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SPARKS「SPARKS」(1972年)アルバム・レビュー【Collection#133】

 

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記事を移転しました。

 

 

1971年、 Halfnelson(ハーフネルソン)というバンド名でリリースされたアルバム「 Halfnelson」が、翌年1972年にバンド名を Sparks(スパークス)とし、再リリースされたアルバムがこれ!! ロン(キーボード)とラッセル(ボーカル)のメイル兄弟による不思議な音楽集団のデビュー作!

 

こんな方におすすめ

  • 癖が強い楽曲のオンパレード! 不思議な魅力に浸ってみたい方
  • 絶え間なく変貌を遂げる音楽スタイルに興味がある方
  • ユニークなヴィジュアルも魅力のひとつと思う方
  • 70年代イギリスでファンが急増!!したアーティストに興味がある方
  • 80年代アメリカでブレイク!したアーティストに興味がある方

 

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SPARKS「SPARKS」(1972年)

 

 


1972年にリリースされた SPARKS(スパークス)のデビューアルバム。
元々、1971年にHalfnelson(ハーフネルソン)としてリリースしていたアルバムでしたが、アルバム発売後にバンド名をSPARKS(スパークス)に変更したこと、レコード会社の移籍なども関係し、 SPARKS(スパークス)として再リリースされたんです!

 

ちなみに Halfnelson(ハーフネルソン)としてのLPでサインなどは以下のURLで観ることができます。

graphikdesigns.free.fr



まぁ、何が凄いって・・・Halfnelson(ハーフネルソン)というバンドは、ミュージシャンであり、プロデューサーでもある、あのTodd Rundgren(トッド・ラングレン)の目にとまってデビューしたんだから! 


Todd Rundgren(トッド・ラングレン)の推しがあって、Bearsville Recordsと契約!!

当時は5人編成のバンドスタイル!! でした!
しかも・・・主役のメイル兄弟以外にも・・・マンキー兄弟もいたんです!
AC/DCのヤング兄弟も真っ青!?!?


Vo:Russell Mael(ラッセル・メイル) 
G:Earle Mankey(アール・マンキー)
Ba:James Mankey(ジェームズ・マンキー)
Ds:Harley Feinstein(ハーレー・ファインスタイン)
Key:Ron Mael(ロン・メイル) 

※ Halfnelson(ハーフネルソン)結成当時のドラムはJohn Mendelsohn(ジョン・メンデルスゾーン)


そしてアルバム1曲目 ”WONDER GIRL” は・・・地味にローカルヒット(アラバマ州で)となったんです。

しかし、まだまだ名の知れぬバンドでした!

2ndアルバムの発表前後にイギリスツアーが決まった!!!

2ndアルバム「A Woofer in Tweeter's Clothing」を引っ提げてのイギリスツアーで思いも知れない事態に!!!

 

ライブでは演奏中に野次も多かったようですし、
イギリスのBBCでの番組では・・・ホスト役は冷ややかな反応だったようですし・・・

しかし! イギリスのロック/ポップスファンの若者たちからはカルト的な人気者になっていくんです!!

 

そんな彼らの・・・というかメイル兄弟のデビューアルバムがこれ!

 

 

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★☆☆

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★☆☆
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :★☆☆☆☆
イージーリスニング評価       :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★☆☆☆

アーティストルックス        :★★★★☆

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

 

試聴コーナー 

 

収録曲へのコメント (日本盤ボーナストラック)

1. WONDER GIRL

アラバマ州でローカルヒットした楽曲! 理由はよく知らないが、淡々とした進行だが、ピロピロと鳴り響くキーボードの音とベースの音が非常に気になりながら、たまに鳴り響くギターの音色も気になる!! 個人的にはマークボラン(T-REX)のように中毒性がある感じ・・・。それはこの曲以外のすべてに当てはまるんです・・・。

2.FA LA FA LEE

ノリが非常に良いが心地よいリズムに妙なキーボードの音色がのったり・・・。非常に楽しい楽曲です。

3. ROGER

そういえば、ボーカルのRussell Mael(ラッセル・メイル) の歌声も独特なんです。
この曲以外もそうなんです・・・・。

4. HIGH C

重苦しい感じで始まりますが・・・途中で一瞬HAPPYな感じになったり、もとに戻ったり、忙しなくなったり・・・何気に忙しい感じが好き。

5. FLETCHER HONORAMA

ゆったりとしたリズムですが、どうなるのか?気になって、気になって・・・。気になったまま曲が終わる・・・。

6. SIMPLE BALLET

寝起きに聴きたいと思いながら、、、寝起きには聴きたくない?と思ってしまう不思議な曲かもしれないが、好き。

7. SLOWBOAT

この曲好きです。サウンド的に時代を感じますが、こういうの好き。この曲を聴きながら、うたた寝してもいいですか? でも後半は結構音が重なってうるさく感じるかな??


8. BIOLOGY 2

しゃっくり? とでもいうようなギターの音色が気になって、気になって・・・不思議な雰囲気を持った楽曲。最後まで煮え切らない感じがいい??

9. SACCHARIN AND THE WAR

ちょっとノリがいい感じのイントロですが、Russell Mael(ラッセル・メイル)のボーカルが入ると何故か不思議な世界に連れていかれます

10. BIG BANDS

この曲も途中から忙しなくなっていきますが、好きな曲です! ノリもいい!!

11. (NO MORE)MR. NICE GUYS

アルバムの中で一番、激しいギター!! このタイトルだとどうしてもAlice Cooper (アリス・クーパー)を思い出してしまいますが、この曲もいい曲です!

 

久しぶりのSPARKS「SPARKS」でしたが、1stアルバムから独特な雰囲気を醸し出していたのを思い出しました!!

 

 

 

 

SPARKS「SPARKS」 について

 

ロン(キーボード)とラッセル(ボーカル)のメイル兄弟による音楽集団

 

バンドサウンドに拘ったり、エレクトロニック指向になったり、またバンドスタイルに戻したり・・・とは言え、彼らが創る楽曲は、癖が強い というか 耳に残る/記憶に残る というか・・

そう・・不思議な感じがするんです・・・。


そして、ヴィジュアル的にも
派手なパフォーマンスをするボーカルのラッセル
地味な服装で無表情にキーボードを弾くロン

対照的な兄弟の姿も滑稽? に映る・・・これも楽曲と同じように癖が強い・・。

 

元々、メイル兄弟は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で、ロンは映画とグラフィック・アートを、ラッセルは舞台美術と映画製作を学んでいたとの事。

音楽に関しては、イギリスのバンドに惹かれていたようです。

ということもあってか・・・

1st「Halfnelson/Sparks」
2nd「A Woofer in Tweeter's Clothing」

とロサンゼルスを拠点に活動していた彼らでしたが・・・

1973年にロン(キーボード)とラッセル(ボーカル)のメイル兄弟は活動拠点をイギリスに移します!


そして・・Island Records と契約

1974年、3rdアルバム「Kimono My House」をリリース

シングルカットされた「This Town Ain't Big Enough for Both of Us」が、英国で2位を記録するヒットとなりました!

この曲でSPARKSを知った音楽ファンも多いのではないでしょうか?

1974年、4thアルバム「Propaganda」をリリース

1975年、5thアルバム「Indiscreet」をリリース

 

1976年にはロサンゼルスに拠点を戻して活動します
これまでの活動で制作された感じの楽曲よりもアメリカンな感じにするために・・。

1976年、6thアルバム「Big Beat」

さらに、パニック映画「ジェット・ローラー・コースター(Rollercoaster)」に出演!

1977年、7thアルバム「Introducing Sparks」

 

しかし・・・アメリカンな感じを求めたサウンドは・・・ウケませんでした!
SPARKSの個性が・・・無くなった と評価されたようです。

 

そして・・・エレクトリックな方向を模索しつつ、ジョルジオ・モロダーがプロデュースを引き受けてくれ、SPARKSサウンドの見直しを図った意欲作

1979年、8thアルバム「No.1 In Heaven」

 

しかし・・・
ツアーを行うにあたって、当時の彼らには電子楽器類の持ち運びは、結構しんどかったようです・・

持ち運びに苦労するなら・・・という理由で、バンドサウンド志向に戻っていきましたとさ!?


1980年、9thアルバム「Terminal Jive」
1981年、10thアルバム「Whomp That Sucker」
1982年、11thアルバム「Angst in My Pants」
1983年、12thアルバム「In Outer Space」
1984年、13thアルバム「Pulling Rabbits Out of a Hat」
1986年、14thアルバム「Music That You Can Dance To」
1988年、15thアルバム「Interior Design」

15枚目のアルバムが80年代最後の音楽活動となりますが、、、大学時代に学んでいた映画関連に興味が行ったのか?? メイル兄弟は90年代途中まで・・映画に関する活動に移行します・・。

 

しばし、音楽制作から離れていたメイル兄弟ですが、1994年にアルバムをリリース!

1994年、16thアルバム「Gratuitous Sax & Senseless Violins」

 

企画もの的な作品となりますが、他のバンドとのコラボにて、過去の作品を再録音したものも含めたアルバムをリリースします!

1997年、17thアルバム「Plagiarism」

 

そして・・・・2000年代になると・・・

2000年、18thアルバム「Balls」
2002年、19thアルバム「Lil' Beethoven」
2006年、20thアルバム「Hello Young Lovers」
2008年、21thアルバム「Exotic Creatures Of The Deep」
2013年、22thアルバム「Two Hands, One Mouth: Live in Europe」
2017年、23thアルバム「Hippopotamus」

とオリジナルアルバムをリリースしています。

 

2000年以降も、音楽専門誌で絶賛されたりもしました・・・
もちろん、SPARKSの音楽はコアなファンがいるのでしょう・・・
新しいファンもいることでしょう・・・。

音楽雑誌で、大きく取り扱われることはないのでしょうが・・・

CDショップや中古CD販売SHOPなどで SPARKS の見たことないアルバムジャケットを発見してしまうと・・・

つい購入してしまう自分がいます・・・・。
全てのアルバムを聴いてみたいバンド(ユニット?)のひとつです!!

 

 

 

 

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1stアルバムから50年!   メイル兄弟からの 2021年新年のご挨拶

 

Happy New Year 2021 from Sparks!

 

 

TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

SPARKSを初めて聴いたのは、3rdアルバム「Kimono My House」なのですが、SPARKSを知る切っ掛けになったお店について、少し語ります。

海外のROCK/POPSに惹かれていた中学生の頃、近所に輸入盤レコード専門のレンタル屋さんがあったんです。

そこの店主からいろいろと情報を入手して、SPARKSのアルバム「Kimono My House」を知りました。

1年もしないうちに、お店はたたまれてしまったんですが、いろいろなアーティストを知る機会を得ることができました。

ラジオや雑誌以外からの情報というのも新鮮でありがたかったなぁ~。

 

お店の中でレコードを聴かせてくれたりもしましたが、テープに録音したくて、レンタルしたりと・・・・。

そのお店のおかげで ABC というイギリスのバンド や 〇〇〇にも興味が沸きましたが、そこで知ったバンドで衝撃的だったのが、SWEET とか SPARKS だった!(歌メロが特に衝撃的だった記憶!!)

 

いつしか、SPARKSのことを少し・・忘れていくのですが、20代になって、輸入CDショップが沢山オープンし始めた頃に、ショップでSPARKSを見つけて、数枚購入したのを憶えています。

最初は、3rdアルバム「Kimono My House」、4thアルバム「Propaganda」だったと・・・思う。

その後は、SPARKS 中毒の如く、CDショップ(中古店含む)に出かける時は大人買い・・・。大体月一で一日使ってお店を転々と探し歩く・・・・。

 

そして、ついに! 

1st「Halfnelson/Sparks」、2nd「A Woofer in Tweeter's Clothing」を見つけたんです!

 

CDショップ行脚をしていた時は、この取捨選択を間違え、あの時、購入しておけば良かった! って事もあるので、非常に慎重に行っていた記憶です。

慎重に取捨選択しても・・・購入したいけど、購入しなかったアルバムは、次月にまわして、残っていたら購入すると決めても、次月にはもうお店になかったり・・・。

それも、コレクション活動の面白いところなんだけどね。

 

 

そんな時期から更に月日が流れ・・・。

2000年代のアルバムなんて、正直、発売されていたこと自体、知らなかったりもしたので、SPARKSの知らないアルバムを見つけることもあって、ビックリします!

それもコレクション活動の面白いところかな?

 

 

 

それでは、またねぇ~。 

 

  

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