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RED'S解散!と発表がされた後に発売された、初期 RED WARRIORS のラストアルバム。これまでのロックンロール3部作とは異なるアプローチで戸惑ったファンも多いだろう。このアルバムは、RED'SによるRED'Sとファンと平和の奴隷たちのために創られたアルバムであり、革命であり、ロックのお葬式である・・・。
こんな方におすすめ
- シアトリカルな雰囲気のコンセプトアルバムがお好きな方
- グラマラスなロックンロールに魅せらた事のある方
- 伝説好きなロックファンの方
- 当時、このアルバムを聴いて???と感じて、聴かなくなった方
- 三国義貴さんがキーボード演奏してるって!と聴いてピンと来た方
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目次
- こんな方におすすめ
- アルバム「SWINGIN' DAZE」 について
- TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
- 収録曲へのコメント
- アルバム「SWINGIN' DAZE」発売、30周年記念企画
- TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出
- あとがき
アルバム「SWINGIN' DAZE」 について
当時のライナーノーツにRED'Sからのメッセージが記載されている。
For Your Pleasure
みんな平和の奴隷だ。
上から下までデタラメとニセモノだらけの経済大国ジャパン。
受験のレールで踊らされ、落ちこぼれても踊らされ、死ぬまであくせく働いて、手に入れるのはウサギ小屋と狼にもおとるセコイ快楽。
みんな平和ボケの奴隷だ!一生、本当の快楽も知らずにくたばるのかい?デタラメの現実なんて無視しろよ。
イカサマ野郎のつくったルールなんてぶちこわせ。
SWINGIN' DAZE は 君をそそのかす悪魔のささやき。
SWINGIN' DAZE は 脳髄をぶっ飛ばす快楽のドーパミン。
SWINGIN' DAZE は 愛するロックのお葬式。
さぁ、欲望のドアをあけて、世界の果てまで行っちまえ!
RED WARRIORS
何気に、強気なメッセージは、これまでのRED'Sと同様な感じなのだが、
ストレートなロックンロールアルバムではない。
シアトリカルなイメージを意識したのだろう。
その演劇的なイメージを持たせるために、上記のライナーノーツに記載したのだろう。
当時、このメッセージに対して、どうしても「???」となったもんだ。
しかし・・・「SWINGIN' DAZE は・・・」のくだりは、そう来たか!って思いましたけどね。。。
そもそも、RED'Sのラストアルバムであることも脳裏にありながら、当時のRED'Sファンはこのアルバムを聴くことになるんだから・・。
欲望のドアを開けて、革命起こして、最後にゃ、愛するロックのお葬式!
何気に、聴きこむと 1曲、1曲、味わい深い感じでカッコイイんですよ。
いろいろと感じたままの映像を勝手に想像して、このアルバムは楽しんでしまいましょう。
想像した映像の答え合わせ(?)は・・・「SWINGIN' DAZE」発売から30年を記念して2019年に行われたLIVEで明かされるのであった!!!
RED WARRIORS のメンバー
Vo:YUTAKA "DIAMOND-YUKAI" TADOKORO(田所 豊)
G:TAKEHIKO ”SHAKE" KOGURE(木暮 武彦)
Ba:KIYOSHI OGAWA(小川 清史)
Ds:TATSUYA "COMMA" KONUMA(小沼 達也 )
RED WARRIORS(レッド・ウォーリアーズ)。
愛称として RED'S(レッズ)とも呼ばれている。
それから、今回のアルバム「SWINGIN' DAZE」のキーボードは三国義貴さん。
私の好きなロックンロールバンドには必ずと言っていいほど、LIVE時のゲストプレイヤーで三国義貴さんが関わってたりして・・・。
TOMOZY(トモジー)のアルバム評価(MAX ★5)
総合満足度 :★★★★★
ノリノリ楽曲収録評価 :★★★☆☆
キャッチー楽曲収録評価 :★★★★☆
泣ける楽曲収録評価 :★★★☆☆
イージーリスニング評価 :☆☆☆☆☆
ライブパフォーマンス脳内想像評価 :★★★★☆
アーティストルックス :★★★★★
※ROCK/POPSが 好きな私の個人的評価です。
脳内LVEパフォーマンス想像評価が高ければ、イージーリスニング評価は低くなる傾向になります。
また、アーティストルックスは雑誌やWEB、LIVEなどで観た 見た目に対して、個人的趣向を思いっきり反映させています。
試聴コーナー
以下の試聴には20thアニバーサリーのボーナストラックが3曲追加されています。
再生しながら、記事の続きをお楽しみください。。。
収録曲へのコメント
1.欲望のドア
ピアノと歌のみで始まる。イントロダクションとしては趣があります。そしてちょっと激しいロックサウンドへ変わりオープニング!! RED'Sのシアトリカルなアルバムの幕開けです。
2.Dance Macabre
場面は変わり、WOWを多用したギタープレイが冴えわたるシャケ。歌が始まれば、ロックンロール。だがしかし、いつもとはちょいとスタンスが異なる。迷い込んだ妙な世界を堪能しましょう。
3.Sunday Sunshine
管楽器の音色がダイナミックに鳴り響き、日曜日の太陽に救われた・・・。
どうもグラム色も見え隠れする名曲。そして昨日と明日・・・時間は繰り返される!?名曲です!
4.Sister
この曲も名曲なんだよ。昼下がりに寝ぼけながら・・・白昼夢!? やはりシャケの津作曲はすごい! カズーも活躍する名曲です。バックコーラスも厚く素敵なメロディです。
5.鏡の前のメリー・アン
イントロでゾクゾクします!ミドルテンポのロックンロール。迷い込んだ子羊? あくまでもクールに、大人の雰囲気で最後まで・・・。
6.Sweet Red Flower
ノリはこれまでのRED'Sのアルバムに入っていても違和感ないかもしれませんが、歌詞の内容、言葉の選び方は異なりますが、結構いい感じのロックンロールです。
7.灰と蜃気楼
とても綺麗な曲です。切なく哀しい。すべてを引き裂かれてゆくように終わりを告げる・・・。名曲です。最高!!
8.90's Revolution
この曲は、これまでのRED'Sのアルバムに入っていても違和感ない楽曲。しかし、歌詞がどうしても、これまでとはちょっと違うかな。この曲は、このアルバムの中でのクライマックス。核となる楽曲であることは間違いない。
9.Golden Days
ラストを飾るのは、やはりスローなナンバー。 ヴォーカルメロディは聴かせるタイプ。これで本当にRED'S のラスト!と想いながら聴くと・・・「ありがとう RED'S!」とでも言いたくなる。幕が下りる瞬間を堪能しよう。。 聴き終わると、それほど悲しさは湧き上がっては来ませんが、余韻に浸ってください・・・・。
アルバム「SWINGIN' DAZE」発売、30周年記念企画
当時、この「SWINGIN' DAZE」発表後のLIVEは、解散ありきの公演のため、これまでのRED'S作品からの選曲になっていたため、この「SWINGIN' DAZE」の世界観オンリーでLIVE表現をすることはなかったが・・・・。
アルバム「SWINGIN' DAZE」発売、30周年を記念して、
2019年6月、恵比寿リキッド・ルーム公演
実験的にライブを開催しています。
その名も「“SWINGIN’ DAZE” 21st Century & The Greatest Hits」
当時、表現しきれなかった「SWINGIN' DAZE」の世界観をライブで披露!!
この日のライブ映像は発売されていないのですが、ライブアルバムとして、発売されました!
そのアルバムタイトルは「SWINGIN' DAZE 21st Century」
コロムビアミュージックエンタテインメントからの発売です!
トレイラー映像がありましたので、紹介します。
まずは、ライブアルバムで「SWINGIN' DAZE 21st Century」の世界を堪能しよう
更に、ライブハウス公演の後、
ホールでの「SWINGIN' DAZE 21st Century」も開催されましたね!!
2019年10月 舞浜アンフィシアター公演
第1部はホール仕様スケールアップ版「Swingin‘n Daze」の再現ライブ!
第2部はファン投票による曲で構成するGreatest Hitsライブ。
半円形ステージを駆使したパフォーマンスとサイケデリックなライトショーでお送りする「SWINGIN’ DAZE」は 見応え十分!
こちらはなんと!!! ライブ映像がDVD/Blu-rayで発売されましたよ!!!
「SWINGIN’ DAZE 21st Century & The Greatest Hits Live at MAIHAMA Amphitheater」は徳間ジャパンからの発売!!!
こちらもトレイラー映像がありましたので紹介します!
「SWINGIN' DAZE」の世界はやはり、DVD/Blu-ray映像で堪能するのが良いかもしれません!半円形のステージ、サイケデリックな照明のライトショー、メンバーの衣装やメイクも 「SWINGIN' DAZE」の世界のひとつでしかない・・。
そして・・・・
You Tube のダイアモンドユカイ チャンネルでは、
【DIAMOND YUKAIからのメッセージ】として、
「今だから語る RED WARRIORSと俺」 というインタビュー&「SWINGIN' DAZE 21st Century」についてももちろん語っています!(ライブ映像も時折入ります)
Red'sファンも、ユカイファンも、そうでない方も・・・
解散前に制作された「SWINGIN' DAZE」。
30年の時を経て、表現したかった完成版がここに誕生!!
2019年 SWINGIN’ DAZE 21st Century 時点のメンバー
Vo:YUTAKA "DIAMOND-YUKAI" TADOKORO(田所 豊)
G:TAKEHIKO ”SHAKE" KOGURE(木暮 武彦)
Ba:KIYOSHI OGAWA(小川 清史)
ゲストプレイヤー
Ds:JOE(from:44MAGNUM)
Key:三国義貴
TOMOZY(トモジー)の個人的なアルバムにまつわる想い出
既に解散が決まっていた後に発売された「SWINGIN' DAZE」で、どんなアルバムなのか? という期待と不安が入り混じったまま購入したのを憶えています。
1曲目からエグイ表現も入った歌詞が印象的でしたが、解散というキーワードがあるため、神妙な面持ちでアルバムを聴いた記憶です。
賛否両論あったかと思いますが、概ね、私の周りでは高評価。
これまでのワイルドなロックンロールのRED'Sとは異なるRED'Sと出会えたようだったし、楽曲的には、この手の感じもWELCOMEな趣向だったこともあって。
80年代もこれで終わり・・・って感覚もあったかな。
90年以降はRED'Sのいないロックシーンなのだが、他にもカッコイイ、ロックバンドがいましたから、何とかRED'Sロスにはならなかったのかもしれませんね。
RED'Sは青春時代の想い出のバンドの一つでした。
あとがき
日本のロックバンドも海外バンドに負けず劣らず!カッコイイ!!
青春時代に夢中になったアーティストって、月日が経っても、楽曲を聴くと、カッコいい!と素直に思えるし、当時の事も想い出したりもしますよね??
そういえば、ギターのシャケは今年2020年に還暦だよ。
ほとんど、練習しなかった シャケのギタープレイ・・・・。
これから、練習してみても良いのかな??
RED'S(レッズ)の代表曲が24曲も載っているスコアブックがあります!
スコアでも、RED'S(レッズ)を楽しんでみませんか?
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
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