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MICHAEL MONROE「NOT FAKIN' IT」(1989年)アルバム・レビュー【Collection#250】

 

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HANOI ROCKS 解散後、MICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)のソロアルバム第2弾。このアルバムはビルボードにもチャートインしたアルバム。この頃からMICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)の認知度もかなりアップしてきた感じでした。
アルバム発売後の1989年大晦日、1990年元旦には東京ドームでのライブもありましたねぇ~(まぁ、単独ではなく複数アーティストでのイベントですけどね)。

 

 

こんな方におすすめ

  • キケンな香りが漂うロックンロールバンドに浸ってみたい方
  • 80年代初期の伝説のバンド HANOI ROCKS に興味がある方
  • マイケル・モンローのルーツも知れる選曲に興味がある方
  • HANOI ROCKS 関連のアルバムはコレクターアイテムかもと思う方
  • 彼にとっての正直な気持ちのロックンロールを理解しようと思う方

 

 

MICHAEL MONROE「NOT FAKIN' IT」(1989年)

Not Fakin' It

Not Fakin' It

  • Michael Monroe
  • ハードロック
  • ¥1528

 

まずは、この曲からスタート「Dead, Jail Or Rock'N'Roll」 

アルバム 1曲目です。フルサイズで曲が楽しめます!

Dead, Jail Or Rock'N'Roll

 

アルバム「NOT FAKIN' IT」あれこれ

このアルバムは、MICHAEL MONROE(マイケル・モンロー)のソロ2作目になるアルバムでした。
ソロ1作目の『Nights Are So Long』に関しては、HANOI ROCKSが好きだった人が購入していた感じのどこかマニアックな雰囲気もあったんだけど、本作『NOT FAKIN' IT』はメジャーレーベルからのリリースということもあって、本人曰く、この『NOT FAKIN' IT』が実質的なソロ・デビュー作だと当時、語っていたような・・・。

もちろん、メジャーからのリリースなので、アメリカでの露出もかなりあり、セールス的にもそれなりに成功した作品だろうと思います。

まぁ、当初のライブバンドのメンバーに関しては、マイケルが望むメンバーだったかはどうかは、わかりませんが、ライブパフォーマンスを観る限り、HANOI時代よりも更にパワフルになったような感じでしたね。

今回も彼の好きなルーツとなっているバンドの楽曲をカバーしています!
更に、元HANOI ROCKS のナスティ・スーサイドも数曲、ギターで参加しているという嬉しい内容になっていました!

 


TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)

総合満足度             :★★★★★

ノリノリ楽曲収録評価        :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価       :★★★★☆
泣ける/落ち着く楽曲収録評価      :★★★☆☆
イージーリスニング評価       :★★☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価  :★★★★★

アーティストルックス        :★★★★★

※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。 
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。

また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。 

 

視聴コーナー 

 

収録曲へのコメント 

1. Dead, Jail Or Rock 'n' Roll

楽曲クレジットにリトル・スティーブンとナスティ・スーサイドの名前が!!!
かなり、力強く、攻めの姿勢が気持ちいいロックンロールナンバーです!


2. While You Were Looking At Me

リトル・スティーブンが楽曲提供した曲ですが、イイ感じでマイケルにあっていると思う曲でした! 結構好きです。


3. She's No Angel

前作『Nights Are So Long』にも収録されていましたが、こちらのテイクはよりタイトになった感じです。まぁ、他の曲とのバランスもあって、パワフルなサウンドが気持ちいい。カバー曲ですが、楽曲のクレジットにマイケルモンローとスティーヴ・ベイターズの名前が!!


4. All Night With The Lights On

ゆったりとした感じの楽曲ですが、結構、ギターがアームを使って唸るとこもありますが、このくらいならマイケルも納得できるんだろうね。綺麗な雰囲気もあって好きです。
 

5. Not Fakin' It

ナザレスの1973年の楽曲。マイケルも当時から好きだった曲との事。この曲でもギターは唸りますが、この位ならマイケルも問題なかったんだね。

 

6. Shakedown

マイケルとギタリスト:フィル・グランデによる共作。結構攻めてます!ハーモニカもかなり入っているのと、スピーカー右後方から聴こえるピアノも大活躍。更にコーラスもかなり入ってくるんだが、そこも好き。

 

7. Man With No Eyes

壮大な感じで綺麗な楽曲です。メロディラインやギターフレーズなども聴いていて気持ちがいい楽曲です。この曲も好きです。

 

8. Love Is Thicker Than Blood

マイケルの掛け声もイントロで聴ける! 途中から疾走感も出てくる!ノリノリのライブパフォーマンスになるんだろうなぁ~と思う曲です。

 

9. Smoke Screen

哀愁漂うイントロ・・・。メロディもどこか湿っていてますが、雰囲気ばっちり!

 

10. Thrill Me

ここまで、捨て曲ない感じきましたがラストの曲です。ちょっとお洒落な感じのバックの演奏です。メロディはマイケルらしい?感じです。この曲は好き嫌いが分かれそうだけど・・。フェードアウトして終わるのはラストとしてグッド。

 

久しぶりの MICHAEL MONROE「NOT FAKIN' IT」でしたが、最初に聴いた時はかなりハードロック寄りのサウンドにしたなぁ~と思っていましたが、今聴くとそうでもないかもしれない・・・と思いました!

 

 

映像やフルサイズ音源で楽しむ 「NIGHTS ARE SO LONG」

本当は、全曲載せたいのですが、それはマイケルのオフィシャルチャンネルで・・・。

Not Fakin' It - YouTube

 

まずはこれから!
ソロ1stにも収録されていた楽曲のライブ映像
She's No Angel (live 1989) 
Live at the Whisky A Go-Go Los Angeles, Dec. 14, 1989

 

こちらも上記と同じ Whisky A Go-Go でのライブ映像です
MICHAEL MONROE - While You Were Looking At Me (live 1989)

 

こちらはプロモの映像です
MICHAEL MONROE - Man With No Eyes

 

最後は東京ドームでのライブ映像から
MICHAEL MONROE "Not Fakin'It" (Nazareth Cover) Live At Tokyo Dome '88 '89

 

おっと、あとがきにも映像紹介いれましたので、最後じゃなかった。。。

 

あとがき

このアルバムもよく聴きました。当時は、マイケルの2ndアルバムがやっと発売された!って喜んでましたねぇ~。今回もカバー曲を収録しているんですが、びっくりしたのは音・・・。結構クリアな感じだけどかなりハードロック寄り・・・。

まぁ、そういうのも嫌いじゃないので問題なし!! なのだが・・・。
ちょっとだけ違和感もあったのも事実です・・・。

その後、ビリーアイドルでお馴染みだった、スティーヴ・スティーヴンスとバンド組んだんって?? という感じだったけど空中分解って感じだったなぁ~。
Jerusalem Slim って名前で・・・・。今回紹介のアルバム『NOT FAKIN' IT』の「NOT FAKIN' IT」って曲ですが、ビリー・アイドルでのスティーヴ・スティーヴンスのプレイから想像したら、しっくりハマりそうだったんですけどねぇ・・・。
それがねぇ~。(後程、少しだけこの話しますね。)

で、で、情報が錯そうしていたような時期に・・・。
1992年10月にマイケル来日!!1992年の来日公演は凄かった!!
なにがって?? 夢の競演と思ったほど、来日メンバーが凄かったんですよ!

なんとマイケル含めて元HANOI ROCKS が3名も同じステージに!!
ギターにナスティ・スーサイド、ベースにサム・ヤッファ!!
更にアルバム楽曲に貢献してくれたフィル・グランデももちろんギターでステージに!!そして、ドラムはジョーンジェット&ブラックハーツのトミー・プライス

いやー、メンバーが凄い!

それでは1992年の来日公演の模様をどうぞ!
Michael Monroe - She's no angel


Michael Monroe - Not Fakin' It (Live)

 

もっと楽しみたい方はこちらのロングバージョンを!
Michael Monroe - NHK Hall, Tokyo, Japan 1992

 

 

 

そうそう、このライブのあとだった記憶なんだけど、一応、Jerusalem Slim(1992年)は 日本独占発売(当初は・・・)されたんだよねぇ・・。

スティーヴ・スティーヴンスも嫌いじゃないし、ビリーアイドルとの組み合わせはカッコいい! でも Jerusalem Slimでのスティーヴ・スティーヴンスのプレイは『???』と思ってしまったんだよなぁ~。多分プロデューサーがマイケル・ワグナーって当時注目されていたヘヴィ・メタル系のバンドを手掛けていた人だからか?

後にマイケルはインタヴューでマイケル・ワグナーとスティーヴ・スティーヴンスの組み合わせが良くなかったと話していましたねぇ~。スティーヴ・スティーヴンスも結構弾きまくることも出来る人だったから・・・なおさら・・・。

しかも、スティーヴ・スティーヴンスはその後・・・。
あの! ヴィンス・ニールのソロ作品でギター弾いてたんだよねぇ~。
そうです。マイケルからしたら、旧友ラズルを交通事故死させてしまったあのヴィンス・ニールだからねぇ~・・・・。

というわけで、マイケルからしたら悪夢のエルサレム・スリムだったんだろうけど、このアルバムの事はまた今度!

 

ではそろそろ、ホントにラスト!

マイケル60歳記念ライブから・・・。
ここにはワイルドハーツのジンジャー、バックヤード・ベイビーズのドレゲンも参加しています!!
Michael Monroe 60th Birthday Bash - Dead, Jail Or Rock'N'Roll @ Helsinki 23.9.2022

 

今回は MICHAEL MONROE「NOT FAKIN' IT」(1989年)アルバム・レビューでした。

Not Fakin' It

Not Fakin' It

  • Michael Monroe
  • ハードロック
  • ¥1528

 

それでは・・・またねぇ~。