんだろうな。

不器用な方のか、筋の通った方なのか、定かではないが・・・。

自分のやりたい時にやりたいことを実践してきたんだろう・・。

 

 

1995年、「Wonderful」を発表

 

2010年には Blue Black Hussar Ltd. を設立、非公開有限会社として登録。

レーベル名をBlueblack Hussar Recordsとして活動再開

 

2013年、「Adam Ant Is the Blueblack Hussar in Marrying the Gunner's Daughter」を発表

AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)時代のアルバム「Kings of the Wild Frontier」全曲演奏するツアーを2016年にイギリス、2017年に北米をツアーにて開催

 

ソロ時代の「Friend or Foe」全曲演奏ツアーを2019年に北米とイギリスにて開催

 

 

 

AᗡAM ANT の俳優作品

音楽以外に AᗡAM ANT(アダム・アント)は俳優としての顔も持っています。
テレビや映画にも出演しながら演技者としても注目を集めてはいましたが・・。

日本ではそれほど・・・AᗡAM ANT(アダム・アント)の演技者として、話題にはならなかったかもしれません。

 

結構、出演している映画やテレビ、演劇も多いのですが、ほんの少しだけ紹介します。
結構、マニア向け的な作品が多いような気もしますが・・・。

 

1985年制作、映画「Nomads (ノーマッズ)」

劇場未公開だったと思います。
オカルトホラー映画。悪霊に取りつかれた男性を診察した女医が体験する恐怖を描いています。この監督は後に「ダイハード」の監督となるJohn McTiernan(ジョン・マクティアナン)監督のデビュー作でした。DVD化はされていないようです。

 

 

1988年公開 映画「Cold Steel(ロス市警特捜刑事 惨劇のX'masイヴ)」

ポリスアクション映画。警察学校時代の仲間が、殺人鬼と警官という関係になって戦うアクションもの。主役はなんと!Sharon Stone(シャロン・ストーン)です。こちらも残念ながら・・・DVD化はされていないようです。

 

 

1992年公開 映画「Midnight Heat(ミッドナイト・ヒート)」

 ハードボイルドアクション映画。悪の道から抜け出した青年が旧友のために、事件に巻き込まれていく内容。この旧友役がAᗡAM ANT(アダム・アント)。

 

 

1993年制作 映画「Love Bites(ラブ・バイツ)」

コメディ映画。吸血鬼を人間化させる!?と・・・というコメディ映画。

 

 

 

 

映像で楽しむAᗡAM ANT(アダム・アント)

 

アルバムタイトル曲「FRIEND OR FOR」
結構コメディタッチの演出も面白いですよ。

 

「GOODY TWO SHOES」

 映像もポップな仕上がりで楽しめます。

 

 

「Desperate But Not Serious」
80年代前半 こんな格好のアーティストいましたねぇ 懐かしい・・・

 

 

 

AᗡAM ANT(アダム・アント)の現在

アダム・アントは現在、「FRIEND OR FOR」時代の楽曲をベースにしたコンサートを企画しています。

AᗡAM ANTのホームページにて2021年にはUKでのコンサートも発表されています。

詳細はアダム・アントのホームページにて http://www.adam-ant.com/ 確認できます。

 

2020年にも企画されてたようですが・・コロナ禍の影響で延期されたのかな?? 

 

 


TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

このアルバムは輸入レコード店や大型のCDショップなどで探し回りましたね。
中古屋さんも探したけど、見当たらず、大型輸入CDショップで見つけた記憶です。
その時に、一緒に他のアルバムも大人買いした記憶です。
独特なリズムで攻め立てるAᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)時代も好きですが、個人的にはソロ作品の方が好みでした。

ポップス要素が強い方が、魅力がでているように感じます。
心地よさがある綺麗なサウンドにAᗡAM ANT(アダム・アント)の声はあっているよう思うからかもしれませんね。

ワイルドな楽曲も好きですねどね・・・。

 

 

あとがき

アルバム「FRIEND OR FOR」を久しぶりに通して聴きました。
懐かしい感じもしますが、まったく色あせることなく、カッコいい。

他のソロ作品も聴きたくなりましたね。 

 

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これからも「懐かしい」や「いいじゃん」と思うモノを紹介していきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。