1993年シングルデビュー。女性ボーカル+男性楽器隊バンドの最高峰!
目次
- こんな方におすすめ
- JUDY AND MARY について
- JUDY AND MARY の音楽性
- アルバム収録曲※
- JUDY AND MARY「J・A・M」収録曲へのコメント
- TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出
- あとがき
こんな方におすすめ
・切なさとあどけなさが同居するパンキッシュなロックがお好きな方
・ちょっと疲れ気味の方、あどけない歌声で元気になりたい方
・YUKI の初期作に興味がある方
・映画「いつかギラギラする日」を見たことがある方!?
広告
JUDY AND MARY について
ある映画の撮影が運命の出会いとなるなんて・・・。
JUDY AND MARY―JAM BOOK 1st Artist Book によれば、JACKS'N'JOKER(ジャクスン・ジョーカー)というロックバンドが実名で映画「いつかギラギラする日」に出演。その際、エキストラで参加していたYUKIが、ひょんなきっかけで、JACKS'N'JOKER(ジャクスン・ジョーカー)ベース担当の恩田快人とお話することに・・・そして、「バンドやってみたい、東京で・・」と相談したことから物語はスタートする。1991年の事である。。。その後、恩田快人の作曲した楽曲デモテープがYUKIに送られ、歌詞を書いて送り返したりと。。
で・・・1992年に恩田快人サイドプロジェクト「JUDY AND MARY」結成。YUKIをボーカルにした POPで切ないロックバンド、ここに誕生。
インディーズ当時のメンバー構成
Vo:SARAH(この当時はYUKIとは名乗っていない。私からすると謎の女性ボーカル)
G:ALPH(藤本泰司)
B:TWIDDELDUM(恩田快人)
Ds:RALPH(五十嵐公太)
楽器隊メンバーは「山羊智詞&赤羽楽団」つながりかな・・・。
※実は・・ドラムのRALPHも謎だった・・・。ギターは元DANCER(ダンサー)というロックバンドにいたのはかろうじで・・・。ってレベル。
1992年インディーズ ミニアルバム「BE AMBITIOUS」を発表。ライブハウスでの演奏。ビデオ収録など・・・。サイドプロジェクト的な活動・・・だったが・・・。
結局、想い入れが強かったんでしょうかね?恩田快人は「JUDY AND MARY」を自身のメイン活動とすべくデビューに向けて奮闘。JACKS'N'JOKER(ジャクスン・ジョーカー)を脱退。JUDY AND MARY(ジュディ アンド マリー)としてレコード会社との契約など。。。
インディーズ ミニアルバム「BE AMBITIOUS」時のメンバーでALPH(藤本泰司)は別プロジェクト構想があり辞退。ギタリストはオーディションを行い、浅沼 拓也に決定。
1stアルバムは全曲、恩田快人作曲。作詞はYUKIが担当。(GLAMOUR PUNKSのみ作詞も恩田快人)
アルバム「J・A・M」時の JUDY AND MARY メンバー構成
Vo:YUKI
G:TAKUYA ASANUMA(浅沼 拓也)
B:YOSHIHITO ONDA(恩田 快人)
Ds:KOHTA IGARASHI(五十嵐 公太)
JUDY AND MARY の音楽性
基本コンセプトは女性が唄うポップで切ないメロディ・サウンドを放つロックバンドである。
ただし、インディーズ時代とメジャー時代ではギタリストの得意とするプレイスタイルの違いからサウンドは明らかに異なる。メジャー1stにもインディーズ ミニアルバム「BE AMBITIOUS」と同じ楽曲も収録されているが・・・
インディーズ時代はハードロック的なアプローチが強い。
メジャー時代パンクロック的なアプローチに近い。
ギターの音色的に全く異なるので、聴き比べしても面白いですよ!
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★★
泣ける/切ない楽曲収録評価 :★★★★☆
イージーリスニング評価 :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★★
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
アルバム収録曲※
※私の所有しているCD収録曲
- JUDY IS A T∀NK GIRL
- LOVE ME DO
- SLAP DASH!
- POWER OF LOVE
- BLUE TEARS
- BABY "Q"
- 彼女の大切なもの
- LOLITA A‐GO‐GO
- MAKE UP ONE'S MIND
- DAYDREAM
- あいたくて
- GLAMOUR PUNKS
Produced by JUDY AND MARY
Epic/Sony Records
試聴コーナー1
JUDY AND MARY「J・A・M」収録曲へのコメント
1.JUDY IS A T∀NK GIRL
インディーズミニアルバムでは「JUDY IS A PUNK ROCKER」というタイトル。
勢いのあるロックナンバーでインディーズ版で聴いていたので・・・。新鮮さはないのですが、ギタリストのプレイスタイルが違ったけど・・・こっちもカッコいい。
2.LOVE ME DO
軽快なリズムでPOPな楽曲。初めて聴く曲。このアルバムはカッコいいと思わせてくれます。すでにあたらしいギターサウンドに慣れている自分がいます。
3.SLAP DASH!
軽快に速い曲。ベースカッコいいスピードで刻みます!!カッコいいし可愛いし・・。
4.POWER OF LOVE
インディーズミニアルバムに収録されていた曲。ギタープレイスタイル/サウンドは、こっちの方が YUKIのボーカルには良いのかも・・と思った曲。YUKIの歌声もあどけない感じで初々しいですよ。メジャーデビューはこの曲のシングルで1993年9月でした。
5.BLUE TEARS
インディーズミニアルバムに収録されていた曲。切なく激しい楽曲。インディーズミニアルバムのラストを飾った曲。1993年11月に2ndシングルとして発表された。個人的に大好きな曲ですが、オリコンシングルチャートで最高位100位圏外・・・。歌詞もいいし、曲もいいのになぁ・・・。ちょっと切なすぎるのかな?・・・・しかし!1996年にはバラエティTV番組「めちゃ2イケてるッ!」のエンディングテーマに起用されたんだよ。
6.BABY "Q"
ちょっとファンキーな感じの曲。この曲における浅沼 拓也(TAKUYA)のギターソロは今後・・よく見られる?(聴かれる?)彼のプレイスタイル・・・。
7.彼女の大切なもの
とっても懐かしい感じがするのは何故?だろう。ベースライン、刻み方、歪み具合がとても好き! リズム隊のサウンドだけで身体は踊る! そして、YUKIの歌詞と歌声が乗っかると・・・。そしてギターサウンドは全体を引き立てるようにすこし控えめ?ソロも雰囲気たっぷり! 何故か聴いていると、そうだよね~と想いながら、心が落ち着くノリの良い楽曲です。
8.LOLITA A‐GO‐GO
ノリの良い楽曲。曲ラストの拍手や喝采でライブ感演出ばっちり!
9.MAKE UP ONE'S MIND
インディーズミニアルバムに収録されていた曲。
ゆったりと始まるがハイハットでのカウント後、勢いのある曲へと変化。
10.DAYDREAM
切ないくらいハードな楽曲。サビのメロディ・歌詞は忘れられない。この曲、ベースソロも入るがフレーズは印象的で、せつなさがある・・・。アルバムからのシングルカットで3rdシングル。
11.あいたくて
落ち着いたテンポの楽曲。あどけない YUKIのボーカルを堪能しましょう。
12.GLAMOUR PUNKS
インディーズミニアルバムに収録されていた曲。ただし、インディーズ版でYUKIは歌っていない。このメジャーデビューアルバムでYUKIのボーカルで収録。インディーズ時のおどろおどろしいカッコいい楽曲の印象からガラっと変わって・・・。
ちなみにインディーズ発売のミニアルバム「BE AMBITIOUS」の収録曲
Epic/Sony Records から再発されましたしね。+DVDのバージョンも・・・。
聴き比べにどうぞ・・・。
聴き比べコーナー
- GLAMOUR PUNKS
- JUDY IS A PUNK ROCKER
- POWER OF LOVE
- MAKE UP ONE'S MIND
- GET PISSED DESTROY
- BLUE TEARS
TOMOZY(トモジー)の超個人的なアルバムにまつわる想い出
もともと JUDY AND MARY に興味を持ったのは、ベースの恩田快人が最初にメジャーで活動していたバンド:PRESENCE(プレゼンス)が好きだったから。
なにやら恩田快人が、女性をボーカルにたてたパンクっぽいバンドで、CDとかビデオ出すって情報を聞いたので、、、。
JACKS'N'JOKER(ジャクスン・ジョーカー)に恩田快人が加入したのは知っていたが、実のところ、楽曲を聴く機会はなかった。
近所のレンタルビデオ(CD)にも置いてなかったこともあり、楽曲を聴くには購入するしかなかった。購入となるとほしい順番に購入しようとするから、、、購入できないものも出てくるってこと。
で、とりあえずリアルタイムで乗っかってみようということで「BE AMBITIOUS」を購入。とてつもなく怪しいジャケットで楽曲表示文字はパンクっぽいけど、メンバーはメタル調だし。。。でも、楽曲は結構カッコイイ!。という印象。
その後、メジャーデビューするって聞いた後に、蓋をあけたら、メンバーはインディーズの時と違うのでびっくりしたのを憶えています。
まぁ、結果的にはよかったかもしれません。POPなロックバンド(いい意味ですよ)へと進化?してったしね。
まぁ、デビュー当時はこの手の話題を話せる音楽仲間とは別々の道に進んだので、ひとりで楽しんでた感じですね。
ただ、このアルバムが発売された年に初めて株式会社とつく会社で仕事を始めることになるが、同年12月には早くも2ndアルバム「ORANGE SUNSHINE」を発表しちゃうんです。これも良いアルバムでしたね。
仕事仲間となる先輩方や後輩方の中には音楽が好きな輩がいまして、、、。
徐々にではあるが、ロックバンドの曲もカラオケで歌える曲が増えてきた時期でもあるので・・1990年後半はカラオケ三昧の日々がやって来るのでした。
朝までカラオケとか・・良く身体が持ったものだ!
この JUDY AND MARY も カラオケでは誰かが唄うか、歌わなくても選曲して流していましたね。。。まぁ、私はイエモン、Hide、バクチク、ZIGGYばかり歌ってたかな。懐かしい・・。
広告
あとがき
そういえば、PRESENCE(プレゼンス)って2019年に一夜限りの再結成(と言っても、ドラムは恩田快人つながりでJUDY AND MARYで一緒にやってた五十嵐公太だったと)。 再結成したのは、EARTHSHAKER(アースシェイカー)のボーカル:西田昌史(マーシー)の還暦祝いライブでの事。
厳密にいうとPRESENCE(プレゼンス)の元メンバー4名が再集結したわけではないが、2020年には再結成ライブの予定も組まれていたが、、、コロナの感染予防のため、ライブはキャンセルされたらしい。。。 いつか、ライブ開催されるならPRESENCE(プレゼンス)のライブは観たいなぁ・・・・。アルバム出して全国回らないかな!?・・・。