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ハスキーな声で語るように歌う、SION のメジャー1stアルバムは豪華なミュージシャン達とともに制作された衝撃のデビューアルバムだった!!
こんな方におすすめ
- ハスキーボイスでの語り口調のボーカルに興味がある方
- ありのままの生活感をドラマチックな楽曲で体感してみたい方
- 少しばかり感傷的なロックミュージックがお好きな方
- ちょっと疲れ気味の方、涙を流してスッキリしたい方
- 福山雅治も敬愛するシンガーソングライターの音楽を聴いてみたい方
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SION「SION」(1986年)
山口県下関市から19歳で上京。下関時代は主に弾き語りにて活動していました。
上京後、新宿を拠点にソロ活動やバンド活動を継続。
1985年に自主制作盤「新宿の片隅で」を発売。
これが好評で・・・翌年、TEICHIKU RECORDSからメジャーデビュー!
メジャー1stアルバム「SION」の参加ミュージシャン
G:BUN MATUDA(松田 文)
G:HIROYUKI HANADA(花田裕之) ex : THE ROOSTERS
Or:CHARLES SHIMIZU(チャールス清水)
P:KOYAMA HIDEKI(小山英樹)
B:JINKICHI ANAI(穴井仁吉) ex : TH eROCKERS
Ds:JUNJI IKEHATA(池畑潤二 ) ex : THE ROOSTERS
Sax:SMILEY(スマイリー)
Ch:HIGASHI JUJO BOYS(東十条ボーイズ)
※ex:記載は私の知っている限りの情報
アルバム発売当時で25歳のSION
下積み時代のリアルな歌、語り掛けるように歌う姿は多くのミュージシャンにも影響を与えることになっていきます!
この頃はハスキーに近いけど、ダミ声では まだない 為、音源を聴くと聴きやすい・・・。
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★☆☆
キャッチー楽曲収録評価 :★★★☆☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価 :★★★★☆
イージーリスニング評価 :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★☆
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
収録曲へのコメント / 試聴コーナー
1. 風向きが変わっちまいそうだ
スネアの連打から始まり、弦楽器が重なり、SIONの絞り出すように軽い雄たけびからスタートするSIONワールド! 上京したての物語。 もの悲しくもあるメロディとスリリングな演奏が盛り上げてくれる! 1曲目からSIONにくぎ付け!!
2. SORRY BABY
あの福山雅治さんもカヴァーした名曲! 明日が見えない自分・・・約束なんて・・・でも心の奥底では・・・。SIONによるラブソング
3. レストレス・ナイト
はじめて聴いた高校時代、渋いバックの演奏がやけにカッコよく感じたなぁ~。
4. コンクリート・リバー
悲し気な雰囲気から始まり・・・徐々に音が厚くなっても、悲し気な雰囲気は継続し・・・SIONの世界にどっぷり!
5. 新宿の片隅から
勢いのある楽曲! 吐き出すように歌うSION 結構好きな曲だ。
6. 俺の声
またまた悲し気なイントロが・・・・・。そして自分自身の愚かさを認識・・・。
出だしの歌詞のフレーズとサビの歌詞のフレーズが忘れられなくなった楽曲!
”色褪せても笑うヒーロー達の写真は栄光と挫折を一度に晒してしまう”
”俺は王様だと思ってた、俺の声で誰でも踊ると思ってた・・・だがしかし・・俺の叫ぶ声はピンボール・・・跳ねてるだけ・・・。。”
7. TONIGHT
少し穏やかな雰囲気でちょっと安心します! やはりSAXの音色が落ち着きます!
8. 今日もまんざらじゃなかった
夜更かしして、夜が明ける少し前の時間に聴くと気持ちいい! その後、眠りについたら・・・いい夢見れるかな!?
9. ハード・レイン
ノリの良いリズムで楽し気な雰囲気もあり、思わず手拍子したくなります。でも・・・バックの弦楽器や管楽器のフレーズを楽しみたくなる楽曲
10. 街は今日も雨さ
ラストは・・・静かな雰囲気から徐々に盛り上がっていきます。歌詞の世界観はこれまでの流れをくむものですが、なぜか前向きになってしまうのは不思議・・・。
アルバム「SION」を全曲通して、聴くのは久しぶりでしたが、10代後半から20代前半当時の自分の生活を思い出し、苦笑いするしかなくなったのでした! 今聴いてもカッコいいと思うアルバムでした!
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
SIONに関しては、1stはレンタル屋さんでレンタルしました。CD自体は、SION '85>'87 というベストアルバム「SION '85>'87」が発売された時に、1stと2ndとベストを同時購入した記憶です。まぁ・・・1st聴いて、気に入っていましたので躊躇せず購入!
同時購入だったこともあって、当時SIONの世界を思いっきり満喫?しました。
当時(10代後半から20代前半)の自分はというと・・・
高校時代に膝を怪我して、20代前半で手術して、リハビリするもなかなか良くならなくて・・・一人、社会から取り残されていくような気持になっても、なんとか踏ん張っていた頃でしたねぇ~。
けっこう、燻っていた時代だったこともあってか、落ち込んだ時に、聴きたくなってしまうアルバムがこれ「SION」でしたねぇ~。
今回、このアルバムは久しぶりでしたが、
10代~20代前半(後半)によく聴いた楽曲って 今、聴いても、すんなりと脳や身体が受け入れてくれるんですね。
なんとなく当時の想い出というか場面場面を思い出したり・・・・。聴いたあとの気分的なものは当時と同じ感じのような気が・・・・。
脳も自律神経も覚醒してくれちゃうのが音楽の力なのかもしれません。
ではでは・・・
2020年のSIONはすんなりと受け入れ出来るのか???
と自分に投げかけながら、この映像をみてみました!!
SIONの声のハスキー度はやはり強くなっていますが。。。ちょっと前に比べるとダミダミ声じゃなくなってるのには驚いた! カッコいいと思った!!
SION LIVE STREAMING「SION-YAON2020」 ダイジェスト
最後に 「SION」収録曲で福山雅治さんもカバーした SORRY BABY の2004年の日比谷野音LIVE時の映像をどうぞ・・・。
SORRY BABY 2004年日比谷野音
今回のアルバム紹介は1986年発売のSION メジャー1stアルバム「SION」でした
それでは! またねぇ~。
あとがき
当時(1980年代後半から90年代前半)、国内アーティストの新譜購入時は 高田馬場が多かったかもしれません。このアルバム「SION」もその高田馬場のお店だったはず。
それから月日が流れ、東京を離れてかなり経ちます。
久しぶり(4年前くらいだったかな?)に高田馬場を訪れる機会があり、駅周辺を散策しましたが、・・・そのお店は今は・・・もうありませんでした。
駅ビル的な建物、ビッグボックスもイメージカラーは赤?かオレンジ?だったような記憶ですが、青くなっていてビックリしましたよ~・・・。いつから青くなった??
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