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PRETTY BOY FLOYD「LEATHER BOYZ WITH ELECTRIC TOYZ」(1989年)アルバム・レビュー【Collection#80】

 

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記事を移転しました。

 

 

80年代終わりに突如現れたグラマラスなロックバンド! 先駆者であるモトリークルーとポイズンのイイとこ取りしたような楽曲が魅力! 決して物真似バンドではない!! ハリウッドの片隅から "Wanna‐be‐s” が衝撃デビュー!! 

こんな方におすすめ

  • ハードなサウンドでキャッチーな楽曲が好きな方
  • グラム色のあるハードロック/ヘヴィメタルに興味がある方
  • ルックス先行で、ケバいキャラを毛嫌いしてしまった方
  • 一発屋!?でもいいじゃない! イカした楽曲満載ならと思う方
  • グラマラスなロックスターに憧れたことがある方
目次

 

アルバム「LEATHER BOYZ WITH ELECTRIC TOYZ」について

 

グラムメタルバンドに分類されるPRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)の1stアルバム。

退廃美の世界と虚構の幻想という魔力を秘めた若きバンド!

なんのこっちゃ!? って感じで80年代のロサンゼルス辺りのバンドに付けられる言葉が・・こんなんばかりだったのも懐かしい・・・。

ケバい見た目でキャッチーなメロディ・・・サウンドはハードロックだったり、ロックンロールだったり、パンクっぽかったり・・・。その手のバンドは好きな部類に入ります。

 


TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★★
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :★★★★☆
イージーリスニング評価       :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★★

アーティストルックス        :★★★★★

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

試聴コーナー 

 

収録曲へのコメント 

1.LEATHER BOYZ WITH ELECTRIC TOYZ

オープニングSEもセットになっているアルバムタイトル曲。バスドラのツーバスなどハードなサウンドにサビはキャッチーながら、アルバム内では結構ハードな部類に入ります。

2.ROCK & ROLL ( IS GONNA SET THE NIGHT ON FIRE )

2曲目に入ると、キャッチーなメロディにノリの良いサウンドがカッコいい。この手の曲が好きな人にはたまらない魅力のある曲に仕上がっています。もちろん、掛け声やサビは声を出して楽しんでOKですよ~。なんとなくPOISON(ポイズン)を思い出したりして・・・。でもカッコいい。好きな曲です。

3.WILD ANGELS

綺麗なイントロ・・・。メロディも優しい・・・。あれ!? このバンドカッコいいじゃん!!と思うのであった・・・。前半戦に甘酸っぱい曲を持ってくるなんて!!ギターソロも曲にあった感じで好感度大! 

4. 48 HOURS

この曲は、映画「ベスト・キッド3  最後の挑戦」のサントラに収録されていた曲です。この曲もなんとなく・・・POISONぽいかもしれませんが・・。もっとキャッチーな曲です! この曲もカッコいい。


5.TOAST OF THE TOWN

この曲はカバー曲。しかも、彼らのルーツとでも言っていい、MOTLEY CRUEが初期の頃にLIVEで演奏していた曲で・・・当時は未発表曲。 そのため、選曲自体はかなりのモトリーマニアだったんでしょうね。

6.ROCK AND ROLL OUTLOWS

この曲も元気のある曲です。初期のヴィンスニールのように歌います! サビも一緒にバックコーラス歌っちゃいましょう! 

7.ONLY THE YOUNG

ちょっと切ない感じのイントロ、歌い出しも切ない感じがたまりません。そして・・曲調が変わり、キャッチーなノリの良い楽曲へと変化していきます。結構好きな曲です。

8.THE LAST KISS

アルバムで一番ポップなイントロ。どことなくPOISONっぽいが、ここまでくると、似ていようが、似ていまいが、どうでも良くなってくるでしょう。 だって、彼らの曲、カッコいいから。

9.YOUR MAMA WON'T KNOW

疾走感のあるドラムに弦楽器がたまりませんねぇ~。

10.I WANNA BE WITH YOU

ラストはもちろん・・・甘酸っぱいバラード・・・。って私の好きな終わり方です。ロックバラッドとして時折みせるパワーポップ感がたまりません。

 

 

やはり、PRETTY BOY FLOYD は カッコいい!  

 

 

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PRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)の音楽性

もろに自分たちの好きなロックバンドに忠実なサウンドを見せつけてくれます。


モトリークルーはもちろんのこと、KISSやチープトリック、SWEETといった70年代組も含めて、ハードなサウンドにキャッチーなメロディをのせてくるといったもの。

 

まぁ、キャッチーなメロディをハードなサウンドで表現するといった方が適切かもしれませんね。

 

また、ヴォーカルのSteve Summers(スティーヴ・サマーズ)は器用なところもあって・・・。

曲がモトリークルーぽい時はモトリーのヴォーカル:ヴィンスニールのような声で歌い、POISONぽい時は、ブレット・マイケルズのように歌います。

 

そして・・・甘酸っぱい楽曲も・・得意!? 

 

 

 

PRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)について

17歳のSteve Summers(スティーヴ・サマーズ)と15歳のKari  Kane(ケリー・ケイン)の二人の夢物語から始まります。

「大人たちからはしかめっ面をされ、子どもたちからはアッと驚くような恰好/ルックスでKIDZの気持ちを代弁するような曲をプレイするバンドをつくろう!」って・・。

 

しかし・・・

他のメンバー集めにはかなりの月日が必要だった。

 

同年代メンバーとして、ベーシストはVinnie Chas(ヴィニー・チャス)に決まったが、ギターリスト選びには300名以上のギタリスト候補を挙げてみたものの、当時の二人に”ピン”と来るような人物には出会えなかった・・・。

 

そこで地元のロック情報誌に”バンド名(PRETTY BOY FLOYD)と3名の写真付き”でメンバー募集を募った。

もちろん・・・ライブ経験もない 無名のバンドだが、写真はもちろんケバイ奴!

 

この広告を目にした、Kristy Majors(クリスティ・メジャース)の友人が、本人に連絡しメンバーにデモテープと写真を送ってみたところ・・・・。

 

その当時のKristy Majors(クリスティ・メジャース)は髪はお尻当たりまであった超ロングヘアだった。

 

このルックスが決め手となり、4人目のメンバーが決定した!

あっ! デモテープはモトリーっぽい曲だったみたいです。

 

と、ここまで歴史を振りかえってみて、お気付きの方も多いと思いますが、かなり見た目を重視していることが伺える。


とは言え、曲作りもメンバー探しの期間にアイデアは沢山できていたようで、、ギターリスト加入後はPRETTY BOY FLOYD のオリジナル作品として完成するのだった。

 

初ライヴを決行するにあたり、クラブでのライプ日程が決まる前から・・・「P.B.F. Coming Soon!」と記載されたビラ配りから始める作戦で、バンド天国のロサンゼルスで"Wanna‐be‐s”だらけの街でちょっとした噂になるまでに至った!

まだ音源もなし、ライブもやっていないバンド!なのに・・・

そして、初ライブ当日は・・・”ロキシー”というクラブで1,000人位のキャパ。
それなりに大きいクラスのクラブだったが、見事にソールド・アウト!

 

彼らの作戦は大成功!!!! 

 

これが1988年のこと。

 

しかし、この作戦、楽曲やライブにそれなりの自信がなければできない作戦ですよね?

「なーんだ 見掛け倒しかよ!」って思われたら、次はない!!から・・・。

 

この初ライブから8か月後にはメジャーレーベルと契約!!って凄いね。

 

 

デビュー当時のPRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)

Vo:Steve Summers(スティーヴ・サマーズ)
G:Kristy Majors(クリスティ・メジャース)
Ba:Vinnie Chas(ヴィニー・チャス)
Ds:Kari Kane(ケリー・ケイン)



1989年、1stアルバム「LEATHER BOYZ WITH ELECTRIC TOYZ」発表

 

ハリウッドの片隅に妖しく咲いた80年代最後にして最高にグラマラスな奴らのデビューアルバムであり、90年代、世界征服に向けて飛び立った・・・ハズでした。

 

1990年には初来日公演。

POISONのときもそうでしたが、演奏面では・・・やはり・・・。
まぁ、それはそれで良しとしましょう! 

あまりにもカッコいいアルバムを発表しちゃったんだから!! イイじゃん!

 

2ndアルバムの制作に関しても意欲的だったが・・・・。

 

ギター:Kristy "Krash" Majors(クリスティ・メジャース)脱退!

 

メジャーレーベルとの契約喪失・・・・。

 

1991年、解散・・・・なんとも早すぎる解散であった

 

 

そして・・月日な流れ

 

1995年、再結成

 

再結成当時の活動やメンバーの詳細はわかりませんが・・・

音源が発表された時点でのメンバーは以下の通り

 

第2期PRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)

Vo:Steve Summers(スティーヴ・サマーズ)
G:Kristy Majors(クリスティ・メジャース)
G:Keri Kelli(ケリ・ケリー)
Ba:Keff Ratcliffe(ケフ・ラトクリフ)
Ds:Kari Kane(ケリー・ケイン)

 

なんと・・・5人組となって再登場!

オリジナルギタリストKristy Majors(クリスティ・メジャース)が復帰。

さらに、元 BIG BANG BABIES のKeri Kelli(ケリ・ケリー)が参加!!!

Keri Kelli(ケリ・ケリー)は他にもバンドを掛け持ちしていましたね・・。

 

 

 

そして、音源の方は・・・

1998年、ミニアルバム「A TALE OF SEX, DESIGNER DRUGS, AND THE DEATH OF ROCK N' ROLL」発表

1999年、2ndアルバム「Porn Stars」発表(日本盤は2000年発売)

2004年、3rdアルバム「Size Really Does Matter」発表

 

この後、いくつかの企画もの(未発表音源集なども発売されていたと思います

 

この後・・・2007年位までは活動を共にしていたと思いますが・・
Keri Kelli(ケリ・ケリー)が脱退します。
多分、2007年~2010年に脱退しているハズです!

 

もしかすると・・・同時期に

ドラムのKari Kane(ケリー・ケイン)も・・・?

ベースのKeff Ratcliffe(ケフ・ラトクリフ)も・・・?

 

2009年、「LEATHER BOYZ WITH ELECTRIC TOYZ」発売20周年記念で来日
この時、既にドラムはKari Kane(ケリー・ケイン)、ベースもKeff Ratcliffe(ケフ・ラトクリフ)ではなかった・・・。

 

2010年、「Kiss Of Death: A Tribute to KISS」発表
このアルバム、バンド作品というよりも・・・企画もの。

 

2014年、ライブアルバム「Live on the Sunset Strip」発売
昔の音源だろうけど・・・・

 

時は流れ・・・また忘れ去られた時に・・突然!
メンバーチェンジもあって、オリジナルメンバーは2名だけのPRETTY BOY FLOYD

 

2017年、4thアルバムでよいのか? 「Public Enemies」発表

2019年、5thアルバムでよいのか? 「Stray Bullet」発表

 

最近、80年代デビュー組も50歳を超える年齢になっていますが、ロックしてますねぇ~。
 

 

 

映像で楽しむ PRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)

 


デビュー当時のVideoクリップにて若かりしころのPRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)を楽しんでみましょう!!!

 

ROCK & ROLL ( IS GONNA SET THE NIGHT ON FIRE )

 

 若い! 

 

 


TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

PRETTY BOY FLOYDに関しては、正統派ハードロック/ヘヴィメタル系が好きな方々からは毛嫌いされたバンドだったと思います。

でも、個人的には ”そういうの” が好き・・・。


MOTLEY CRUE(モトリークルー)とPOISON(ポイズン)のイイとこ取したようなバンドだったけど・・・楽曲良ければ! それで良しです!

比較的、デビュー時期が近い、アメリカのバンド POISON(ポイズン)やイギリスのTIGERTAILZ(タイガー・テイルズ)とかと比較されたような記憶ですね。

なんだかんだ言って、3バンドともタイプが少し違うんです・・。
個人的にはこの3バンドともに 好きなんですけどね。

 

あと、Enuff Z'nuff(イナフ・ズナフ)というバンド。
同じ1989年にメジャーデビューしてますね。
このバンドとは比較というよりも、90年代に向けて期待の新人バンドとして注目株だった。



それから・・・当時、このアルバム/バンド に関して、仲間内で 「ありか?/ なしか?」議論をした記憶ですね。

あり派の主張は、
曲がカッコよければそれで良し。好きなタイプの曲を演奏するバンドはいくらデビューしようが、その方が楽しめる!ってもんだ! という主張

なし派の主張は、
似たようなバンドだと、先に好きになったバンドを聴けばいいじゃん。オリジナルには勝てないし・・・。二番煎じ的なのはどうしても好きになれない。一途に好きなバンドを応援すべき!?

 

まぁ~、音楽の聴き方は自由だから、どっちでもいいんですけどね・・・。
勝利は「あり派」の記憶です。

「なし派」からでた、二番煎じ発言が・・・回りまわって自殺点となったのでした・・。

 

 

あとがき

PRETTY BOY FLOYD(プリティ・ボーイ・フロイド)の1stアルバムですが、探してたんだけど見つからなかったんですが、、、なぜかCD収納されているところでなく、漫画が収納されているところにあったんです。
見つけたので久しぶりに聴きながら記事にしました。
 

最後まで読んで頂いた皆様、誠に ありがとうございました!! 

 

これからも「懐かしい」や「いいじゃん」と思う音楽CDを中心に紹介していきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます!!