記事を移転しました。
前作よりもロックしているADAM ANTのソロ3作目。商業的にはパッとしませんでしたが、好きなアルバムのひとつである!このアルバム後、ミュージック・シーンから離れてしまうADAM ANT・・・。いいアルバムなんだけどなぁ~・・・。
こんな方におすすめ
- 80年代のブリティッシュ・ロック/ポップスが好きな方
- 80年代の流行アーティストに興味がある方
- 商業的にヒットしなかった名作アルバムに興味がある方
- 中毒性のある音楽を探している方
- マニアックなアーティスト・音楽好きな方
目次
- こんな方におすすめ
- 目次
- ADAM ANT「VIVE LE ROCK」(1985年)
- TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
- AᗡAM ANT(アダムアント)の音楽性や作品年表はこちらで!
- 映像で楽しむAᗡAM ANT(アダム・アント)
- AᗡAM ANT(アダム・アント)の現在
- AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)時代の記事はこちら
- TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
- あとがき
ADAM ANT「VIVE LE ROCK」(1985年)
AᗡAM ANTのソロ名義での3rdアルバム。
正確には本作品からAᗡAMではなく、ADAMとDの反転文字を利用しなくなった。
前作の2nd「STRIP」はポップなサウンドに振ってきてましたが、本作「VIVE LE ROCK」はロック色が強いアルバムに振ってきました。
とは言っても、AᗡAM AND THE ANTS時代のようにツインドラム(デュアルドラム)で攻めてくるパターンの採用はありません。
その分、4ピースのバンドスタイルでの楽曲により、少しワイルドな感じが復活しています。
アルバム「VIVE LE ROCK」のバンドメンバー
Vo:ADAM ANT(アダム・アント)
G:MARCO PIRRONI(マルコ・ピローニ)
Ba:CHRIS DE NIRO(クリス・デ・ニロ)
Ds:COUNT WICZLING(カウント・ヴィクリング)
前作「STRIP」のアメリカでの大規模なツアーにおけるツアーマネジメントを契約した時に、「STRIP」、次回作品でアメリカのビルボードTOP20に入ればボーナスが支払われる契約内容も含まれていたらしいので・・・・。
それなりのリアクションを得るものの、「STRIP」は65位。
ということで、次回作品がこの「VIVE LE ROCK」なのだが、盟友Marco Pirroni(マルコ・ピローニ)との創作活動にも力が入ったと思われます。
アルバム発売の前の1984年にシングル「APOLLO 9」を発表。
1985年に「VIVE LE ROCK」を発表。
しかし、こちらは131位と結果は満足のいくものではなかった。
この結果はレコードレーベルがプロモーション活動を積極的に取り組みたがらなかったため、とAᗡAM ANTの自伝”STAND AND DELIVER”で語っています。
そして彼の音楽活動の将来についても憂鬱になっていたと述べています。
本作「VIVE LE ROCK」、いいアルバムだと思いますが、受け入れられなかったんでしょうかねぇ?
プロモーションって結構、大事なんだと考えさせられますね・・・・。
AᗡAM ANTの心境にも変化があったんでしょう。
本作「VIVE LE ROCK」の後、俳優業へ転身したかのような活動が多くなりましたね。
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価 :★★☆☆☆
イージーリスニング評価 :★★☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★☆
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
試聴コーナー (ボーナス+Ver違い +9曲収録で楽しめます)
収録曲へのコメント
1.VIVE LE ROCK
AᗡAM AND THE ANTS時代のようにツインドラム(デュアルドラム)で攻めてくるパターンですが、よりポップ性を増している楽曲。AᗡAM AND THE ANTS時代からのファンも納得の1曲! 中毒性のあるポップな楽曲は健在でした!
2.MISS THING
ほのぼのとしたイントロが微笑ましい。メロディもポップでほのぼのしています。時折入ってくる口笛も微笑ましい。ほのぼのしているんですが・・そこはAᗡAM ANT!、時折、歪んだギターがほのぼの感をすこし崩してくれて中毒性が増します。
3.RAZOR KEEN
お決まりのリズムに乗せて、管楽器も最高に盛り上げてくれる曲。もちろん、AᗡAM AND THE ANTS時代からのファンも納得の1曲! 間奏でのギターソロも曲を盛り上げてくれます! そして繰り返されるメロディ! ノリノリにノッテください。
4. RIP DOWN
少しダークなイメージのある楽曲ですが、サウンドは聴きやすい。低い位置を保ちながら進行するメロディもイカしています。管楽器が入り少し盛り上げてくれます!
5.SCORPIO RISING
ノリのよりビートにのせて、綺麗な旋律が魅力的。呪文のようなメロディが中毒性を増してくれています。ギターソロは浮遊感があって・・素敵です。
6.APOLLO 9
Doorsのカバー曲。管楽器も駆使してAᗡAM ANT風に仕上げてきました。周りの曲と比べると少し違和感がありますが、ひと休みにはいい感じかもしれませんね。
7.HELL'S EIGHT ACRES
こちらもお得意のリズムで引っ張るAᗡAM ANTの必殺技!? 管楽器も盛り上げに貢献しており、ノリノリのナンバーです! ソロデビューシングル曲でもあります。
8.MOHAIR LOCKER ROOM PIN‐UP BOYS
AᗡAM ANT ラップ的な歌唱にサビではかなりポップに攻めてくるキャッチーな曲。
サウンドもポップな感じでいて、ギターは浮遊感を醸し出す。
9.NO ZAP
ちょっと軽いタッチのリズムですが、それなりにスピード感もある曲。この曲も管楽器が大活躍。さらにバックコーラスも凝っています。
10.P.O.E.
これまでの喧騒とは異なり、サウンドは落ち着いていますが、メロディ/コーラスはカチャカチャしている不思議な曲。カチャカチャってどんなじゃ!?
11.APOLLO 9 ACCAPELA REPRISE
これまでの喧騒とは異なり、サウンドは落ち着いていますが、メロディ/コーラスはカチャカチャしている不思議な曲。カチャカチャってどんなじゃ!?
やはり、AᗡAM ANT「VIVE LE ROCK」は 今聴いても、カッコいい!
AᗡAM ANT(アダムアント)の音楽性や作品年表はこちらで!
映像で楽しむAᗡAM ANT(アダム・アント)
先行シングル「APOLLO 9」
ちょっとお茶目なファッションで登場するADAM ANT
アルバムタイトル曲「VIVE LE ROCK」
映像もポップな仕上がりで楽しめます。
「VIVE LE ROCK」LIVE(Live Aid 1985)
1985年のLive Aid出演時の貴重なLiveパフォーマンス
AᗡAM ANT(アダム・アント)の現在
アダム・アントは現在、「FRIEND OR FOR」時代の楽曲をベースにしたコンサートを企画しています。
AᗡAM ANTのホームページにて2021年にはUKでのコンサートも発表されています。
詳細はアダム・アントのホームページにて http://www.adam-ant.com/ 確認できます。
2020年にも企画されてたようですが・・コロナ禍の影響で延期されたのかな??
AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)時代の記事はこちら
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
AᗡAM AND THE ANTS(アダム アンド ジ アンツ)/AᗡAM ANT(アダム・アント)を知る切っ掛けとなったアルバムです。
当時、ハードロック/ヘヴィメタルにも興味を持っていた時代でしたが、何故かアルバムジャケットに魅かれて購入したと記憶しています。
もちろん、パンク/ロックンロールも好きで聴きますので、それほどジャンルにはこだわらない感じでもあるので、自然の成り行きです。
既に爆発的な人気は衰えていましたが、中学生の頃に雑誌”MUSIC LIFE”で見たこともあったと想い出したりもしましたね。
聴いてみたら、結構カッコよかったこともあって、その後、ソロ作やバンド時代の音源を集めることになるのでした。
あとがき
アルバム「VIVE LE ROCK」を久しぶりに通して聴きました。
懐かしい!!
これからも「懐かしい」や「いいじゃん」と思うモノを紹介していきます。
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