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MURDERDOLLS「BEYOND THE VALLEY OF THE MURDERDOLLS」(2002年)アルバム・レビュー【Collection#118】

 

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当時、slipknotのドラムだったJoey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)とホラー映画や音楽の趣味が合致し意気投合した、Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)が加入し本格的にホラーパンク/ショックロックバンドが形成されていくことになった。2002年にバンド名をMURDERDOLLS(マーダードールズ)に変更し、このアルバムをリリース!

 

こんな方におすすめ

  • パンキッシュなハードロックンロールバンドが好きな方
  • ホラー映画も好きでハードなロックも好きな方
  • ロックンロール/ハードロックは永遠に不滅だ! と思う方
  • 2000年代もカッコいい ロックンロールバンドが沢山いたと思う方
  • ショックロック的な見た目もサウンドもケバイのが好きな方

 

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MURDERDOLLS「BEYOND THE VALLEY OF THE MURDERDOLLS」(2002年)

 


2002年にリリースされた MURDERDOLLS(マーダー・ドールズ)のデビューアルバム。

 

レコーディングの時に、メンバーが3名になってしまった!!
Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)、
Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)、
Tripp Eisen(トリップ・エイセン)

 

このMURDERDOLLSで、当時、slipknotのドラムだったJoey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)はギターを弾きたかったはずなのに・・・。

 

レコーディング時には結局・・・
Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)がドラムを全面的に叩き!ベースとリズムギターも一部担当することに・・。

Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)はボーカルの他にリズムギターとベースを一部担当。

Tripp Eisen(トリップ・エイセン)はリードギターとコーラスを担当する。

 

もちろん、プロデューサー、ミキサーもJoey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)が担当している。

 

アルバムのサウンドは粗削りな仕上がりではあるが、疾走感はバッチリ!

 

レコーディング終了後に、ツアーメンバーとして(オフィシャルビデオにも登場しますけど)

 

ベースにEric Griffin(エリック・グリフィン)、ドラムにBen Graves(ベン・グレイヴズ)が加入して5人組のMURDERDOLLS(マーダードールズ)の体制が整った。

 

 

まずは・・・
ご挨拶代わりに、このVideoをご覧ください!
私はこの曲!このビデオで 鳥肌モノの衝撃を受けました!
滅茶苦茶、ポップなメロディを突破力の高いサウンドで攻めてきます!

” Love At First Fright” [OFFICIAL VIDEO]

 

 

それでは、ここからアルバム評価へ・・・

TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価       :★★★☆☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :☆☆☆☆☆
イージーリスニング評価       :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★★

アーティストルックス        :★★★★☆

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

 

試聴コーナー 

 

収録曲へのコメント (日本盤ボーナストラック)

1. SLIT MY WLIST

初っ端にクラシック! 途中からノイズが入り、曲が始まる! 粗削りなミックスですが、そこがイイ!! 最初、ボーカルの声質が気になりましたが、すぐに慣れてしまいました! 1曲目としてはその後の楽曲に期待が高まる感じがして好きです! 途中でドラムとベースだけ、その後にギターが1本、2本と重なっていくところなんてカッコいいです! 

2. TWIST MY SISTER

ハードなギターサウンドのリフもカッコイイ! 展開もカッコイイので飽きません!そして、親しみやすいが攻撃的なサビメロが更に気分を盛り上げてくれます! この曲も好き。

3. DEAD IN HOLLYWOOD

ほんの少し不気味なイントロはホラー映画的。歌メロも私のツボを押してくる! ゾクゾクする感じのギターがたまりません! この曲も好き!

4. LOVE AT FIRST FRIGHT

アルバムの中で一番好きな曲! この疾走感にこのメロディ!ライブでノリノリになること間違いなし!! この時代、高校生だったら、バンドで演りたい曲ですね!?
でもドラマーは、スネアの連打、タム回し、バスドラの入れ方は大変かなぁ~!?

5. PEOPLE HATE ME

すこしテンポをゆったりと落としてきますが、全体的にポップなリズムで結構好き。途中、ドラムとベースのみになったり、飽きさせません!

6. SHE WAS A TEENAGE ZOMBIE

ノリノリのポップなリズムで攻めてくるロックンロール! 好きですねぇ~この感じ!
アルバムの中で一番ポップな曲かもしれません。

7. DIE MY BRIDE

イントロからイイ感じです! ホラーコメディ的な雰囲気満点の楽曲!  そして弾むようなリズムも飛び出し、盛り上げてくれます! 好きな曲!

8. GRAVE ROBBING U.S.A.

元気のイイ、楽曲! 思いっ切り暴れてしまおう! もちろんサビは親しみやすいんで一緒に叫んでしまおう!!! 勝手に身体が動く感じがたまりません! ギターソロもなぜかポップな感じです!!

9. 197666

攻撃的なメロディですが、イイ感じでポップです。テンポ的にそう感じるんだろうけど、イイ曲! 好きです!! この疾走感!

10. DAWN OF TO WAR

おどろおどろしいイントロSEから始まりますが、サビはやはり親しみやすい感じが好きです。

11. LET'S GO TO WAR

少しヘヴィな感じを漂わす楽曲。刻むギターのカッティングに酔いしれながら、、、楽しもう!

12. DRESSED TO DEPRESS

この曲も少しヘヴィですが、あっという間に曲が終わってしまいますが、このヘヴィなサウンドを堪能しましょう。

13. KILL MISS AMERICA

ギターソロがなぜかポップな感じが好き! それ以外はヘヴィに攻めてきます!

14. B-MOVIE SCREAM QUEEN

この感じは、このバンドのお得意分野なのかもしれない、疾走感あって、サビは親しみやすい・・。ボーカル、Aメロ歌っているとき楽しそうに聴こえるのは私だけ??


15. MOTHERFUCKER、I DON'T CARE

バックコーラスを一緒に叫んじゃえ!のこの曲は、一辺倒にはいかないのですが、展開を楽しみながら、リズムをあわせていきあんがら身体を動かせば楽しい楽曲!


16. CRASH CRASH  ※日本盤ボーナストラック

日本盤のボーナストラックとなっています。少しだけ他の曲よりも更にラフなミックス音に聴こえます。



久しぶりのMURDERDOLLS「BEYOND THE VALLEY OF THE MURDERDOLLS」でしたが、購入当時の印象と同じく鳥肌モノの楽曲揃いで楽しめました!

 

 

 

MURDERDOLLS(マーダードールズ) について

Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)が1995年にスタートさせた REJECTS が前身となりますが、1999年、slipknot のメジャーデビューで忙しくなり・・・ REJECTS は分裂することになる。

 

slipknotではドラムだったJoey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)だが、 REJECTS というバンド(プロジェクト)ではギターを弾きたかったようです。

 

この構想を温めながら、2001年に Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)がベースとして加入。

ホラー映画と音楽の趣味が合致したことが加入に至るきっかけにもなった。

Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)自体は、当時、 FRANKENSTEIN DRAG QUEENS FROM PLANET 13 というバンドでボーカル兼ギターを担当していました。
このバンドで4枚のアルバムをリリースしていたとの事。

 

2002年に REJECTS としてライブを開催する。
楽曲はJoey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)とWednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)が書いていたものを演奏した。
※FRANKENSTEIN DRAG QUEENS FROM PLANET 13 の曲も含む

 

もともとFRANKENSTEIN DRAG QUEENS FROM PLANET 13 はホラー映画にインスパイアされた歌詞を書いていたこともあり、この REJECTS での演奏曲も その手のモノになっていく。

 

Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)、
Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)、
Tripp Eisen(トリップ・エイセン)

の3名以外のメンバーでボーカルが脱退したのを機にWednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)がベースからボーカルに転身する体制に変更。

 

REJECTSの活動が忙しくなりWednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)はFRANKENSTEIN DRAG QUEENS FROM PLANET 13 の活動を停止する。

 

 

REJECTS のオリジナルメンバーがJoey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)ひとりとなった際に、以前から温めていたバンド名 MURDERDOLLS に変更することを決定。

 

そして、本格的に、MURDERDOLLS として活動することとなった。

 

2002年、1stアルバム「BEYOND THE VALLEY OF THE MURDERDOLLS」リリース

※このアルバムには、FRANKENSTEIN DRAG QUEENS FROM PLANET 13 の曲も含まれています・・・・。いわゆるカバー??

 

この頃にはメンバー5名体制(ツアーメンバー)が整う。

MURDERDOLLS メンバー

Vo:Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)
G:Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)
G:Tripp Eisen(トリップ・エイセン)
Ba:Eric Griffin(エリック・グリフィン)
Ds:Ben Graves(ベン・グレイヴズ)

 

メンバーの音楽的な源になっているバンドは、
ニューヨーク・ドールズ、アリス・クーパー、キッス、モトリー・クルー、トウェスティッド・シスター、ハノイ・ロックス、デッド・ボーイズ、ミスフィッツ・・・。

またホラー映画からのインスパイアも影響している。


ちなみにJoey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)、Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)の両名が好きなホラー映画として、「悪魔のいけにえ」を挙げている。

さらに突っ込んだ話として、
Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)は「悪魔のいけにえ(パート1)」
Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)は「悪魔のいけにえ(パート2)」の大ファンだそうだ!

 

MURDERDOLLS とホラー映画は切っても切れない関係になっているところが特徴的。

 

Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)自身は、ライブでは、自分たちの好きな映画の展開のような興奮を味わえるものにしたいと語っていました。

でも、毎晩同じストーリーでライブが展開することも嫌がっている。

自分たちが興奮したいし、お客様を驚かせ、ビビらせたいのだそうだ。

さすが、ホラー映画好き!!

 

実は、日本で1stアルバムリリース前にサマーソニックに出演しています!

2002年から2003年にはヨーロッパも含めたツアーを決行。

ビリー・アイドルの”ホワイトウェディング” をカバーしレコーディングおよびビデオまで制作してしまう。

 


Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)がslipknot(スリップノット)に戻るため、2004年1月17日にカリフォルニア州コロナでのライブを最後に活動休止となります。

 

Wednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)はWednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)というバンド?(ソロ?)として活動を開始。

その他に、Bourbon Crow(バーボン・クロウ)というバンドも結成している。

 

 

2010年、MURDERDOLLS(マーダードールズ)再活動開始!

2010年、2ndアルバム「Women and Children Last」リリース

このアルバムは、MURDERDOLLS として楽曲を書き下ろしていることもあって、MURDERDOLLS 真の1stアルバム的な位置づけにもなっている。

 

その後、ライブ活動を実施するも、、、2011年にはMURDERDOLLSは既に分裂していたと、後になってWednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)は語っています。

 

2013年・・・Joey Jordisonがslipknot(スリップノット)を脱退(解雇)・・。

 

2018年・・・MURDERDOLLS 元メンバーBen Graves(ベン・グレイヴズ)が癌でなくなってしまう・・・。

 

追悼の意を込めて、MURDERDOLLS としてライブを開催した・・・。

 

 

 

しかし・・・その後は大きな活動には至っていません・・。

 

 

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映像で楽しむアルバム「BEYOND THE VALLEY OF THE MURDERDOLLS」+α

 

”Dead In Hollywood” [OFFICIAL VIDEO]

 

 

ビリーアイドルのカバー曲!
” White Wedding” [OFFICIAL VIDEO]

 

 

 

TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出

2000年代になると・・・
アメリカからも面白いバンドが登場してきました!


何かの雑誌でMURDERDOLLSの事を知ったんでしたが、どの雑誌か、今は忘れました!

そこには、パンキッシュなロックンロール/ホラーパンク、ショックロックって感じで記載されていたと記憶しています。

 

その記載文字だけで、
これは! きっと気に入るに違いない! と思って購入しました。

 

聴いてびっくり! メロディは結構ポップで疾走感があってお気に入りになりましたね。

そして、”Love At First Fright”のビデオを観て、滅茶苦茶好きになりました。

 

個人的な話ですが、このアルバム購入当時、既に結婚していましたが、何気に車の中で流していても、、、妻も気に入っていましたね・・・。(妻も結構、ロック好きでしたけど・・・好きな感じの楽曲は被るところもあるけど、被らないところもありますけどね・・・)

 

そのころ、我が家では、アメリカのパンクロックバンドが流行っていたころでした。
その手のバンドに比べると、MURDERDOLLSのサウンドは破壊的な感じでしたが・・お気に入りの仲間入り! ってくらいお気に入りの仲間入りしたバンドです。

 

 

 

そうそう、忘れていましたが、
このバンドとホラー映画は切っても切れない関係ですが、
ホラー映画って、嫌いじゃないんです。

それなりにサスペンス物、ホラーモノも観てきましたね・・・。

普通にホラー映画というか恐怖映画もスリリングで好きで単独でも観るのですが、

ホラー映画を楽しむこととストレス発散を同時に叶えていたマイブームがありました。

ストレスを和らげるのには、涙を流すのがいい・・・という話もあって、
その涙を流す方法として、よくやっていたのが・・・次の方法です。

夜中から朝まで、徹夜で映画鑑賞!

ホラー映画を3本 立て続けに鑑賞した後、泣けそうな映画を1本朝方に観る!

なぜか、ハラハラ・ドキドキ、緊張しまくった後に、泣けそうな映画を観ると 私はよく泣けました! そして寝る・・・。 昼頃におきるのですが、スッキリします!

徹夜で観るのが良いのかわかりませんが、、、お薦めはしませんけどね・・・・。

 

Joey Jordison(ジョーイ・ジョーディソン)とWednesday 13(ウェンズディ・サーティーン)が好きなホラー映画「悪魔のいけにえ」! 久しぶりに観てみるかなぁ~

 

 

 

今回は、MURDERDOLLS「BEYOND THE VALLEY OF THE MURDERDOLLS」でした
それでは、またねぇ~。 

  

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