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44 MAGNUM「DANGER」(1983年)アルバム・レビュー【Collection#17】

 

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記事を移転しました。

 

 

今回は日本国内のバンドからアルバム紹介します。

 

目次

 

こんな方におすすめ

  • 80年代 ジャパニーズ・メタル(ジャパメタ)に興味がある方
  • ド派手なルックスのハードロックバンドが好きな方
  • 音楽を聴いて(感じて)ストレス発散したい方 
  • 結構キャッチーなナンバーもあるハードロックバンドを探している方

 

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44MAGNUMについて

私が中学生の頃、ハードロック/ヘヴィメタル(以下HR/HM)という音楽と出合い、音圧というかサウンドに圧倒された。そして、国内にも目を向けると、日本国内にもカッコいいバンドがいるではないか!

ということでルックス先行でしたが、国内バンドで最初に聴いたHR/HMのバンド/アルバムがこの44 MAGNUMの1stアルバム「DANGER」でした。

日本語で歌われる洋楽というイメージがありましたね。
でも、ほとんど国内ROCK/POPSは洋楽でしたね。洋楽は西洋音楽ですし・・。

基本的に外国語の時は、何を言っているのかわからないが、曲の雰囲気やメロディラインや知っている単語などから雰囲気を楽しんでるところも多いのですが、日本語+英語で唄われると意味も分かることが多くなる。

しかし、当時の私は歌詞をあまり重要視していなかったかもしれない。

前置きが長くなりなりましたが、44MAGNUMについて簡単にご紹介します。

44MAGNUMは80年代初頭のジャパニーズ・ヘヴィメタル(ジャパ・メタ)シーンを引っ張ったバンドの一つ。

長髪でド派手な服装・メイクというスタイルはルックス最高!!
ボーカル:PAULはカラーコンタクトまでしていたしね。
私好みのケバケしいルックスでキャッチーでノリのよい楽曲とくれば、ファンにならない理由が見当たらないバンドでしたね。

当時、「関西殴り込みGIG」とか「東京殴り込みGIG」とかライブの名前もすごかった記憶。 EARTHSHAKERとMARINOとか・・・関西にはジャパメタを代表するバンドが多い。

デビュー前から全国ツアーや雑誌記事で注目を浴びつつのデビュー!って感じでしたが、その後も精力的に活動を続け、ロンドンでもライブを行い、「倫敦の乱 LIVE IN LONDON」としてビデオ/LDも発売された。

しかし、HR/HMという枠以外にも音楽的な幅を持たせようと路線変更・・・打ち込みを導入することへ、ドラムのJOEが反対し脱退。その後もメンバー間の音楽性の違いにより、1989年に解散。

音楽性の違い・・・当時、バンドは一緒に動くもの という概念が強く、今現在のように母体となるバンドの方向性と違うこと「も」 したければ 別の場で「する」 ということが出来ないと思っていたのでしょう。でも、打ち込み導入が進めばJOEはどのみち脱退していたとは思います。

脱退、そして解散後、メンバーはそれぞれの道を歩みます。

解散前に脱退したドラムのJOEは DIAMOND☆YUKAI、hide with Spread Beaver、SNAKE HIP SHAKE(ZIGGY)、ZIGGYなどに参加。

ボーカルのPAULはアクションの山根基嗣、爆風スランプの江川ほーじん 等とRHINOCEROS(ライナセロス)結成。

ギターのJIMMYは女性ボーカルとTOPAZ結成したり、spAedのメンバーとして活躍。また吉川晃司のツアーメンバーとしても活躍。

ベースのBANはREACTIONの加藤純也らと共にGRAND SLAMを結成。

そして月日が流れ・・・ 2002年にメンバー4名が再集結。

その後、ボーカル:PAULが若年性パーキンソン病であると診断される。
PAULの息子であるSTEVIEをボーカルに迎え、ツインボーカルスタイルで現在も活動中。

 

アルバム「DANGER」発売当時の44MAGNUMメンバー

Vo:Paul(Tatsuya Umehara)
G:Jimmy(Satoshi Hirose)
Ba:Ban(Hironori Yoshikawa)
Ds:Joe (Satoshi Miyawaki)

 

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★★
泣ける楽曲収録評価         :☆☆☆☆☆
イージーリスニング評価       :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★★

アーティストルックス        :★★★★★

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

アルバム収録曲※ (*印はボーナス・トラック)

※私の所有している国内発売CD収録曲

  1. I'm On Fire
  2. Your Heart
  3. The Wild Beast
  4. You Love Me, Don't You ?
  5. No Standing Still
  6. Dirty Lady
  7. Baby, Come Together
  8. At Last I'm A Free Man
  9. Satisfaction

 MOON RECORDS   アルファ・ムーン株式会社
   販売元:ワーナー・パイオニア株式会社

 

収録曲へのコメント

1.I'm On Fire

スピード感があるカッコいいギターから始まる。日本語+英語なので親しみやすい。ギターソロも派手さがあって気持ちいい。いかにもHR/HMって感じも好きです!。もちろんキャッチーな感じもあって、1曲目からアルバムへの期待大!
44MAGNUMの代表曲のひとつ。


2.Your Heart

ミドルテンポだが、疾走感もある楽曲で楽しい。もちろんボーカルのシャウトも気分を高めてくれます!


3.The Wild Beast

ツーバスのドラムもカッコイイ。ヘッドバンキングはしにくいかもしれないが、ライブ途中で映えそうな楽曲。

 

4.You Love Me, Don't You ?

ゆったりとしたテンポで聴かせる楽曲。アルバムの中にはこういう曲もあってもいいのでしょう。この曲単体だけではバンドを好きにならないけど・・。箸休めという感じの曲・・・。

 

5.No Standing Still

箸休めもおわり、ヘッドバンキング!!!したくなる始まり方でノリノリにさせてくれます。そしてメロディはキャッチーですが、ドラムのツーバスやギターが疾走感全開で駆け抜けてくれます! 名曲!!

 

6.Dirty Lady

なんともキャッチー感じの曲でしょうか・・・。ちょっとだけダンサブルな仕上がりでありながら、ロック!

 

7.Baby, Come Together

好きな感じのイントロから始まるキャッチーなロックナンバー!
ライブで映える感じのナンバーは、これぞロックバンド!って感じの歌詞も一役かっています。このアルバムの中で一番好きな曲。


8.At Last I'm A Free Man

先ほどのPOPなナンバーから一転してヘヴィな楽曲。
歌詞もある意味ヘヴィ・・。


9.Satisfaction

アルバムのラストを飾るのは44MAGNUMのライブでのラスト定番曲!
イントロを聴いただけで鳥肌もの! そして 「1・2・3・4!」の掛け声で一気に攻めまくります! ライブでオーディエンスとの掛け合い含め、この曲をやらない44MAGNUMのライブは観たくないくらいライブ映えする楽曲!
歌詞はすべて英語です。

そして・・・楽曲が終わり・・・ノイズ交じりに聴こえてくるのは
2ndアルバムの1曲目「STREET ROCK'N ROLLER」・・・楽しい演出である。

 

試聴コーナー

 

TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出

当時、中学生だった私は仲間内で44MAGNUMを知る人はほぼ、いなかった。
唯一、EARTHSHAKERのアルバムをテープダビングしたものを貸してくれた人が知っていた程度。ということは周りでは1名だった。

高校時代になると中学生の時からバンドをやっている友だちができる。
44MAGNUMを知っていた。海外・国内問わず、HR/HMが好きな人も多かったのはうれしい限りでしたね。

そして、バンドを結成して最初にバンドでコピーしたのは・・・全く別の海外バンドでしたが、その後、44MAGNUMの曲も1曲コピーしたのを記憶しています。
音域が合っていなくても無理くり歌った記憶しかありませんね。
HR/HMの方々は高音で歌われる部分も多かったし。自分が出せる高音よりも高かった!!  

でも、バンドでやるなら日本語の方が好きだった。外国語は発音もなってないし、カタカナ的に憶えて歌うので唄いにくい。
歌詞についても重要視し始めたのは、この頃からという記憶である。
ロック的にカッコいいと思う日本語歌詞とは??ということから国内アーティストも沢山聴くようになって・・・。

なので、高校卒業以降にオリジナル曲をやるバンドの時に海外アーティストのコピー(カバー?)曲には、日本語歌詞を勝手に作ってメロディにのせて唄うという荒業を実行することになる。


話を高校時代に戻しますが、
1985年の渋谷公会堂でのライブを高校時代の友人と観に行きましたね。
その際、BANが使っていたベースがワーロックタイプでボディはミラーが張り付けられたモデルだった記憶。照明/レザー光線?があたると跳ね返えりの光線もカッコよかった!!!
ギターはフライングVタイプだし、変形タイプを多く使用する弦楽器隊はカッコいい。
照明・仕掛け含めたステージセットもきらびやかで観ていて興奮しましたね。

日本国内のバンドもカッコいいと思った最初のバンドだと記憶しています。
あなたの最初に好きになった国内バンド・アーティストって誰ですかね?

ん?高校時代はというと・・・音楽中心で勉強しなかったんですよね~。
今思えば、もう少し勉強もしておけば良かったかも・・・とも思いますが、
青春時代の良き想い出として、バンドや文化祭/体育際、恋愛、夜遊びなどなど・・それもこれも色褪せぬメロディとして刻まれています。

 

 

あとがき

今回、はじめて日本国内バンドのアルバム・レビューをしましたが、カテゴリーをどうしようか?最初は悩みました。
「19〇〇年代(洋楽)」ってカテゴリーで海外アーティストを紹介していたが、
洋楽を適切に説明すると西洋音楽なので、ほとんど国内ROCK/POPSが洋楽になるのでしょう・・・。
カテゴリを(邦楽)にしたのは、洋楽であっても日本人が作った曲は邦楽という括りにもなっていることもあり、日本国内アーティストのカテゴリーとわかるようにしました。

 

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