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Cheap Trick「ALL SHOOK UP」(1980年)アルバム・レビュー【Collection#58】

 

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記事を移転しました。

 

 

Cheap Trick 5枚目のオリジナルアルバム。このアルバムを収録した後/アルバムのリリース前に、ベースのTom Petersson(トム・ピーターソン)が脱退してしまう。

こんな方におすすめ

  • メロディがしっかりしているロックが好きだという方
  • Cheap Trick は1stアルバムが好きだ!という方
  • 70年代のアメリカのロックに興味がある方
  • アメリカのバンドでもブリティッシュな感じもあるバンドが好きだという方

 

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目次

  

 

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★☆

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :★☆☆☆☆
イージーリスニング評価       :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★☆

アーティストルックス        :★★★★☆

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

試聴コーナー 

 

収録曲へのコメント 

1.STOP THIS GAME

シンセサイザーをバックに歌い上げるロビンのヴォーカルが冴える始まり。
このが曲はそれほどハードには聴こえないものの、厚みのある音で楽しませてくれます。

2.JUST GOT BACK

1曲目の余韻に乗っかるようにドラムから始まり、ハードなロックンロールへと! テンションあがる1曲! 高速道路に乗る瞬間に聴きたい曲!(でも安全運転でね)

3.BABY LOVES TO ROCK

ロックンロールナンバーが続きます! この曲もハードな感じで攻めてきます。


4.CAN'T STOP IT BUT I'M GONNA TRY

少しだけ哀愁を感じるイントロから始まり、ロビンのヴォーカルが冴える楽曲。
途中、ピアノが聴こえてきます。そこも味わい深く、楽しめます。


5.WORLD’S GREATEST LOVER

こちらは悲しい感じのイントロから始まり、少し幻想的な雰囲気を持つ楽曲。ロビンのハイトーンも冴える! ギターソロも聴かせるフレーズで全体的に落ち着いています。 

6.HIGH PRIEST OF RHYTHMIC NOISE

ヘヴィな印象のある楽曲。エレクトリック・ヴォイスも活躍します。

7.LOVE COMES A‐TUMBLIN' DOWN

スピード感のある楽曲。マラカスの音が右に入ったり。センターに入ったり、左に入ったりと音が移動します。酔わないように注意です!

8.I LOVE YOU HONEY BUT I HATE YOUR FRIENDS

オーソドックスなロックンロール! 渋い感じで攻めてきますが、メンバーのキャラクター的にどうしても・・・ギターのリックの顔を思い浮かべてしまうと「渋い」から「楽しい」に代わってしまいます。

9.GO FOR THE THROAT (USE YOUR OWN IMAGINATION)

なんとなく、グラムロック的というか演劇要素があるロックというか、そういうのを連想させる楽曲。聴き応え十分な楽曲! 

10.WHO D' KING

ラストは太鼓のリズムが素晴らしい楽曲。※モントセラト(モンセラット)島の島民がコーラスで参加している。コーラスで盛り上げに貢献!
※カリブ海の小アンティル諸島に位置する火山島です。

 

 

Cheap Trick(チープ・トリック)の音楽性やバンドについてはこちらで!

TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

この Cheap Trick「ALL SHOOK UP」に関しては、輸入盤で持っています。
理由は特になかったと思います。あったとすると最初のCD化時期にはボーナストラックがなかったのと輸入盤の方が安かったから・・・かな?

プロデューサーがトム・ワーマンからジョージ・マーティンに変わった作品。

前作よりも少しだけ厚みが増した感じで、全体的にハードになってはいます。ヴォーカルだけが前に出ているというよりも、ヴォーカル前後定位も、他の楽器と同じくらいのバランス。ポップセンスはこれまで同様に持ち合わせている一作。

評論家の皆さんは、賛否両論あったみたいです。

極端なポップサイドの曲が収録されていないのは、残念な方もいるかも知れません。

でも、この作品、結構好きなアルバムです。ですが、1stには敵わない!かな。

ラストの「WHO D’ KING」は学生時代のコピーバンドでオープニングSEに使いました。自分たちのセットリストには、Cheap Trick は1曲もありませんでしたけど、演奏できる時間が少し長く確保されていたので、思い切ってオープニングSEの導入を試みた感じです。

あの当時、即席メンバーで2,3ヵ月練習して本番だった記憶。
あの時のメンバーは今、何してるんだろうなぁ~

 

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あとがき

これで、Cheap Trick の第一次黄金期の章は終わりです。
次のCheap Trick の紹介はベースがTom Petersson(トム・ピーターソン)ではない期間に移り、Tom Petersson(トム・ピーターソン)が復帰するまでの章で、Cheap Trickとはまたお会いしましょう。

そういえば、「All Shook Up」と聞くと、エルヴィス・プレスリーの「恋にしびれて(All Shook Up)」を想い出す方もいるのかなぁ~!!?? 
そうでしょう!??