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THE RUNAWAYS「THE RUNAWAYS」(1976年)アルバム・レビュー【Collection#46】

 

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記事を移転しました。

 

 

平均年齢16歳の若さでデビューし、世界でいち早く脚光を浴びたガールズロックバンドの1stアルバム!

 邦題は「悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン」!ってどんだけ過激なタイトルつけてるんだ!?

 

目次

 

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こんな方におすすめ

・とにかくガールズロックが好きな方
・映画「The Runaways」を観たことがある方
・70年代ロサンジェルスの音楽シーンに興味がある方
・JOAN JETTやLITA FORDの名前を知っている方
・敏腕プロデューサー、キム・フォーリーって名前を聞いたことがある方
 

THE RUNAWAYS(ザ・ランナウェイズ)について

本国アメリカよりも日本で大人気!のガールズロックバンド!


バンドのスタートはドラムのSandy West(サンディ・ウェスト)とギターのJoan Jett (ジョーン・ジェット)の2名とプロデューサーのキム・フォーリーにより、バンド結成への歴史がスタート。

キム・フォーリーにより、シンガー兼ベーシストのMicki Steele((ミッキ・スティール)、後にマイケル・スティールの名でバングルスに加入))を加えた3ピースバンドとして活動を開始する。

3ピースバンドの時は、メインヴォーカルがMicki Steele(ミッキ・スティール)で、サブ的にJoan Jett (ジョーン・ジェット)だった模様。

ロサンゼルスのクラブなどで演奏する機会も増えていきますが・・・。

その後、もう一人のギタリスト、Lita Ford (リタ・フォード)が加入。
年齢的に年上だった、Micki Steele(ミッキ・スティール)が脱退する。

メンバー補強のため、Cherie Currie(シェリー・カーリー)をスカウト。
ベースにJackie Fox(ジャッキー・フォックス)を加入させて、5名のラインナップを完成させた。

THE RUNAWAYS(ザ・ランナウェイズ)、メジャーデビュー時のメンバー

Vo&Key:Cherie Currie(シェリー・カーリー)
G&Vo:Joan Jett (ジョーン・ジェット)
G:Lita Ford (リタ・フォード)
Ba:Jackie Fox(ジャッキー・フォックス)
Ds:Sandy West(サンディ・ウェスト)



1976年、1stアルバム「THE RUNAWAYS「悩殺爆弾(チェリーボム)〜禁断のロックン・ロール・クイーン」」発売。

Cherie Currie(シェリー・カーリー)のステージ衣装が奇抜なものが多かった!
ほとんど下着じゃん!? っていう、コルセット+ガーターベルトだったり。

邦題アルバムタイトルを考えた人は、1曲目の曲名とCherie Currie(シェリー・カーリー)のステージ衣装などの宣伝写真から考えたんでしょうね、きっと。


1977年、2ndアルバム「Queens of Noise(クィーン・オブ・ノイズ)」発売

1977年、来日公演が開催。
当時の日本におけるレコード売上げは、あのキッスやレッド・ツェッペリンと同じくらいだったていうのだから、人気はかなりのものです!

日本公演を収録したライブアルバム「ライブ・イン・ジャパン」も1977年に発売。

 

しかし・・・日本公演中に 

ベースを担当してた Jackie Fox(ジャッキー・フォックス)が脱退表明。
後任にはVicki Blue(ヴィッキー・ブルー)が加入するも・・・。

バンドの看板娘、ヴォーカルの Cherie Currie (シェリー・カーリー)も脱退。


Joan Jett (ジョーン・ジェット)はすべての曲のヴォーカルを担うことになる。

1977年、新体制で3rdアルバム「Waitin' For The Night」を発売。


1978年には・・・バンドとともに歩んできた育ての親(キム・フォーリー)とも金銭問題などで決裂・・。

マネジメントもレコード会社も契約破棄となり、

新しいマネジメントとレコード会社と契約するが、
メンバーの体調不良など・・でメンバーチェンジもあったり・・・。


それでもアルバム「And Now The Runaways」を発売するが・・・。


ギタリストのLita Ford(リタ・フォード)とJoan Jett (ジョーン・ジェット)の間で音楽的意見の違いが表沙汰となった。

 

Joan Jett (ジョーン・ジェット)はパンクロック寄りのロックンロールを!
Lita Ford(リタ・フォード)はハードロックを追求したい・・!

 

1979年 解散


その後の・・・・Joan Jett (ジョーン・ジェット)のソロ活動は
こちらの記事もご覧ください。

www.tomo-zy.com

 

THE RUNAWAYS(ザ・ランナウェイズ)の音楽性

ハードロック? ロックンロール? パンクロック? グラムロック?
結構、ジャンル分けが難しいバンドかもしれません。

基本的にはハードロック/ハードロックンロールバンドで良いのかもしれません。

ギタリスト二人の影響されたミュージシャンも少し異なっています。

Joan Jett (ジョーン・ジェット)は結構、イギリスのグラムロック系が好き。
Lita Ford(リタ・フォード)はリッチー・ブラックモア好きでハードロックが好き。

1stアルバムは Joan Jett (ジョーン・ジェット)の曲が多いです。

2ndアルバムでは、結構、Lita Ford(リタ・フォード)も曲を提供し始めます。

更に・・・2ndアルバム位で・・・メインヴォーカルがCherie Currie (シェリー・カーリー)じゃなく・・・Joan Jett (ジョーン・ジェット)が務める曲もあったりして・・・。 

ん~ん、そういうこともあってか・・・その後のCherie Currie (シェリー・カーリー)脱退へと繋がって来るんでしょうか???

まぁ、各々がロックンローラーになりたかったり、ミュージシャンになりたかったり、有名になりたかったりした、年齢が近いメンバーの寄せ集め的なバンドだったかもしれないし・・・。エゴも出てきて当然かも知れません。

その辺りは・・映画「THE RUNAWAYS」で確認してみよう!

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★☆

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :☆☆☆☆☆
イージーリスニング評価       :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★☆

アーティストルックス        :★★★★☆

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

 

試聴コーナー 


 

収録曲へのコメント ※私が所有するアルバムの収録曲順

1.CHERRY BOMB

日本で大ヒットした曲(日本国内の洋楽チャートで1位獲得)。のちにJoan Jett (ジョーン・ジェット)自身も自身でカバーして話題となる。好きな曲ですね。結構単純明快な展開ですが、「Che、Che、Che、Che、Che、Che CHERRY BOMB!!」って癖になりますよ!


2.YOU DRIVE ME WILD(あなたに夢中)

ロックンロールナンバーです。ゆったりと身体を横に動かしてみてください!サビは結構カッコいいです!


3.IS IT DAY OR NIGHT ?(錯乱する頭脳)

繰り返しのギターフレーズが途中で止まったり、あれ?終わった?なんて思うラスト近くが妙に笑えてくるのはなぜだろうか?

4.THUNDER(恋の稲妻)

キャッチーな感じのメロディとノリの良いバックサウンドが心地よい曲です。結構好きなタイプの曲です。途中からピアノの音が薄っすらと聴こえてくる付近は耳を澄まして聴いてみましょう。結構カッコイイですよ。

5.ROCK AND ROLL

ルー・リードの曲。この辺の選曲はJoan Jett (ジョーン・ジェット)が一応、バンドの核だったんでしょうかね?

6.LOVERS

イントロ、カッコいいです。ヴォーカルが結構、かったるい感じでの歌唱です。ちょっとだけ反抗期なのでしょう。きっと!と思わせます。まだ16歳だもんね!って。


7.AMERICAN NIGHTS

どこかで聴いたことのあるようなギターフレーズがいい味出してます。突然入ってくるキーボードにビックリしながら、楽しんでください! またJoan Jett (ジョーン・ジェット)が最後の方で「AH!WOW!」とでも叫んでるんでしょうか? ビックリします!

8.BLACKMAIL

ノリの良いロックンロールを聴かせてくれます。ノイジーなギターソロも頑張ってます!

9.SECRETS

あっ!、アメリカのバンドだったよね? って思うようなイントロがカッコいい。ちょっと明るい感じのギターフレーズがカッコいい感じに仕上がっています。また、途中で入るキーボードもビックリはしません!

10.DEAD END JUSTICE(行きづまりの正義)

THE RUNAWAYS(ランナウェイズ)ってこんな感じだよね!?って思う曲。1曲目の「CHERRY BOMB」と似てますよーーーって、皆が思うのでしょうか???
安心してください、途中から、新たな展開が始まります!! ちょっと戸惑いますが、最後まで楽しみましょう!! 最後の方では、Lita Ford(リタ・フォード)の左指が唸りますから・・。 

 

 

 

TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

リアルタイムではありませんでしたが、高校生の頃、HANOI ROCKS 購入しようと思っていたら、同じ、日本フォノグラム系で販売されていた THE RUNAWAYS も 目に入ってきちゃったんです。名前は知ってましたから・・・・。

最初は、女性版NEW YORK DOLLS かと思ったんですが、音源聴いたら、違った。
もっとハードロックに近い。 それでも結構気に入った。特に1曲目の「CHERRY BOMB」、2曲目の「YOU DRIVE ME WILD」。

超お気に入りまではいかないものの、好きな曲も出来たので良しとしたアルバムのひとつです!

「CHERRY BOMB」は永遠に不滅です! 

それからしばらくして、JOAN JETT・・のアルバムが国内発売されるってことで、買ってみた・・・ら、良かった!って流れに繋がる。

さらに後になり・・・

THE RUNAWAYSの歴史を描いた映画「THE RUNAWAYS」も日本では2011年だったかな? 公開されましたね。
原作はCherie Currie(シェリー・カーリー)の「ネオン・エンジェル」という自伝。

そのCherie Currie(シェリー・カーリー)役を演じるのは・・・子役として有名映画に何度も出演していた、Dakota Fanning(ダコタ・ファニング)だっていうので驚きでした!! 

でも映画館では観ていないですね。DVD化されてからです。


音楽好きには持ってこい 映画「THE RUNAWAYS」もおススメ!




 

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あとがき

日本で大人気だった!THE RUNAWAYS!
70年代とかって、アーティスト本国ではイマイチでも、日本で大人気!っていうバンドは結構いましたよね?

CHEAP TRICK とか・・

日本初来日で武道館公演しちゃうんだから! でもって、
そのコンサートの模様をレコーディングした「Cheap Trick at Budokan」は日本国内で発売され、逆輸入で本国アメリカで評判となり、本国アメリカでも発売された!

アメリカに対して 「CHEAP TRICK」と「武道館」を有名にした!って感じ。

結構、凄いね。日本の洋楽ファンや音楽業界関係者って!!
 

これからも自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものを紹介していきます。少しでも楽しめたり、他にも興味が沸いたり、今後も(たまには)立ち寄ってもいいと思われたら、「読者になる」ボタンを押していただけると幸いです。これからの励みにもなりますので、応援よろしくお願い申し上げます!