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SUZI QUATRO「SUZI QUATRO」(1973年)アルバム・レビュー【Collection#43】

 

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記事を移転しました。

 

 

アメリカからイギリスに渡り・・・ソロデビューするが・・デビューシングルは・・・。運命の曲と出合い、2ndシングルで脚光を浴びたアーティストのファーストアルバム、ここに誕生!

国内盤のアルバムタイトルが凄い! その名も「サディスティック・ロックの女王」! 

 

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目次

 

こんな方におすすめ

・グラム・ロックが好きな方
・ブギーに夢中でロックンロール大好きな方
・女性ボーカルのロックンロールを聴きたい方
・単純明快でグリッターなサウンドに興味がある方
・ベースを弾きながらボーカルやっている人
 

SUZI QUATRO (スージー・クアトロ)について

70年代初期、アメリカからイギリスに渡り、デビュー!

1stシングルはワイルドなロックンロールではなく・・・、
注目を集めることはできなかった。

その時のネームはSUSIE QUATRO(スージー・クアトロ)

ある日、アメリカからイギリスでの活動を提案(スカウト)したプロデューサーがスタジオでMike Chapman(マイク・チャップマン)とNicky Chin (ニッキー・チン)のチームが作った「CAN THE CAN」のサウンドを耳にする。

そのサウンドが、SUSIE QUATRO(スージー・クアトロ)のエネルギッシュなロックンロールをシャウトしたい・・・という言葉を思い出し・・・。

「CAN THE CAN」をSUSIE QUATRO(スージー・クアトロ)に譲って・・と申し出る。

この「CAN THE CAN」が2ndシングルとなる。
ネームもSUZI QUATRO(スージー・クアトロ)に変更。

この2ndシングルが・・・
UKチャートで徐々に伸び、見事 No.1を獲得する。

そして、Mike Chapman(マイク・チャップマン)とNicky Chin (ニッキー・チン)のチームで作成した「48 CRASH」も3rdシングルとして発表。


こうして、ブリティッシュ・ロックシーンで注目された!

SUZI QUATRO(スージー・クアトロ)の1stアルバムのプロデュースをMike Chapman(マイク・チャップマン)とNicky Chin (ニッキー・チン)が行い、完成されたのが・・・今回紹介するアルバム

1973年、SUZI QUATRO「SUZI QUATRO」を発表。
日本盤タイトルは「サディスティック・ロックの女王」

SUZI QUATRO 、アルバム「SUZI QUATRO」時のメンバー

Vo&Ba:SUZI QUATRO(スージー・クアトロ)
G:LEN TUCKEY (レン・タッキー)
key:ALASTAIR McKENZIE (アラステア・マッケンジー)
Ds:DAVE NEAL(デイヴ・ニール)


野郎三名に囲まれながらも、
ワイルドにベースを弾きながら歌うSUZI QUATRO(スージー・クアトロ)!

どちらかというと小柄なSUZI QUATRO(スージー・クアトロ)。
顔立ちは愛らしい感じ。

しかし!ステージ衣装はピチピチの黒い革のジャンプスーツ!とか白い革のジャンプスーツ!!!!

単純明快な感じのキャッチーでワイルドなロックンロールを披露する。

イギリス/ヨーロッパでの反応は、良かった!
日本でも人気は高った! オーストラリアでも人気だった!

アルバムは、ほぼ毎年発表していましたよ! 
1973年、「Suzi Quatro」 (サディスティック・ロックの女王)
1974年、「Quatro」(陶酔のアイドル)
1975年、「 Your Mama Won't Like Me」(ママに捧げるロック)
1977年、「 Aggro Phobia」(クアトロ白書)
1978年、「 If You Knew Suzi」(スージーからの伝言)
1979年、「 Suzi...And Other Four Letter Words」(フォー・レター・ワーズの秘密)

来日公演も1974年から5年連続で来日公演も実施。

80年代に入ると・・日本盤タイトル(邦題)がなくなります。
1980年、「Rock Hard」
1982年、「 Main Attraction」
1991年、「 OH,Suzi Q」

 

でも、
SUZI QUATRO(スージー・クアトロ)は母国、アメリカではそれほど、人気が出なかったようです! アリス・クーパーともツアー回ったりしたんだけど・・・・・。

ブリティッシュ・ロックシーンの中でグラム・ロック、グリッター・ロックと区分されることが多い。

その中でも・・グリッター系は単純明快ですごくキャッチーなメロディーと歌詞が特徴というか・・当時のロンドンポップとでもいうのでしょうか? 

この単純明快すぎで、ティーンエイジャー向けのポップ路線が駄目だったのだろうか?

はたまた、小柄で愛らしいルックスとのギャップなどが・・
母国アメリカで受けなかったのか?

理由はわかりません。

SUZI QUATRO (スージー・クアトロ)の音楽性

一応、運命を変えたソングライティングチームの話もしておこう。

Mike Chapman(マイク・チャップマン)とNicky Chin (ニッキー・チン)
この二名のソングライティングチームの曲は、SUZI QUATRO(スージー・クアトロ)の他に、SWEET、MUDなども有名。

SWEETに至っては・・彼ら2名の作る、単純明快なポップロック的アプローチよりももっとヘヴィなハードロックをやりたかったため、最終的には離れていくんだわ。

まぁ、70年代のグラムロック、グリッターロックという区分する際、どうしても避けて通れないのが・・・

Mike Chapman(マイク・チャップマン)とNicky Chin (ニッキー・チン)


まぁ、私は嫌いじゃないです。
この馬鹿バカしい位、単純明快な曲! 


それをワイルドなロックンロールサウンドで演奏するスタイル。


もちろん、SUZI QUATRO (スージー・クアトロ)作の曲もある。
こちらも、キャッチーながら、ワイルドなロックンロールサウンドです。


全体的に憶えやすい単純な歌詞とメロディが魅力なんだよね・・・。

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★★
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :☆☆☆☆☆
イージーリスニング評価       :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★☆

アーティストルックス        :★★★★☆

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

 

試聴コーナー 

 

収録曲へのコメント ※私が所有するアルバムの収録曲順

1.48 CRASH

オープニング曲は・・・
Mike Chapman(マイク・チャップマン)とNicky Chin (ニッキー・チン)による作品で、3rdシングルになる曲。SUZI QUATRO(スージー・クアトロ)の高音叫びを活かした感じで、彼女のシャウトもカッコイイ!

2.GLYCERINE QUEEN

この曲はSUZI QUATRO(スージー・クアトロ)自身もソングライティングに関わった曲。シンプルなロックンロールです。管楽器も雰囲気を高めてくれます!!


3.SHINE MY MACHINE

SUZI QUATRO(スージー・クアトロ)ライティングの曲が続きます!、この曲もロックンロールしてます!コーラスもギターもオルガン?もロックンロールしてます!

4.OFFICIAL SUBURBIAN SUPERMAN

少し落ち着いた曲の登場です!!これまでノリノリだったので、ここでひと休みです。とは言ってもギターサウンドもオルガンもこれまで同様に雰囲気ありあり!

5.I WANNA BE YOUR MAN

これは、ビートルズの曲! SUZI QUATROが歌えば、このメンバーで演奏してしまえば、他の曲とも馴染んじゃう!

6.PRIMITIVE LOVE

LPだとこの曲でA面が終わるんですが、A面ラストと思うとA面ラストっぽい!?曲。どうしても、B面への期待が膨らむような楽曲でドラムのリズムが印象的で、メロディフレーズは繰り返しパターンなので、、ライブのオープニングのSEみたいに感じます!

 

7.CAN THE CAN

Mike Chapman(マイク・チャップマン)とNicky Chin (ニッキー・チン)による作品で2ndシングル! B面の始まり!?、、、。歌詞のフレーズは繰り返しが多いが、それが頭から離れなくなる!!煽り曲でもありますね!

8.ALL SHOCK UP

ロックンロールのスタンダードナンバー!エルビス・プレスリーでお馴染み?SUZI QUATROが歌えば、このメンバーで演奏してしまえば、他の曲とも馴染んじゃう!パート2的な感じです!!

9.STICKS & STONES

ドラムの音色が少し軽い感じですが、コーラスが煽ります!、スージー・クアトロが歌い出せば、いつものロックンロールです!

10.SKIN TIGHT SKIN

落ち着いた感じで始まる楽曲。そして妖しいシンセサイザーの音も左スピーカーから聴こえてきます・・・。でも結構、病みつきになる曲です!

 

11.GET BACK MAMMA

いつも通り!?のブギー調のロックンロール!!スージー・クアトロのベースソロも聴ける1曲!!小柄ながら、ピチピチの黒い革のジャンプスーツを着て、演奏しているSUZI QUATROを想像しながら、聴いてください!

 

12.ROCKIN' MOONBEAM

明るいホンキートンク調ピアノで始まり、SUZI QUATROの唱がのります! 結構明るいロックンロールだが、、曲タイトルのメロディを男性陣が低い声でコーラスする辺りは、ちょっと引きます!!! けどね・・・。

 

13.SHAKIN' ALL OVER

これはカバー曲ですね。どうやら、カナダのロックグループ:The Guess Who の曲。原曲は聴いたことないです。。。
 

 

 

 

TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

このSUZI QUATROのアルバムですが、国内CD化されて、はじめて聴いたんだよね。購入したのは、1989年か1990年頃だと思います。

高校時代から引き続き、グラムロックとかグリッターロックとかと呼ばれるアーティストのCDを探していた時期だったので・・・。

で、はじめて、SUZI QUATROの1stアルバムを聴いた時、そうそう、この感じ!
って思いましたよ!

ジャケットからも少しワイルドな感じのルックスなので、グラムっていうギラギラした感じでなかったので、どうなんだろうな? って思いながら聴いたのを思い出します。

でも、楽曲は・・・チャップマン&チンの曲だぁ~!って思いました。
SWEETで既にチャップマン&チンの曲には慣れてましたし、、、、。
でもでも、どうして、単純明快なフレーズの繰り返し的な歌詞で、ノリノリの楽曲を沢山作る人たちだと・・つくづく思うのであった。

スージー・クアトロ自身の曲もブギー調のロックンロールでカッコしいし!

かなり好きになりましたよ! このアルバム!

で、SUZI QUATROの1stアルバムをゲットした頃、グリッターロック系で・・Gary Glitter っていう、おじさんグラムロッカーのアルバムもこの頃に入手した記憶です。。。Gary Glitter に関してはまたの機会で・・・

あとがき

久しぶりに聴いた、SUZI QUATRO「SUZI QUATRO」(邦題:サディスティック・ロックの女王)ですが、今聴いていも、カッコイイですね!

JOAN JETTの記事から引き続き、女性アーティスト特集みたいな感じで続いていますが、探していた、BANGLES(バングルス)のCDが見つかりました!

でも、1stアルバムが見つからないけど・・・。2ndと3rdが見つかりましたので、これから聴きたいと思います。その後、記事にしようかな!
 

これからも自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものを紹介していきます。少しでも楽しめたり、他にも興味が沸いたり、今後も(たまには)立ち寄ってもいいと思われたら、「読者になる」ボタンを押していただけると幸いです。これからの励みにもなりますので、応援よろしくお願い申し上げます!

 

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