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日本のロック少女たちの黄色い声援とCHEAP TRICKが起こした軌跡!
アメリカで「武道館」を有名にした事実がここにある! 最強のライブ空間の一部を体感せよ!
こんな方におすすめ
・甘酸っぱい曲もある、ハードロックがお好きな方
・70年代のロック少女の熱狂ぶりを体感したい方
・少女漫画に出てきそうなロックバンドがお好きな方
・実は演奏力のある実力派アーティストのライブを体感したい方
・青春時代の想い出に浸ってみたい方
目次
- こんな方におすすめ
- TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
- 収録曲へのコメント
- CHEAP TRICK(チープ・トリック)について
- CHEAP TRICK(チープ・トリック)の音楽性
- TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
- あとがき
今回は、早々とアルバム評価に移ります!
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★★★
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★★
泣ける/落ち着く楽曲収録評価 :★☆☆☆☆
イージーリスニング評価 :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★★
アーティストルックス :★★★★☆
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
試聴コーナー
収録曲へのコメント
1.HALLO THERE
ALL RIGHT TOKYO!・・・とCheap Trick の紹介後、絶妙なイントロのギターがたまりません! もちろん、最初から黄色い声援は目立ちます! そしてドラムソロ的に連打を続けた後に2曲目に突入!!
2.COME ON , COME ON
ちょっと甘酸っぱいRobin Zander(ロビン・ザンダー)のヴォーカルに会場のロック少女は目をときめかせているに違いありません!? 左のスピーカーから聴こえるRick Nielsen(リック・ニールセン)のコーラスも、少しだみ声でカッコいい!!。たまに右のスピーカーからTom Petersson(トム・ピーターソン)の声も聞こえますよ!
3.LOOK OUT
ノリノリの楽曲!当時は新曲です! 1000の声を持つと言われたRobin Zander(ロビン・ザンダー)の魅力たっぷりに歌い上げます!。もちろん、Robin Zander(ロビン・ザンダー)もリズムギターでサウンドに厚みを加えてくれます。Rick Nielsen(リック・ニールセン)も何て言っているかわかりませんが、途中のコーラスで観客を煽ってるんでしょうかね? 聴きこむと楽しい! カッコいい曲です。
4.BIG EYES
Rick Nielsen(リック・ニールセン)のギターも暴れます! 力強い楽曲です! 結構クセになる楽曲ですよ!
5.NEED YOUR LOVE
曲タイトル(I NEED YOUR LOVE)を2度言うRobin Zander(ロビン・ザンダー)!。だって、新曲だもんねーーってか!?
そのRobin Zander(ロビン・ザンダー)が歌い出すと、魅せてくれます!さすが1000の声を持つと言われた男!
途中、Rick Nielsen(リック・ニールセン)のギターソロも魅力的、Tom Petersson(トム・ピーターソン)の見せ場も少なからずあって、観客を煽ってきます!
6.AIN'T THAT A SHAME
ドラムのBun E. Carlos(バーニー・カルロス)が引っ張ります! そして各楽器が観客を煽ります! そして始まるファッツ・ドミノのカバー曲。
7.I WANT YOU TO WANT ME(甘い罠)
なんとなく唐突に始まりますが、よーーく聴くと声援が手拍子に変わります。
そして、甘酸っぱいメロディに入り・・・そしてサビへと突入します!
最初は遠慮がちに聴こえる・・♬ Crying Crying Crying ・・・♬ も
しかし2度目のサビ以降は・・・
8.SURRENDER
タイトルが告げられると黄色い声援が! Cheap Trickポップサイドの代名詞?ともいえる名曲。左のスピーカーから聴こえるRick Nielsen(リック・ニールセン)のコーラスも絶好調。最初のコーラス時、勢い余って「Wow」とか言ってるように聴こえる。
9.GOODNIGHT NOW
ノリが良いい楽曲。途中、Robin Zander(ロビン・ザンダー)の声が途切れるところもありますが、ライブっぽくて好き。
10.CLOCK STRIKES TEN(今夜は帰さない)
ノリの良いロックナンバー!演奏終了後も手拍子と声援が止まない!!
余韻に浸りながら・・・
ライブアルバムとして、カッコイイ仕上がりになっていますよ!
at 武道館 20周年記念で発売された コンプリート盤(2CD)
1978年に発売されたat 武道館に収録されなかった楽曲も含め、コンサート完全収録ライブアルバム。20年の時を経て武道館でのミラクルを100%体感しよう!
at 武道館 30周年記念で発売された コンプリート盤+DVD
今回の記念盤には武道館公演の映像を15曲収録されたDVD付き!
CHEAP TRICK(チープ・トリック)について
ギター のRick Nielsen(リック・ニールセン)とベースのTom Petersson(トム・ピーターソン)は1969年にFUSEというバンドでメジャーデビューをしている。
1974年、二人がドラムのBun E. Carlos(バーニー・カルロス)と新しいバンドを結成する。それがCHEAP TRICK(チープ・トリック)である。
最後にヴォーカル:Robin Zander(ロビン・ザンダー)が前任ヴォーカリストが脱退後に加入し、世の知るCHEAP TRICKのメンバーが揃うことになる。
CHEAP TRICK デビュー時のメンバー
Vo:Robin Zander(ロビン・ザンダー)
G : Rick Nielsen(リック・ニールセン)
Ba:Tom Petersson(トム・ピーターソン)
Ds:Bun E. Carlos(バーニー・カルロス)
1977年、1stアルバム「Cheap Trick」発表
LPレコードの表記が面白い。通常、A面、B面表記なのに、サイド1、サイドAという表記になっている。
1977年、2ndアルバム「In Color (蒼ざめたハイウェイ)」発表
私が初めて、Cheap Trick のアルバムを購入したアルバム。
シングル「I WANT YOU TO WANT ME(甘い罠)」とともに日本で人気が高まる。
1978年、3rdアルバム「Heaven Tonight(天国の罠)」発表
日本では、前作「In Color (蒼ざめたハイウェイ)」以上にヒットする。
そして、伝説の初来日公演へと・・・。
昨年デビューしたばかりのバンドの武道館って!? 洋楽の興行元といえば、「ウドー」、「キョードー東京」だったけど、新興勢力「音楽舎」が興行元となっていましたね。賭けにでもでたのでしょうか? この「音楽舎」の決断でその後のミラクルが起こると思うと・・・。 しかし「音楽舎」はその後・・・(この話は別のところでしよう)
蓋をあけたら・・・チケットは完売!
もちろん、音楽雑誌「MUSIC LIFE」とかの記事も、当時のロック少女たちへの訴求に一役買っていたと思います。
KISS、AEROSMITH、QUEEN の3大海外アーティストブームのあとでしたからね。
記事が出始めたのは・・・。
アルバム自体は、結構、日本で売れていたこともあるし、チケットの売れ行きも良かったということもあり、ライヴ イン ジャパンのライブアルバム収録を日本のCBSソニー/Epicソニーは企画したんでしょうね。
で、アメリカのCBSに打診したら、「日本のみのリリース」でOKになったようだ。
そして、
初来日時は、空港到着時にはロック少女たちの盛大なお出迎え・・・。その後ホテルまでのカーチェイス。ホテルについてもそれはそれは、凄い人だかりだったって。
そして、1978年4月28日 武道館ライブ! (4月30日にも武道館やってます)
1978年、ライブアルバム「Cheap Trick at BUDOKAN」日本のみの販売
日本のファン向けに日本CBSソニーから発売!
1979年、「Cheap Trick at BUDOKAN」アメリカでも発売。
逆輸入盤でありながら、ラジオ局でガンガン流れ、流行に敏感な若者を中心に逆輸入盤なので高価だったにも関わらず売れていた!。
そのことをCBS側が知り、慌てて!? 宣伝素材を作り、ラジオ局等に配り、本国でもリリースされることとなった!
1979年、4thアルバム「Dream Police」発表
アメリカ本国での「Cheap Trick at BUDOKAN」リリースに伴い、収録済みだったこのアルバムの発売延期後、79年に発売されたが、アメリカの評論家たちから、「古い」と酷評もうけることになる。
1980年、5thアルバム「All Shook Up」発表
このアルバムを最後に、ベースのTom Petersson(トム・ピーターソン)が脱退する。
このアルバムに伴う、ツアーには新しいベーシストを従えて決行。
ツアー終了後にベース交代し活動を再始動するが・・・
この続きは、別の機会に掲載します。
CHEAP TRICK(チープ・トリック)の音楽性
基本的にはハードロック寄りのロックンロールバンドです。
ポップな作曲センスも沢山持っています。
そして、当時、年間250本くらいはライブをこなす、ライブバンドです。
トム・ワーマンがプロデュースを担当した「In Color (蒼ざめたハイウェイ)」に関して、Rick Nielsen(リック・ニールセン)は、アルバムの出来に少し不満があったようです。
その理由が・・・「軽い音作り」だったから。
もっとヘヴィーな感じにしたかったんでしょうか!?
結構、好きですけどね・・「In Color (蒼ざめたハイウェイ)」の音。
「Cheap Trick at BUDOKAN」に収録されている、10曲はヴォーカルのRobin Zander(ロビン・ザンダー)曰く、セットリストの19曲のうち、「Cheap Trick のポップサイド」を集めたもの。との事。日本人好みの選曲にまとめたようだが、バンドの全体像としては偏った形でしかないと・・。結果的には正しい選択だったとも言ってます。
更に、日本公演でのセットリストに関しての裏話としては、
Cheap Trick が地元アメリカでのライブでデビュー前から 「I WANT YOU TO WANT ME(甘い罠)」を演奏していたこともあり、1stアルバムの時もレコーディングしたものの、なかなか満足する出来にはならず、アルバム未収録となった。
あらためて、2ndアルバムに収録する際にプロデューサーのトム・ワーマンがホンキートンクピアノを使って飾り立ててみたものを収録してはいるし、シングルにもなったが・・・。
本国アメリカでヒットはせず・・・ライブのセットリストからも除かれていた。
しかし、日本では好意的に受け入れられており、来日コンサートのセットリストに最後の最後に付け加えられたとのこと。
この決断が・・・ミラクルを生む!
アルバム収録されているRobin Zander(ロビン・ザンダー)が歌ったサビの部分でディレイ/エコー処理された ♬ Crying Crying Crying ・・・♬ を そこにいた観客の大合唱によって再現されてしまうんです! 鳥肌モノのライブテイクです!
1978年 武道館での「I WANT YOU TO WANT ME(甘い罠)」
TOMOZY(トモジー)のアルバムにまつわる個人的な想い出
たしか高校1年生の頃だったと思うが、BON JOVIのコンサートが中野サンプラザであったんです。
チケット持ってなかったけど、近所だったので、学校帰りに会場に行ってみたら、チケットを譲ってくれたロック姉さん達がいました。
開演前、閉演後にロック談義に花が咲いた時、CheapTrick の話題もありましたね。
ちょうど、「IN COLOR」は中古屋さんでLPレコードを購入したてで、聴いたばかりだったので、話題についていけた!? と思いますが・・・。どうだったんだろう?
ロック姉さん達の「香水の甘い香り」は思春期の淡い想い出でもあります。
で、「at BUDOKAN」のアルバムは、CD発売されてから聴きましたね。
この「CHEAP TRICK at BUDOKAN」と「IN COLOR」を聴くと
ロック姉さん達の「香水の甘い香り」を想い出します。。。
その時出合った、ロック姉さん達は、今でもロック聴いてるんでしょうかねぇ?
きっと聴いている事でしょう。
CheapTrick に関する過去の時期はこちら
あとがき
既に「Cheap Trick at BUDOKAN」って、2018年に40周年を迎えているんですよね。
ラジオで聴いたことはあったと思いますが、意識して、70年代のCheap Trick は体感してないんですけどね。「Cheap Trick at BUDOKAN」はライブアルバムの中で一番好きなアルバムです。
月日の流れるのは早い! と感じてしまいます!
これからも私自身の音楽コレクションを中心に「コレ 懐かしい!」、「コレ いいじゃん!」と思うものをランダムに紹介していかないと・・・と思う、今日この頃です。