私の音楽CDコレクションを中心にランダムに紹介する第7弾。
お気に入りの音楽聴いてますか? TOMOZY(トモジー)です。
今回は1983年発売のBILLY IDOL のアルバムを紹介します。
アルバム邦題は「反逆のアイドル」
目次
- BILLY IDOL(ビリーアイドル)について
- こんな方におすすめ
- TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
- アルバム収録曲※ ()内は日本語タイトル
- 収録曲へのコメント
- TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出
- あとがき
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BILLY IDOL(ビリーアイドル)について
元GenerationXのボーカリストだったビリー・アイドルのソロデビュー2作目のアルバム。
1981年にGenerationX(最後はGenXと名乗っていた)は解散。解散後アメリカ合衆国に渡りソロとして活動開始。1982年にはソロデビューし、1stアルバムを発売。
ロンドン・パンクムーブメントの若きヒーロー:ビリー・アイドル。
もともとセックス・ピストルズの親衛隊だったらしい。
ジェネレーションX時代にはパンクロックバンドの例外的存在でアイドル的存在。メンバー全員ルックスが良かったからね。
BBCの人気音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に初めて出演したパンク・バンドの1つでもある。他のパンク・バンドと違い、ジェネレーションXはイギリスのパンクバンドが取り込む「ルール」や「理想」を無視し、1960年代のブリティッシュ・ポップからの影響を取り入れた。
正直,イギリスBBCの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」にパンクバンドとして初めて出演したバンドだったとは知らなかった。
まぁ、曲自体もそれなりにキャッチーな感じだったしね。
ジェネレーションXの話は彼らのアルバムレビューでお話するとして、ビリー・アイドルに関して、もう少し情報を載せておきたい。
ソロ活動を行うにあたり、ジェネレーションX(GEN X含む)時代の曲も演奏するという選択は賢いと感じた。
サウンド的には少しヘヴィな感じを出したかったアプローチを求めるあまり、バンド時代はメンバー間の音楽的志向の違いがあったが、ソロ活動で当時やりたかったことを全開に表現したと思われる。
それにはプロデューサー:キース・フォーシーの他に、アメリカでギターリスト:スティーブ・スティーブンスとの出会いも影響しているだろう。
スティーブ・スティーブンスのギターサウンドとリズム隊のサウンドともにヘヴィな要素を醸し出しながら、良い意味で洗練されたロックサウンドはパンク好きの方以外にハードロック好きの方にもファンは多い。
アルバムタイトル曲の「REBEL YELL(反逆のアイドル」」のビデオクリップは、拳を上げたくなる演奏シーンのため、納得です。
また、1stからそうですが、シングルカットもラジオ局(一般大衆向け)意識の曲や後で少し記述しますが、ダンスチャート意識の曲など、よく考えられた活動もあり、アメリカでロック/ポップスのスターへと成長していったのだった。
アルバム「REBEL YELL」当時のメンバー
Vo:BILLY IDOL(ビリー・アイドル)
G : STEVE STEVENS(スティーブ・スティーブンス)
Ba:STEVE WEBSTER(スティーブ・ウェブスター)
Key:JUDI DOZIER(ジュディ・ドジエ)
Ds:THOMMY PRICE(トミー・プライス)
こんな方におすすめ
- 縦ノリロックがお好きな方
- パンクロックもハードロック/ヘヴィメタル、双方ともお好きな方
- 映画「ウェディングシンガー」がお好きな方
- ロックも好きだがお洒落なポップスも好きな方
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★★
泣ける楽曲収録評価 :★☆☆☆☆
イージーリスニング評価 :★★☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★★
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目 に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
アルバム収録曲※ ()内は日本語タイトル
※私の所有している国内発売CD収録曲
- REBEL YELL(反逆のアイドル)
- DAYTIME DRAMA
- EYES WITHOUT A FACE
- BLUE HIGHWAY
- FLESH FOR FANTASY
- CATCH MY FALL
- CRANK CALL
- (DO NOT)STAND IN THE SHADOWS
- THE DEAD NEXT DOOR
Produced by KEITH FORSEY
All Songs Written and Arranged by IDOL/STEVENS
except for "CATCH MY FALL" by IDOL
Chrysalis Records 1983 /国内発売元 東芝EMI
収録曲へのコメント
1.REBEL YELL(反逆のアイドル)
1曲目から派手に飛ばします!イントロから「待ってましたー!」と声援を送りたい。
この曲でスティーブ・スティーブンスのギタープレイに惚れた人もいるのでは?
ビリーアイドルの右腕的存在としてカッコイイ!(ミック・ジャガーとキース・リチャーズ/タイラーとジョー・ペリー などのVo+Gの組み合わせがカッコイイのと近いね)
ビリーアイドルもシニアになってもこの曲歌ってても違和感なし!
2.DAYTIME DRAMA
1曲目で飛ばしましたが、この曲はすこし落ち着いた感じに仕上げていますが、リフレインされるベースやギターのフレーズが脳内をかき回します。
キーボードソロはさらに脳内をかき回します。
そしてラスト・・・フェードアウト。すばらしい。
3.EYES WITHOUT A FACE
2曲目の余韻の中、真夜中に聴きたいと思わせる楽曲が心地よい。
ちょっとひと休み・・・。しかし、ギターソロから先は眠らせてはくれない。
更にその後、また心地よいサウンドに戻り、もうひと休み・・・・ラストのキーボードの音色が次の曲への準備となって・・・。
4.BLUE HIGHWAY
3曲目の余韻も冷めぬタイミングでフェードインするギター!
身体も待ってました! って感じで、即座に反応。ノリノリに乗ってください!!
5.FLESH FOR FANTASY
少しセクシーな楽曲(!?)。曲終了するまでに飽きてしまうかも!?って思っていたら、そんなことはなかった。
6.CATCH MY FALL
ベースラインが心地よくドラムが入ってからは軽くノリノリの世界へ誘う。
サビで更に軽く盛り上げサックスが雰囲気を単調にせずにいい感じ!
なぜか深夜、都会のネオンを駆け抜けたくなる楽曲。
7.CRANK CALL
軽く身体が動き出す楽曲。
8.(DO NOT)STAND IN THE SHADOWS
綺麗なギターの音色から歪んだ音色のギターへと移りノリノリのロックナンバー
刻むギターはアルバム中一番速い。その為、小刻みに首が揺れる!揺れる!
9.THE DEAD NEXT DOOR
深夜、眠りにつく前に聴き、寝落ち。って感じの楽曲。運転中は要注意です。
アルバムのラストを飾るのに最高の楽曲。ヘッドホンで聴くとラストの余韻がたまらない。
試聴コーナー
TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出
このアルバムはソロ2ndであるが、ソロ1st時に驚いたのは、Gen X時代の曲「Dancing with Myself」をソロでカバーし、アメリカのダンスチャートで人気になったこと。
なぜダンスチャート?って思ったけど、日本にもパンクロックも回す(流す)ディスコがあったから・・・そんなに不思議ではないかな。
このアルバムに話を戻すと、もともとジェネレーションXが好きだった。
たしか、短髪ロッカーとしては、最初に好きになったボーカルだったかもしれない。
ん? ADAM&THE ANT(ADAM ANT)だったかな???
GEN Xの延長路線上に思えるソロの作品で最初に購入したのが、このアルバムでした。
当時、ハードロック/ヘヴィメタルと呼ばれるバンドにサウンド的趣向が移っていった時期(購入資金には限りがあるので・・・)であった為、1stアルバムは後回しにしていました。
しかし!「REBEL YELL(反逆のアイドル)」のビデオクリップを観てしまったんです。そう、ビデオクリップを観たらどうしても楽曲がほしくなって・・・・。
で購入してしまいましたとさ。
「REBEL YELL(反逆のアイドル)」のビデオクリップ
今でも、このアルバムは私にとって色褪せないものとなっています。もう30年以上前に発売されたアルバムなんですけどね。(時がたつのは早いものだ・・・)
そして車を運転し始めた20代中頃にはカーステレオで、このアルバムからの曲も聴いてましたね。
ノリノリの曲を集めたテープには「REBEL YELL」、「BLUE HIGHWAY」、「(DO NOT)STAND IN THE SHADOWS」などを選曲してたかな。
ちょっと洒落た感じを集めたテープには「EYES WITHOUT A FACE」、「CATCH MY FALL」を選曲。
深夜に聴きたい曲を集めた時は「THE DEAD NEXT DOOR」を・・・。って感じで。
BILLY IDOLは1stアルバムも良いアルバムに仕上がってましたね。私にとって・・。
あとがき
私が高校生時代に遊びにいった、新宿ツバキハウスっていうディスコ。
曜日によっては「ロックで踊る!」って場所。
火曜日「ロンドン・ナイト」:DJ 大貫憲章氏 プロデュース。
日曜日「ヘヴィメタル・ナイト」:スペシャルプロデューサー伊藤政則氏、スーパーバイザー:酒井康氏
ツバキハウスの想い出としては、
ロンドンナイトでは やはりADAM ANT「Goody Two Shoes」やHANOI ROCKSの曲なんだけどね。なぜか記事を書いている際に「新宿ツバキハウス」を想い出してしまった!!
ヘヴィメタルナイトではエアギターでヘッドバンキング・・・。(汗)
自身のコレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものをこれからも紹介していきます。応援よろしくお願い申し上げます!
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