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マーク・ボランの遺作となってしまった作品。1977年リリースだが、当時はグラムロックムーヴメントも下降し、パンクムーヴメントが吹き荒れていた時期でした。自身のライブではダムドというパンクロックバンドを前座にしたり、自身のTVショウにもパンクロックバンドをいち早く出演させたり・・・していたんですよねぇ~。しかし、マークボランは1977年に交通事故により亡くなってしまった・・・。
こんな方におすすめ
- 1970年代のグラムロックムーヴメントに興味がある方
- 中毒性のあるマーク・ボランのボーカルスタイルを堪能したい方
- 唯一無二の個性的存在であるマーク・ボランの遺作を聴きたい方
- マーク・ボランもT.REXも知っているけど、代表作しか聴いたことがない方
- 夜中にちょっと現実から離れて妄想したい方
- こんな方におすすめ
- T.REX「Dandy In The Underworld(地下室のダンディ)」(1977年)
- 映像で楽しむ 「Dandy In The Underworld(地下室のダンディ)」
- あとがき
T.REX「Dandy In The Underworld(地下室のダンディ)」(1977年)
まずは、この曲からスタート 「Dandy In The Underworld」
アルバムタイトル曲です。
T.Rex - Dandy In The Underworld
アルバム「Dandy In The Underworld(地下室のダンディ)」あれこれ
このアルバムは、マーク・ボランのオリジナルアルバムとしては、遺作になってしまいました。
1977年当時、若きパンクロッカーたちを自身の音楽番組”MARC SHOW”というTV番組に早い時期から出演させたりしていたこともあって、若きパンクロッカーからはマーク・ボランの事をパンクのゴッドファーザーなんて呼ばれていたりしたんだって。
1970年代前半に起こったグラム・ロックムーヴメントの中でその存在を確立していたマーク・ボランでしたが、生前に以下のようなコメントを残しています。
”200年後にタンスの中から僕の”Jeepster”を見つけた時、ジョン・レノンやチャック・ベリーと同じように思ってくれたらうれしい”
それ以外にも
”僕は30歳になる前に血だらけになって死ぬだろう”・・・と
まさに、その言葉通りに彼は30歳になる直前、交通事故で大量の出血と脳挫傷により亡くなっている(その時には薬によって血管はボロボロだったそうだが・・。)
ちなみに彼は17歳に時に魔女に魔術をならったんだと・・・。魔術を習うとその代償というモノがあるらしいが・・・彼の発言(予言)どおり、誕生日の2週間前に起こった交通事故・・・。
私はリアルタイムでの彼の活動は知らない・・・。
しかし、中学生・高校生の頃、後追いでT.REXを聴き始めて好きになったんです。
なんだが、夢の世界へ連れて行ってくれる気がした楽曲を今でもたまに聴きながら、心を整えています。
このアルバム自体、彼の代表作とはいいがたいが、部屋の整理をしていたら、見つかったCDだったので・・・。
タンスの中からじゃなかったけど、引っ越し後、クローゼットにしまったままの段ボールから見つかったのだけどね。
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★☆
ノリノリ楽曲収録評価 :★★☆☆☆
キャッチー楽曲収録評価 :★★★☆☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価 :★★☆☆☆
イージーリスニング評価 :★★★☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★☆☆
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
視聴コーナー
収録曲へのコメント
1. Dandy In The Underworld
今聴いても、一気にマーク・ボランの世界に連れて行ってくれます! 歌が始まれば、もうそこは不思議な世界へと・・・。目を閉じて、ゆっくりと深呼吸しながら、ひと時の妄想でもしながら・・・。この曲好きです。
2. Crimson Moon
往年のヒット曲のような雰囲気もある楽曲ですね。
3. Universe
ゆらいだ感じの音がたまりません。ちょっと明るめな感じもいいですね。
4. I'm A Fool For You, Girl
この曲もちょっと明るい感じです。
5. I Love To Boogie
やはり、この手のブギーは楽しいですね。単純なんだろうけど、やはり好き。
6. Visions Of Domino
少し攻撃的な感じがいいですね。とはいっても音が激しいという感じではなくて、ストリングスとギターがそう思わせるんでしょうね。
7. Jason B. Sad
こちらも、一発でマーク・ボランってわかる感じの曲です。
8. Groove A Little
ほんの少しだけ、スピード感を味わいながら、まったりしたい曲。 ん?
9. The Soul Of My Suit
この曲もまったりしたいです曲です。ほんの少し宙に浮かんだ感じで!?
10. Hang-Ups
ほんの少し悪になった感じで、ぼーっとしたいです。ん??
11. Pain And Love
もう、ここまで来たら どんとこい! って感じのなんとも言えない曲です。
12. Teen Riot Structure
ラストはノリノリで行きましょう! 夢の世界へ一緒に…ポップな楽曲で現実世界へ少しずつ戻っていきましょう・・・。
久しぶりの T.REX「Dandy In The Underworld(地下室のダンディ)」でしたが、当時の印象と変わらず、マーク・ボランの世界を楽しめました。
映像で楽しむ 「Dandy In The Underworld(地下室のダンディ)」
TV出演時の映像ですね、
T Rex - I Love To Boogie HD
続いてはオフィシャルビデオです。
T.Rex - The Soul Of My Suit (Official Promo Video)」
あとがき
中学生時代に洋楽好きになり、中学生・高校生の頃、リアルタイム以外の音楽で、70年代のグラムロックってのにハマった時期がありましたね。
音楽的なジャンルというよりもファッション的な雰囲気もあったんでしょうが、グリッターと言われるようなポップなロックとか、ルックス的にはちょいと化粧して派手な感じの衣装をまとい・・・。
音楽的にはいろいろなスタイルだったが、一色単にされていた感じで、このバンドもグラムロックなの??と思うこともありましたね~。
しかし、それが良かったのかもしれませんね。当時の私にとっては・・・。
T.REXとの出会いもグラム・ロックって言葉から知ったバンドでしたから・・。
そうそう、マークボランのTVショウの最終回
1970年代前半からの旧友なのかな? 特別ゲストでデビッド・ボウイが出演したんですね。その時の映像があったので、ここに。
David Bowie & Marc Bolan - Marc Show 28.09.77.
今回は T.REX「Dandy In The Underworld(地下室のダンディ)」(1977年)アルバム・レビューでした。
それでは・・・またねぇ~。