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陣内孝則 氏が 高校時代に結成したバンドは・・・1970年代終わりに福岡のアマチュア向けコンテストで優勝!! 翌年の1980年にはメジャー1stアルバムを発売! なんとこのアルバムのレコーディング時間は計3時間!!! 恐るべし!!
こんな方におすすめ
- 曲は3分以内がベストだ! と思う方!
- 立て続けに短い曲を演奏するバンドが好きだ! と思う方
- イメージが先行して、聴かず嫌いで見逃してしまった方
- 俳優としての陣内孝則 氏が好きな方
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TH eROCKERS「WHO TH eROCKERS」(1980年)
TH eROCKERS(ザ・ロッカーズ)について
高校生の陣内孝則氏が組んだバンド、その誕生は1976年
翌年、1977年にギターの谷信雄氏が加わり・・・1978年にはデビュー時のメンバーが集結している。
1978年のTH eROCKERS
ボーカル:陣内孝則
ギター:谷信雄
ギター:鶴川仁美
ベース:穴井仁吉
ドラムス:船越祥一
このメンバーで1979年に福岡のアマチュアロックコンテストで優勝
翌1980年にメジャーデビューを果たす
この頃、硬派な感じのロックバンド、例えばARB、THE MODS、THE ROOSTERSなどが男性客を中心に盛り上がっていたが、TH eROCKERS はどちらかというと女性客が多かった。
陣内孝則氏のグラムロック的な化粧をして、派手なスーツに身をまとったルックスもその要因だろう。
オリジナルアルバムとして
1980年 「WHO TH eROCKERS 」
1981年 「COME ON」
1981年 「SHAKIN' 」
1981年 「HANKY PANKY 〜 POP COME BACK」(カバーアルバム)
この間に、日本のSFアクション映画である「爆裂都市 BURST CITY」(1982年公開)に出演する。
この映画で結成されたロックバンド「バトル・ロッカーズ」に TH eROCKERS から陣内孝則氏、鶴川仁美氏が参加している。
その他のメンバーにはTHE ROOSTERSから 大江慎也氏、池畑潤二氏が参加している。
ちなみにバトル・ロッカーズのメンバー構成は・・・
ボーカル:陣内孝則
ギター:大江慎也
ギター:鶴川仁美
ベース:伊勢田勇人
ドラムス:池畑潤二
TH eROCKERS の1982年は・・・・メンバーの脱退、そして解散・・・。
1981年の12月にはベースの穴井仁吉氏、ギターの鶴川仁美氏がバンドを脱退する。
1982年に橋本潤氏をベースに迎え、4人編成となり活動再開。
1982年のTH eROCKERS
ボーカル:陣内孝則
ギター:谷信雄
ベース:橋本潤
ドラムス:船越祥一
しかし・・・6月28日のライブを最後に解散。
解散後・・・陣内孝則氏は俳優として、数々のドラマ等に出演。
少し、コミカルな面も持ち合わせた人気俳優へと・・・・。
ちなみに・・・TH eROCKERS の代表曲って????
と聞かれれば・・・
「可愛いあの娘」って答える人もいる・・・。
もしかすると・・・皆さんもどこかで聴いたことはあるかもしれません・・
しかし、この曲は不思議なことに、シングルにもアルバムにも収録されていない。
80年代唯一。「可愛いあの娘」収録アルバムはSEE SAW レーベル・プロモーション用の「REAL ROCK SEE SAW SCNENE VOL.1」という、ショーケースイベント(1980年7月の日比谷野外音楽堂)でのライブ音源だけだった・・・。
そして、再結成後に発売したTH eROCKERS名義のライブ音源(1991年)・・・・
スタジオ録音した音源はないのだろうか????
でもでも・・・「可愛いあの娘」は・・・やはり代表曲なのだ
※1990年代のカラオケでも確かにあったハズ・・
(音源もってなかったけど、なぜか、それっぽく歌えてた??)
ちなみに・・・
プロモーション用の「REAL ROCK SEE SAW SCNENE VOL.1」に収録された TH eROCKERS の4曲(「可愛いあの娘」も含む)は・・・
後に
2016年のリマスターCD(TH eROCKERS結成40周年記念??)にボーナストラックとして収録されました!
きっと・・・「可愛いあの娘」の音源は入手困難だったこともあって、待望のCD化だったのかもしれません!!(私もその一人・・・)
TH eROCKERS(ザ・ロッカーズ)・・・・デビューから数年で解散してしまった。
彼らの1stアルバムは、わずか数時間で録音され、曲もすべて3分未満! まさに1stアルバムのように、一気に駆け抜けたバンドだった・・・。
それでは・・・アルバム収録曲について
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★★
泣ける楽曲収録評価 :★☆☆☆☆
イージーリスニング評価 :★☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★★
アーティストルックス :★★★★☆
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
試聴コーナー
収録曲へのコメント
1. Hey DJ !
疾走感あふれるロックナンバー! 1曲目から飛ばしてきます! 途中、他の曲のメロディにも通じる間奏!!! とにかく楽しい一曲! バックコーラスも効果的!!
2. I Love You So Much
2曲目も軽快なスピード感で攻めてきます! でもでもメロディはポップなんで聴きやすいです! この曲もバックコーラスはバッチリ!!
3. 非常線をぶち破れ
この曲もスピード感があるのですが、遅く感じてしまうのは私だけ??? これはボーカルのメロディがそう感じさせるのかもしれません。まぁ、この曲もバックの演奏は疾走感バリバリなんですけどね・・・。この曲もバックコーラスは気持ちいい!!
4. 愚 者
ここで少しだけ、落ち着きましょうか? 的な落ち着いたナンバーです。歌メロは結構カッコいい!! 夕暮れ時が似合いそうな曲に感じますが・・この曲もバックコーラスはカッコいい!! こんな曲はいかがですか?
5. To Be Or Not To Be
この曲も忙しなく演奏は忙しそうです・・・。どこかで聴いたようなメロもありますが、そうれはどうでもいいかも・・・。それにしても忙しない・・・。と当時は思っていました。 いまではそうでもないかも・・・。
6. キャデラック
ブイブイいうベースもカッコいい!! やはり、バックコーラスが好き!
7. ショック・ゲーム
ライブ映えする楽曲! 攻撃的なフレーズに歌メロと盛り上がること間違いなし! 常に攻撃性をもったまま進むギターやラストの煽り!!! 最高です。
8. Midnight Train
ちょいとポップなロックンロールナンバー・・・ 楽曲はなんかニューヨークドールズ系みたいな感じもあって、、好き。 歌が入ると違う感じに聴こえるので・・・もうすでに私の心はTH eROCKERS に首ったけ!?
9. ムーンナイト・ラブ
ロックンロール! 明るい感じの曲です。 この曲、結構好きなんです。かなりオールド感がありますが、今聴いても、カッコいいと思う!!
10. Hey Hey Hey
アッパーな感じのロックンロール! ベースラインもそれそれ!ってやつ。でもやはり、ポップな感じがイイんですよね・・・。
11. プッシー・キャット
これまでとはアプローチが違う曲・・・。 なんだか紫の煙が漂う雰囲気が・・・。
12. 1999
ライブでは、ちょっとひと休み的な雰囲気もありますが、演奏側は結構楽しい曲なのでは?? とも思う曲。
13. 歌うたい
TH eROCKERSというか陣内氏はこの曲を大切な曲と思っていたかもしれない!? と想像してしまう曲・・・。歌ものとして TH eROCKERSの中で上位にくる楽曲だと思います。 ちなみにイントロの展開は、私の好きなパターンです・・・。
14. Seven teen / フェナー先生
この曲の出だしで、ニューヨーク・ドールズ好きが・・・・。最高にイカしたロックンロール!! しかもメロディ形式というのも盛り上がる!!! ラストを飾るにふさわしい楽曲!!! メロディの良さも含めて私の好きなロックンロール!! という感じで大好きな曲。
TH eROCKERS「WHO TH eROCKERS」(1980年)でしたが、このアルバムはレンタルレコードで初めて聴いたのを憶えています!
TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出
TH eROCKERS がデビューした時は・・・まだ小学生だった。
多分・・・テレビで見た記憶もあるのだが・・・それがTH eROCKERSだったのか?
上から見ると、結構広いステージで、奥行きもあって・・・ステージ中央で縦横無尽に飛び回る派手なボーカリストが・・・そこには写っていた記憶が・・・・。
もちろん、当時はビデオなどもなく、その一瞬の記憶でしかないのだが・・・。
もしくは・・・
陣内孝則氏が俳優/タレントとして活動していた頃に、昔の陣内孝則氏の過去映像をテレビで観たのか????
今となっては、、、思いだせない・・・。
でも、このTH eROCKERS「WHO TH eROCKERS」は当時中学生のころ、住んでいた家の近所(徒歩5分から20分圏内)には複数のレンタルレコード店があり、レコードを借りてテープにダビングして聴いていました。
その頃は、とにかくいろいろな音楽を聴きたくて、洋楽・邦楽問わず・・・
そして、音的には、よりハードでヘヴィな感じのサウンドに惹かれていき、次第にダビングしたテープも聴かなくなるのですが・・・この頃、好きになった感じの楽曲やバンドなどは、その後、好きになるバンドやアーティストへの影響は少なからずあるのでしょう・・・。きっと。
そして、月日は流れ、1988年だったかな? 「WHO TH eROCKERS」もCD化され、購入しました。 やはり、カッコいいと思い、その他の「COME ON」、「SHAKIN'」も購入したんです・・・。
日本のロックバンド 特に70年代、80年代初期のバンド迄はコレクションしきれないのは、リアルタイムではなく、過去の後追いで聴く場合、洋楽中心になってしまっているからかもしれませんが・・・・。
それでも・・なぜか TH eROCKERS は 揃えてしまいました!
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あとがき
陣内孝則氏自らが監督となり、TH eROCKERS というバンドの自叙伝となる青春映画を制作しています!(2003年公開)
役者も結構凄いんです!! まぁ、青春映画なので、笑いや恋話、涙あり の内容になっていますが、ライブシーンなんかも結構カッコいい感じに・・・・
陣内ジャンプ!? と現役時代のステージング も 俳優:中村俊介氏が熱演!?
結構、面白いです!!