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MANIC STREET PREACHERS「GENERATION TERRORISTS」(1992年)アルバム・レビュー【Collection#15】

 

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私の音楽CDコレクションを中心にランダムに紹介する第15弾。
90年代の音楽も楽しいものばかりです。 TOMOZY(トモジー)です。

 今回は1992年発売のMANIC STREET PREACHERS(マニック・ストリート・プリーチャーズ)の1stアルバムを紹介します。  

 

こんな方におすすめ

・90年代イギリスのロックバンドがお好きな方
・ちょっと哀し気な楽曲があるロックバンドが好きな方
・衝撃的な過去を背負ったバンドの生きざまを知りたい方 
・エピソード度外視で純粋にイイ楽曲を探している方

 

目次

 

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MANIC STREET PREACHERS について

アルバム「GENERATION TERRORISTS」自体はロックバンドとしてのアレンジ?の方向性は中途半端な感じではあるが、楽曲はすごく良い!!! 聴き続けてしまう という中毒性を持ったアルバムである。(個人的所感)

 

実はこのアルバムの前に、イギリスでのEPを日本編集した6曲入りミニアルバム「STAY BEAUTIFUL」が発売されています。
その中にはセンセーショナルな文言が並んでるのです。

ミニアルバム「STAY BEAUTIFUL」のCD帯 表面には

”全世界でNo.1になる2枚組デビューアルバムを作って俺達は解散する!”
全ての計画が実行へと移された、今世紀最大にして最後のロックンロール・バンド、”解散”への序章・・・・・。
日本国内版CD(Epic/Sony Records)帯より引用

なんと・・・いきなり解散宣言とは!?

さらに CD帯 裏面には

”ロックン・ロールを殺せ!!”
インタビューでは自分達の”怒り”が本物であることを証明するために、自らの腕にナイフで「4REAL」と彫り込み、ケンブリッジ大学のコンサートではスタッフ、観客入り乱れての暴動事件を引き起こした。自己破滅的な破壊衝動を原動力とする、ロック史上最もセンセーショナルな伝説をつくりあげるだろう、全て計画済みの確信犯、マニック・ストリート・プリーチャーズ。遂に日本登場! 
日本国内版CD(Epic/Sony Records)帯より引用

 

なんとも衝撃的な文言が並ぶ並ぶ・・・。
でもこの解散宣言やらインタビューでのいきさつなど、、、実際の話。

 

ミニアルバム「STAY BEAUTIFUL」を聴く前に帯の他、ライナーノーツからの記事(岩見吉朗さん)からも様々な情報がインプットされるわけですが、
内容的に”妙な期待”が高まっているので厳しい耳で収録されている楽曲を聴くと・・・

1曲目「MOTOWN JUNK」、2曲目「YOU LOVE US」、3曲目「STAY BEAUTIFUL」、4曲目「SORROW16」・・・5曲目、6曲目・・・と立て続けに私好みのパンキッシュな楽曲が続くではないですか!!!!! あっという間に6曲終わってしまった。物足りなくて聴き直し!!


ということで、デビューアルバムはどんな感じになるのか?楽しみでした。
炎上覚悟でハチャメチャだけど、本人たちはきっと大真面目なバンド(←誉め言葉です)が出て来たと思いました。

 

 前置きが長くなりましたが、衝撃的な1stアルバムの話に進みましょう。

 

ヘッドフォンで1stアルバム「GENERATION TERRORISTS」(ジェネレーション・テロリスト)を聴きましたが、ミニアルバムの時よりギターの歪み系音質が異なるのと、ベース音も結構、前に位置されてる感じ、ドラムもスネアは抑え気味のバランスですが、全体的に ”圧” を強く感じましたね。 

最初はちょっと音質的に戸惑いました。

ミニアルバムでの衝撃とは違い・・・このバンドはどこに向かっているんだ???と思いながら・・・2曲目、3曲目と進みながら思い出します。

そうでした解散でしたね。

と・・・思いながらも何故か気になる、この中途半端な感じと音質が・・・・。

No.1になって解散を掲げたためか、、、初期衝動的なシンプルな感じの録音ではなく、音も厚くしたり・・・凝った感じがどうしても気になっているところに4曲目が始まる。

この4曲目で「これこれ!」と思う楽曲とアレンジやサウンドのMIXも許せる感じになって ”安心”感がやっと芽生えた瞬間でした。でもミニアルバムの時とは違う好みのタイプの「これこれ!」のため、まだ安心できません! 

そしてミニアルバムで聴いたことのある「YOU LOVE US」でもう一度安心。しかし、サウンドはミニアルバムの方が好み。


でも解散に向かってのアルバムなので・・・。見守るように聴き進めることに。

 

ん~。楽曲は好きな部類。ミニアルバムで聴いたことのある曲「STAY BEAUTIFUL」はこのアルバムバージョンもカッコイイ!音質も気にならない。こっちもイイね!

 

トータル的には、ヘッドホンでそれなりに大きな音で聴くと疲れる。でも小さめだとちょっと物足りない。しかし、スピーカーで聴く分には気にならない。でもボリュームには少し気を使う必要がある。。。。

どうしても、中途半端な感じが気になるアルバムなのですが、楽曲がイイんですよ!さらにボーカルの声質や歌い方が少し、もの哀しくも力強く、中毒性があるバンドです。


ただし、このアルバム後、解散宣言の撤回が待っていました!

解散宣言しといて、解散撤回って! 少しぶざま感じですが、私にとっては願ったりかなったりでした!

中途半端感満載(個人的所感)のアルバム1枚で終わり???ってあんまりではないか!!!と思っていましたので、解散せずに新曲作って聴かせてくれると思うと嬉しい限りでしたね。

 

ただし、MANIC STREET PREACHERS というバンドの衝撃的な話題はこれまでの解散宣言にまつわる”様々な話”だけでは終わらないのであった。

 

その後、発売される3枚目のアルバムの発売から約半年後・・・

ギターのRichey Edwards(リッチー・エドワーズ)がツアー前夜に突然の失踪。


Richey Edwardsの、家族の意向もあり、バンドは残った3名で活動を継続する。

現在、Richey Edwards(リッチー・エドワーズ)には死亡宣言が出されているが、MANIC STREET PREACHERSのメンバーとして残った3名の他、Richey Edwards(リッチー・エドワーズ)もメンバー扱いとなっている。。。

 

アルバム「GENERATION TERRORISTS」日本発売当時の
MANIC STREET PREACHERSメンバー

Vo&G:James Dean Bradfield(ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド)
G:Richey Edwards(リッチー・エドワーズ)
Ba:Nicky Wire(ニッキー・ワイヤー)
Ds:Sean Moore (ショーン・ムーア)

 

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★☆☆

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける楽曲収録評価         :★★☆☆☆
イージーリスニング評価       :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★☆

アーティストルックス        :★★★★☆

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

アルバム収録曲※ (*印はボーナス・トラック)

※私の所有している国内発売CD収録曲

  1. SLASH N' BURN
  2. NAT WEST - BARCLAYS - MIDLANDS - LLOYDS
  3. BORN TO END
  4. MOTORCYCLE EMPTINESS
  5. YOU LOVE US
  6. LOVE'S SWEET EXILE
  7. LITTLE BABY NOTHING
  8. REPERT (STARS AND STRIPES)
  9. TENNESSEE
  10. ANOTHER INVENTED DISEAS
  11. STAY BEAUTIFUL
  12. SO DEAD
  13. REPEAT (UK)
  14. SPECTATORS OF SUICIDE
  15. DAMN DOG
  16. CRUCIFIX KISS
  17. METHADONE PRETTY
  18. CONDEMNED TO ROCK'N'ROLL
  19. A VISION OF DEAD DESIRE*

   Produced by STEVE BROWN

   Epic/Sony Records 

 

収録曲へのコメント(*印はボーナス・トラック)

1.SLASH N' BURN

ミドルテンポのロックナンバー。コーラスは一緒に歌っちゃいましょう。アルバム収録曲数は多いのでこれくらいの始まり方が良いかもしれません。

2.NAT WEST - BARCLAYS - MIDLANDS - LLOYDS

ヘヴィなギターから始まりつつも、キャッチーなメロディでカッコイイ楽曲。でも少しだけ哀愁を感じるのは、James Dean Bradfield(ジェームス・ディーン・ブラッドフィールド)の声のせいか? 
この手の曲に弱い私がいることを実感する。


3.BORN TO END

勢いよく始まり、ボーカルが入れば更に勢いを増す。しかし、テンポは速くない。

 

4.MOTORCYCLE EMPTINESS

夕陽が地平線に消えていく頃から夜にかけて聴きたい楽曲。
ギターがイイ感じで雰囲気を高める。そして・・・。

 

5.YOU LOVE US

ノリの良いロックナンバー。サビでは一緒に歌っちゃいましょう!

 

6.LOVE'S SWEET EXILE

アコースティックギターとボーカルそして、語りから始まり、
一呼吸おいてからドラムがリズムを刻み本編スタート!
ギターがザクザクと刻みながら進行するがメロディはキャッチーである。最後までギターのザクザク刻む音を楽しみましょう。

 

7.LITTLE BABY NOTHING

我々の年代だとご存じの方も多い、あのトレイシー・ローズがボーカルとして参加し、交互に歌うスタイルで進行する。綺麗なメロディであるが曲の終わりがあっけない。でもいい曲。


8.REPERT (STARS AND STRIPES)

打ち込みっぽいリズムや音使いであるが、叫ぶボーカルの気合が感じられる。


9.TENNESSEE

メロディはとてもキャッチーなロックナンバー
もう少し振り切れても良いのでは?と思ってしまう。


10.ANOTHER INVENTED DISEASE

ヘヴィなギターから始まり、変則リズムの後はテンポアップ。
サビで変則リズムへの準備へ・・・の繰り返し。

 

11.STAY BEAUTIFUL

アルバムの中で一番好きな曲ですね。
キャッチーなメロディで適度にハードな感じ。曲の終わり方も好き!

 

12.SO DEAD

聴けば聴くほど、カッコよく聴こえる楽曲。
曲途中でマシンガンのような刻み以降、カッコよすぎる。


13.REPEAT (UK)

しばし休憩タイムの曲か??と思わせて・・・。
パンキッシュなナンバー。カウベルの音が和ませてくれます。
全体的にはPOPな仕上がりです。


14.SPECTATORS OF SUICIDE

奥行き感のある始まり。最後までゆったりと・・・ゆったりと・・・。


15.DAMN DOG

パンキッシュなナンバー。


16.CRUCIFIX KISS

ノリの良いPOPなナンバーでありながら、大音量で聴きたい楽曲となっている。この手も好きなタイプの楽曲のひとつ。
終わり方もナイス!


17.METHADONE PRETTY

始まり方がナイス! ミドルテンポで進行するが、キャッチーなメロディと時よりヘヴィになるギターサウンドに酔いながらリズムに合わせていたら、突然終わる!!


18.CONDEMNED TO ROCK'N'ROLL

ハードロック/ヘヴィメタル的アプローチの楽曲とも思える部分もありつつ、各パートともに見せ場的なフレーズが盛り込まれ、飽きさせない。


19.A VISION OF DEAD DESIRE*

日本国内のみのボーナストラック。

 

試聴コーナー

試聴にLegacy Editionがあり、日本国内発売の編集版ミニアルバム「STAY BEAUTIFUL」の収録曲「MOTOWN JUNK」が21曲目で試聴できます。

 

 

映像で楽しむ MANIC STREET PREACHERS

デビューシングルでもある楽曲ですが、この音源はアルバムバージョンのようです。

STAY BEAUTIFUL


あのトレイシー・ローズもボーカルで参加した 綺麗な楽曲!

Little Baby Nothing

 

もうひとつ、綺麗な楽曲を! このビデオ、日本で撮影されていましたね!
Motorcycle Emptiness

 

 

デビュー当時の代表曲!! 

こちらは、デビューアルバムの音源を利用したバージョンです

 You Love Us (Clean Version)

ちなみに、こちらは、インディー時代の音源利用です

You Love Us (Heavenly Version)

 

 

 

TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出

当時1992年は1990年に受けた左膝の前十字靭帯再建、半月板切除の手術後、まだ左足の筋力や可動域に違和感があった頃ですね。よく自転車で走り回ったりしてました。

今はながら運転で危険だし、やっていませんが、当時はMDウォークマンのヘッドフォンをつけながら走っていました・・・・。今考えると怖いですね。

その頃、よく聴いてました。夕方、まぶしいオレンジ色の夕陽から薄暗くなるころに聴く、「MOTORCYCLE EMPTINESS」は最高でした記憶。

バイク乗りたかったけど、高校時代に左膝怪我してしまい、諦めてましたが、いつか二輪免許を取って走りたいなぁと・・自転車よりも遠くに行けるし。。。
と思っていた時期でもあります。

バイクに乗りたいきっかけが、このバンドでは全くないのですが、自転車に乗って遠くまで行くことが多かったので思い出した感じですね。

まぁ、その頃、リハビリ継続というか筋トレ続けても・・怪我する以前のようには動き回れないかもしれないという思いもあり、ちょっとやさぐれ感もあった時期でしたね。

まぁ・・吹っ切れるまでにかなり時間がかかるんですがね。

左膝もすこしは良くなり(ジャンプや着地は怖くてできませんが)、車の免許は今後必要になるかもしれないので、同年、思い切って自動車学校に行くことにしました。一応、マニュアルコースで入校。
※たまに、半クラで左足が震えたりしましたが・・無事に免許交付までたどり着きましたとさ。


 そして・・・月日は流れ・・・。

 

半ば諦めていた二輪免許ですが、
2005年の30半ばに免許を取得しようと自動車学校に通う日々が訪れるとは、、、この時は思ってもいなかったことである。

 

あとがき

MANIC STREET PREACHERS(マニック・ストリート・プリーチャーズ)のアルバムはこれ以降も新譜を購入してたけど、未開封のモノもありました。
今度、開いて聞いてみようと思いました。

  

これからも自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものを紹介していきます。少しでも楽しめたり、他にも興味が沸いたり、今後も(たまには)立ち寄ってもいいと思われたら、「読者になる」ボタンを押していただけると幸いです。これからの励みにもなりますので、応援よろしくお願い申し上げます!

 

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