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SHADY DOLLS「GET THE BLACK」(1987年)アルバム・レビュー【Collection#68】

 

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当時平均年齢19歳でメジャーデビュー。この若さで渋いロックンロールを奏でるスゲー奴らが音楽シーンに登場! ストレートなロックンロールに泥臭くも熱いヴォーカルを載せて、転がり続けたイカしたバンドの1stアルバム!!

こんな方におすすめ

  • ストレートなロックンロールが好きな方
  • 純粋にロックンロールや唄を愛したバンドに興味がある方
  • 本物のロックンロールバンドって感じのバンドを探している方
  • Sing a Songに想いを込めて、転がり続けてる方
  • カッティングがカッコいいギターに憧れたことのある方 

 

目次

 

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アルバム「GET THE BLACK」について

平均年齢 若干19歳という若さ溢れる年齢ではあるが、その演奏は本格的なロックンロールを奏でる。渋い感じも既に持ち合わせており、味わい深いものがある。

もちろん、若さ溢れるパワーで攻め立ててくる、感じも伝わってきます。二本のギターの絡みも歯切れがいいし、タイトなリズム隊、エモーショナルに歌い上げるヴォーカル、どこを取っても魅力満載!

ノリの良いロックンロールもバラードも・・・。
3曲目の「色あせていくCHINA GIRL」を除き、本人達の自作ですしね。

まさに、衝撃的なアルバムとの出会いでした。

そういえば、所属事務社は当時のZIGGYとかと同じPublic Image Inc,.(パブリック・イメージ)でしたね。

Public Image Inc,.だと徳間ジャパンの印象が強いですが・・・。
徳間ジャパンからの発売ではなく、テイチクからの発売でしたね。

 

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★☆
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :★★★★☆
イージーリスニング評価       :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★★

アーティストルックス        :★★★★★

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

試聴コーナー 

 

収録曲へのコメント 

1.SING A SONG

ミドルテンポでほんの少し、哀愁漂うギターフレーズが印象的です。ストーンズ好きで日本語ロックも好きなら、高い確率で好きになる曲だと思います。

2.左足でスーツケース蹴り上げて

ノリの良い、ロックンロール。このアルバム、1曲目、2曲目で既にファンになってしまっている自分がいます!  ヴォーカルの大矢侑史(おおや ゆうじ)の歌い方もカッコイイですよ!

3.色あせていくCHINA GIRL

この曲は外部ライターによる曲で、作詞はヴォーカルの大矢侑史(おおや ゆうじ)。スライドギターも決まっていてカッコいい曲になっています。ギターソロのフレーズもカッコいい!!

4. アイツのせいさ

津田正(つだ ただし)のベースソロも入るイカした曲。ベースソロと言っても傲慢なモノではなく、曲のイメージを崩さないフレーズのリフレインであることに好感度があがる!  アルコールや白い煙が似合いそうな場所で聴きたい曲!


5.ひとりじゃ広すぎるTELEPHONE BOX

スローなバラード調の曲。緩急激しいヴォーカル大矢侑史(おおや ゆうじ)の唄い方も哀しさを倍増させます。

6.しゃがれた声で

ミドルテンポのロックンロール。ハーモニカも雰囲気を盛り上げます。そして、前半のドラムにはカウベルも使われ、リズムを取ります。終盤はリフレインされるサビの掛け合いもカッコイイ曲。

7.CHA-CHA-CHA

切れのイイ、ベースフレーズに注目してみましょう。結構ノリノリですよね! サビでは少しテンポを落としたベースフレーズになりますが、それ以外はキレッキレ!でカッコイイ。曲の展開もスリリングでバックコーラスワークも面白い!

8.からっ風

ノリのいいロックンロールです。バックコーラスがノリの雰囲気を引き立てます! ギターソロも懐かしい感じがたまりません! カッコいい曲です!

9.最後のロング・ピース吸い終ったら

渋い感じのイントロから、最後まで渋い感じのギターワーク。ベースも渋い感じに動き回ったり、音数多くなったり、楽しめます!


10.STAY WITH ME オレの小指

この曲もギターフレーズが渋い感じ。終始バックコーラスが左スピーカーから聴こえてきます。曲途中に入る管楽器(saxophone)もいい味出してきます!


11.もうすぐCHRISTMAS・・・・・

ラストはバラードで締めてきます! これが、凄くイイ曲です!   

 

やはり、SHADY DOLLS は 今聴いても、カッコいい! 

 

 

SHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)について(作品年表)

東京の三多摩地区にて1983年にSHADY DOLLSは結成された。
デビュー時のメンバーが揃ったのは1986年の夏。


そして、

1987年に平均年齢19歳のロックンロールバンドがメジャーデビューを果たすことに!!

デビュー当時の SHADY DOLLS メンバー

Vo:大矢侑史(おおや ゆうじ)
G:塚本晃(つかもと あきら)
G:高木克(たかぎ かつ)
Ba:津田正(つだ ただし)
Ds:青木卓也(あおき たくや)

 

1987年04月、1stアルバム「GET THE BLACK」発表

1987年10月、2ndアルバム「BLOW YOUR MIND」発表

1988年03月、ミニアルバム「CHEAP THRILL」発表

1988年07月、3rdアルバム「THE BAND ON THE ROOF」発表

1989年05月、4thアルバム「ROUGH DIAMOND」発表

1989年10月、ミニアルバム「MORE THRILL」発表

1990年04月、5thアルバム「Happy Swing」発表

1991年03月、ミニアルバム「こころの眼」発表

この年、5月日比谷野音のライブを最後ににギターの塚本晃(つかもと あきら)、脱退

1991年07月、ベストアルバム「PAST WORKS」発売

1992年にキーボードとして川村ケン(かわむら けん)加入

第2期 SHADY DOLLS メンバー

Vo:大矢侑史(おおや ゆうじ)
G:高木克(たかぎ かつ)
Ba:津田正(つだ ただし)
Ds:青木卓也(あおき たくや)
key:川村ケン(かわむら けん)

1992年06月、6thアルバム「砂漠のライオン」発表

1993年05月、7thアルバム「SHADY DOLLS」発表

1993年12月、Liveアルバム「UNDER THE SHADY MOON」発表

1994年08月、8thアルバム「That's Life」発表

 

この時期、SHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)の活動は一時休止・・。


1996年、キーボード奏者 川村ケン(かわむら けん)脱退

インディーズとして・・・
1998年06月、9thアルバム「ルイ ルイ ルイ」発表

1999年05月、Liveアルバム「Acoustic night」発表

1999年09月、ベストアルバム「SHADY DOLLS VERY BEST」発売

 

2000年01月、SHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)解散


2000年04月、Liveアルバム「Sing A Song Last Live」3枚組CD 発売
これをもって、SHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)は終焉・・・。

 

 

SHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)の音楽性

初期(第一期)の頃はツイン・ギターによる5人組として、二本のギターの絡みも楽しめる正統派のロックンロール。それも歯切れのイイ感じで攻めてきます。
そして、詩も大事にしていることが伺える、エモーショナルなヴォーカルが絡み合う。

第二期の頃は、キーボードが正式メンバーとなった5人組と変化するが、大きく方向性が変わることはなく、正統派のロックンロールバンドであった。

 

それから、シングルという発表は極端に少なかったバンドでしたね。
アルバム勝負/ライブ勝負的な・・・。


最後はインディーズからの発売となっていったが、

解散までの間、コンクリートに咲く雑草のように・・・強くもあり、やさしくもある、カッコいい ロックンロールを演奏し、ステージに落とした何かが、ダイヤモンドに変わる日を信じて、転がり続けていた。

 


TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

SHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)はリアルタイムでしたね。
当時、ロックンロールバンドが日本でも人気が高まっていた時期のデビューで、注目度大でしたしね。

衝撃的だったのが、サウンド的にカッコいいというのもそうですが、詩の世界観も身近なものでありながら、訴えかけてくる勢いというかエモーショナルなヴォーカルにも圧倒されましたね。

そして、このSHADY DOLLS(シェイディ・ドールズ)の前にはSIONというシンガーソングライターのアルバムも聴いていたので、その時の衝撃と同じ感じを受けましたよ。

SIONもテイチクだったし・・・結構、テイチクって、かっこいいアーティストのアルバムだしますね~。

 

それから・・・SHADY DOLLSの想い出が一つ。

それは既に
初期の頃のCDジャケットや歌詞カードとかに、
ベース津田正(つだ ただし)さん からサインを書いてもらいましたね。

当時住んでいた家の近所の牛丼屋(いまは、もう無いんですけどね)でばったり・・。
速攻、家に戻って、持っているCD数枚持って行って・・・・。

お声がけして・・・
サイン貰い、少し話もして・・私は牛丼食べて。。。。

緊張しましたぁ~。
今でも、サイン入り(&ちょっとした落書きも)のCDは宝物です!!!



あとがき

SHADY DOLLS「GET THE BLACK」、久しぶりに通して聴きました。
懐かしい感じもしますが、まったく色あせることなく、カッコいい。

初期のメンバーによる8年間は早いペースでレコーディングされていましたね。
もちろん、ライブ活動も精力的に・・・。
たまにテレビ出演もあり楽しませてくれました。

そんな初期メンバーのギタリスト塚本晃が1991年5月6日に行った日比谷野音ライブ後に脱退するまでのストーリーが一冊の本として出版されています。

その名も 「山あり谷あり終わりなし」 出版社:シンコー・ミュージック

バンド・ストーリーの他に、メンバーひとりひとりが自らを語ったパーソナル・ストーリーをハービー・山口のあったかい写真と共に送る一冊。
また、ヴォーカル、大矢郁史の書き下ろしの詩も掲載されています!



山あり谷あり終わりなし

 

興味のある方は是非・・・・。 

 

 

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これからも「懐かしい」や「いいじゃん」と思うモノを紹介していきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。