記事を移転しました。
日本国内盤タイトル「情熱の炎」と題したアメリカ、ロサンゼルスのバンドのメジャーデビューアルバム。Tシャツの袖などをヒラヒラになるようにカットしたファッションも流行ったねぇ~~!?
目次
- こんな方におすすめ
- TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
- 収録曲へのコメント
- RATT(ラット)の音楽性
- RATT(ラット)について
- TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
- あとがき
こんな方におすすめ
・80年代ロサンゼルスのハードロックムーブメントに興味がある方
・LAメタル(グラムメタル/ヘアメタル)ってなんぞや?と思っている方。
・ジャンルとか別に拘らないし、楽しければそれでよしの方。
・アメリカ文化の音楽好きな方。
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価 :☆☆☆☆☆
イージーリスニング評価 :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★★
アーティストルックス :★★★★☆
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
試聴コーナー
収録曲へのコメント
1.WANTED MAN
1曲目から迫力のあるサウンドが聴けます! ギタープレイはそんなに好きな感じではないのですが、許せる範囲でカッコいい!!と思います。
ドラムのちょい電子ドラムっぽいエフェクト処理も許せる範囲です!
ミドルテンポのハードロック!!!
2.YOU'RE IN TROUBLE
フォアンのベースが唸りをあげながら曲を引っ張ります! 腰をくねらせ、ベースを上下左右に動かしながら演奏するフォアンの姿が目に浮かびます!
3.ROUND AND ROUND
RATTの代表曲のひとつとなった曲。
ミドルテンポながらノリが良く、メロディはそれなりにキャッチー。サビではみんなで合唱しましょう!
4.IN YOUR DIRECTION
ドラムのリズムが、心地よい、ほんと個性の強いヴォーカルだと思う曲。ギターソロよ中、結構カッコいい瞬間があって楽しい!
5.SHE WANTS MONEY
疾走感あふれる曲! イントロ、こんなんだったっけ??とあまりイントロを憶えていなかった曲。歌が始まれば、そうそう!! これこれ!!と叫んでいます!(きっと)
6.LACK OF COMMUNICATION
この曲好きですね。ギターのイントロといい、メロディといい、サビのコーラスといい、楽しい楽曲に仕上がりです。
7.BACK FOR MORE
すこし落ち着いた感じのイントロですが、歌が始まるとやはりハードロックしています!この曲も初期のRATTで有名な曲。
8.THE MORNING AFTER
ハードロック的イントロのギター、ベースが唸りながら進行して疾走感があります。メロディは結構綺麗です!
9.I'M INSANE
この曲も疾走感があるハードロックギターが魅力。ギターソロもハードロックって感じでノリノリに決めてくれます!
10.SCENE OF THE CRIME
この曲好きですね。イントロが印象的な楽曲。ミドルテンポですが、夏のドライブ時に聴きたい曲です!
RATT(ラット)の音楽性
ハードロックをベースに明るく開放的でダイナミックなサウンドである。
RATT(ラット)の音楽に対して、デビュー当時、RATT N' ROLL(ラットン・ロール)と呼ばれていた。
ヴォーカルのSTEPHEN PEARCY(ステファン・パーシー/スティーヴン・パーシー)の声質は独特で、好き嫌いがあるかもしれません。
歌は決してうまい!というタイプではないですが、カッコよければよいのだ!?
タイプ的にはアメリカのハードロック/ハードロックンロール。
ただし、当時流行りの速弾き(ちょいとだけど)はウォーレンが頑張ってました!
メジャーからのアルバムは
結構、ベース音も分厚いし、ドラムはちょっと電子音チックなエフェクトありますが、音の厚みは十分あって迫力あります!!
映像で観る RATT
代表曲”ROUND AND ROUND”
西部劇風の映像PV ” WANTED MAN”
”BACK FOR MORE”
アルバム「OUT OF THE CELLAR」時のメンバー
Vo:STEPHEN PEARCY(ステファン・パーシー/スティーヴン・パーシー)
G:ROBBIN CROSBY(ロビン・クロスビー)
G:WARREN DE MARTINI (ウォーレン・デ・マルティーニ)
Ba:JUAN CROUCIER(フォアン・クルーシェ)
Ds:BOBBY BLOTZER(ボビー・ブロッツアー)
RATT(ラット)について
ヴォーカリストのスティーヴン・パーシーが1976年にMICKY RATTを結成。
RATTの結成経緯にはいくつかある。
どちらも Rough Cutt と Dokken というバンドが出てくるが メンバーの在籍順が異なる。
RATTもRough Cuttもカリフォルニア南部サンディエゴが結成拠点だしね
でも、サンディエゴで結成したけど、拠点をロサンゼルスに移して成功するんだわ。
で、結成経緯ですが・・・
結成経緯説その1
1978年、スティーヴン・パーシー、ジェイク・E・リー、とロビン・クロスビーを中心にサンディエゴでMICKY RATTを結成。
1981年にMICKY RATTはRATTと改名する。
しかし、RATTは分裂しRough Cuttというバンドが結成された。
その際にRough Cuttに移籍したのが、ジェイク・E・リー。
創設者のヴォーカル:スティーヴン・パーシーとギタリスト:ロビン・クロスビーにより、RATTを継続させるためにまず、ドラムのボビー・ブロッツアーが加入、そして同郷のウォーレン・デ・マルティーニが加入。(ウォーレンはRough Cutt在籍経験ありという説もある)
最後にDokkenレコーディングメンバーのフォアン・クルーシェはRough Cuttに移籍していたが、最終的にRATTに加入し、デビュー時の5名が揃った説。
結成経緯説その2
もともとDokkenに在籍していたフォアン・クルーシェがRough Cuttに移籍その時のRough Cuttに在籍していた、ウォーレン・デ・マルティーニとジェイク・E・リーとともにフォアン・クルーシェもRough Cuttを離脱する。
スティーヴン・パーシーと旧友ボビー・ブロッツアーが新しいグループを結成する際に
Rough Cutt離脱組ウォーレン・デ・マルティーニとジェイク・E・リーとともにフォアン・クルーシェと合体して誕生。その後に、ジェイク・E・リーが脱退し、ロビン・クロスビーが加入してデビュー時の5名のラインナップになった説。
どちらにしても、ジェイク・E・リーは1983年にはオジー・オズボーンのバンドに加入している。
フォアン・クルーシェとジェイク・E・リーがRough Cuttに在籍していた時の音源がオムニバスアルバムに2曲あるようだが、未確認だが・・
初期のRough Cuttのメンバーは流動的だったらしいし・・・・。
今回紹介するメジャー1stアルバム「OUT OF THE CELLAR」発売当初、RATTの結成経緯説その2が国内で発表されていた経緯だったけどね・・・。
どうも、結成経緯説その1の方が正しいようだが。。。さて?
その後のインタビューなど、再調査してみたいが、文献が手元にないので、今回は2説記載させていただきました。申し訳ない。
話をRATTの音源に戻すと
1983年、自主制作EP「RATT」発売(発売元:Time Coast Records)
その後、イギリスではMusic For Nationからも「RATT」を発売。このEPはアメリカ盤よりも1曲多い7曲入りだった。
派手なファッション、化粧によるグラマラスなルックス&明るく開放的でダイナミックな音楽性はRATT N' ROLL(ラットン・ロール)と呼ばれるようになる。
ギタリスト:ロビン・クロスビーはMötley Crüeのベーシスト:ニッキー・シックスとはルームメイトだったことは有名で、RATTの自主制作盤発表頃はMötley Crüeとともにクラブ出演して動員数を増やしていった。
その後、ロサンゼルスの音楽シーンの中で、Mötley CrüeとRATTは人気を二分するような存在へとなっていくのであった!!
1984年、メジャー1stアルバム「OUT OF THE CELLAR」発売
1985年春には初来日公演。
新宿厚生年金会館で、昼の部、夜の部、と当日2回公演なんてのもありましたね。
で昼の部に友人と一緒に観に行きました!
当時のRATTに関しては、発売されていた楽曲が自主制作盤と1stアルバムのみなので、RATTのコンサートは短い時間で一瞬にして終わる!って聞いてました。
たしかに早かったような・・・。まぁそんなもんか!?とも思ってました。
1985年、2ndアルバム「INVASION OF YOUR PRIVACY」発売
1986年、3rdアルバム「DANCING UNDERCOVER」発売
1988年11月に4thアルバム『REACH FOR THE SKY』
1990年8月に5thアルバム『DETONATOR』
1991年、ギタリスト:ロビン・クロスビー脱退
同年、ベストアルバム「RATT & ROLL 8191」発売後、アトランティック・レコードから契約を解除される
1992年、バンドは解散
1997年に再結成。
再結成時のメンバー
Vo:STEPHEN PEARCY(ステファン・パーシー/スティーヴン・パーシー)
G:WARREN DE MARTINI (ウォーレン・デ・マルティーニ)
Ba:ROBBIE CRANE(ロビー・クレイン)
Ds:BOBBY BLOTZER(ボビー・ブロッツアー)
未発表曲集『COLLAGE』をメジャー・レーベル、ソニーからリリース。
1999年、6thアルバム「RATT」を発表
同年、創設者のSTEPHEN PEARCY(スティーヴン・パーシー)が脱退。
創設者なき「RATT」って、どうなんだろう?とも思いますが、
黄金期のクラシックメンバーともある種、同じ比率で「RATT」を名乗ることができるのだろうな!?きっと。
ということもあってか・・・・。
ちょっと前に「RATT」は2バンド存在してたんだわ・・。
STEPHEN PEARCY(スティーヴン・パーシー)が復帰して離脱して・・・。
ということもあり、継続的に活動を望んだ、ドラムのボビーが「RATT」として活動継続。
しかし、他メンバー:ギターのウォーレンから、自分達も「RATT」を名乗る権利があると主張。ウォーレンはクラシックメンバー(黄金期)での活動に拘っていたため、STEPHEN PEARCY(スティーヴン・パーシー)、フォアンとともに「RATT」として活動再開する。
ボビー側の「RATT」はバンド名を変更(バンド名にRATTの文字はあるけどね)。
現在はウォーレンが離脱しているが、スティーヴンとフォアン以外は新メンバーでRATTは活動を続けている。
2020年 現在・・・
2020年、アメリカの保険会社による、家のネズミ問題を題材にした、テレビコマーシャルにRATTが出演(家で悪さするネズミ役?)し、代表曲「ROUND AND ROUND」を、台所など、家の中で演奏しています。
これが、結構、話題のようです。。。
2020年、これを機に「RATT」の再ブレイクなるのか????
Ratt Problem - GEICO Insurance
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
中学3年生の時に、RATTと出合います! アルバムを初めて聴いた時は、音圧もあり、ドラムの音は結構エフェクト入れてて、電子ドラムも使ってるのか?と思うサウンド!
中学校卒業後の春休みにRATTの初来日があり、観に行きまして・・・。
新宿厚生年金会館というところ、昼の部、夜の部の公演があった。
チケットが取れたのが、昼の部でしたが、中学時代の友人達と卒業記念で、RATTの他、Twisted Sisterのコンサートも観に行きましたね。こちらはNHKホールでした。
話をRATTに戻すと、
RATTというとTシャツをカットしたファッションなども魅力的で、高校時代に真似しました!、マリリンモンローの顔アップが胸元から腹上に描かれたポップアート風のものをカットして着てましたねぇ・・・。
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あとがき
現在のテレビコマーシャルをYoutubeから引っ張るのを、最後までどうするか迷いましたが、今回記事内にいれました。。。
話は変わりますが、
RATTの母体だった「MICKY RATT」の音源も、いまは出回ってるんですね! 知らなかった!!!!!
試聴コーナー2(MICKY RATT)
これからも私自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものをランダムに紹介していきます。